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 乃馬土遺跡の竪穴式住居のモデルルームの展示場です。将来、こんなお家を構えるのもどうでしょう?私は旅館に寝泊まりしているので結構です。
 夏は涼しく、冬も涼しいといった大きな利点があります。大きな地震が来たときも自然に倒れ、建て直しも貴方様の努力次第で一日で可能です。
 唯一点の欠点は火の力に非常に弱いということです。どの一家の主様にも言えることですが、くれぐれも放火魔には気をつけて下さい。眠る前に一通り瓦葺きの住居の素材に水などで霧吹きをしておくと良いでしょう。むしろ、それを習慣化して下さい。

 一見すると金閣寺のように見えますが、完璧に違います。貴方様の負けです。
 こちらは乃馬土名物の「金の閣寺」です。
 金箔を貼っているように見せかけて、ホビーカラー(GOLD)を当時のお坊さんが吹き付けたそうです。約500本使ったそうです。それなりに建設費用はかかっているようです。
 ちなみに中は、おもちゃ博物館です。

 8:00〜17:00 入場料105円(税抜き)


 初めて来られた方の八割中八割が、東京の六本木の某スポットの某ヒルズと勘違いなされる程、乃馬土に不釣合いな「乃馬土ヒルズ」です。
 東京の某有名ヒルズと違い、閑古鳥が鳴き止みません。なにせテナントが一軒も入っていません。
 去年建てられましたが、入りたいというテナントが一軒も現れず、乃馬土ヒルズ開発プロジェクトのメンバーがドムドムバーガーに土下座して請願したのは記憶に新しいところです。しかしながら結局、断られたそうです。
 今では獣たちが勝手に住みつき、狸の子供たちが走りまわる姿なども見られ、別の意味で新たな癒しスポットとなっているようです。ツチノコが発見されたのもこのビルです。ツチノコを発見したら一番に私にご一報下さい。私の手柄にします。
 私も乃馬土温泉の経営が大きく当たれば、別館をこのビルの中にOPENさせたいと思っています。


 こんにちはです。ここ乃馬土地方の観光スポットを紹介させて頂きます。初めて乃馬土に来られた方なら驚かれるかもしれませんが、一部を除き、ここ乃馬土は見渡す限りの田園風景が広がり、ちょっと足を運べば、鬱そうたる杉や欅の森の中に、鳥の声、虫の声が、高槻管弦フィルハーモニーのごとくこだま致します。バブル期にも、この世に存在しない土地として黙認され、開発されることもなく、未だに日本の故里を醸し出していました。ずっとそう在り続けるものだと思っていました。

 去年は、ハリウッド映画「ラストサムライ リターンズ」のロケ地にも選ばれました。主人公の阿部サダヲを一目観ようと 、全国から多くの観光客がこの乃馬土に集まりましたが、観光客慣れしていない私達は、てっきり戦争が始まったものと勘違いしたものです。私も愛用のショットガンM-31を手に構え、もう少しで観光客の頭をふっ飛ばすところでした。鹿で良かったと、しみじみ思います。

 それからの開発は著しく、孤高の塔の「乃馬土ヒルズ」、嘘丁稚上げの遺跡「乃馬土遺跡」、普通の民家を二段乗せてスプレーしただけの「金の閣寺」など観光地を造り上げましたが、時は既に遅く、「ラストサムライ リターンズ」の撮影も終わり、観光客も乃馬土から離れ、異様な建物がただっ広い田園風景に建っているという不思議な光景のみが残りました。維持費を払い続けるのは、とてもじゃないですけど国の力無しでは無理です。

 私もその時の観光客を狙って、温泉を掘り、旅館を始めましたが、何もかもが遅かったと後悔の念に駆られています。白昼夢の結果が乃馬土に残っています。





乃馬土温泉

北海道 野蔑幕無郡
乃馬土村 乃馬土字××-×
コーポ青髭の館209号室
TEL.XXXX-XX-XX○∀
FAX.XXXX-XX-XX○X
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