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あんた一体なんなんだ?
   



スネオヘアーとふかわりょうは血がつながってないですよね?








 それはどうでもいいんです。


 世の中にはアーティストといった方々がいるわけで、そんな方々をピックアップしたり、掘り起こしたり、上げたり下げたりする雑誌も多数存在致します。

 ・「歌がうまい」
 ・「作る曲が素晴らしい」
 ・「どの角度から見ても美しい」
 ・「新曲の度に顔が変わる」
 ・「裏声か?かすれか?」
 ・「カリスマ性がある」
 ・「赤子の夜泣きが止まる」
 ・「どうも気になる」
 ・「サングラスを取らないのは何故?」
 ・「とても大きい」
 ・「タンクトップが似合ってる」
 ・「あれこれリスペクトという名の盗作しすぎ」
 ・「大きな口で唄う」
 ・「傷口がすぐ治る」
 ・「カラオケのように上手い」
 ・「実は教員免許を持っている」
 ・「実はチャンコ鍋屋を経営している」
 ・「人前が嫌い」
 ・「歌詞ほど強きじゃない」
 ・「パラダイスなんてこの世にない」
 ・「外人にビクつかない」
 ・「メンバーをすぐ首にする」
 ・「チャゲって本名?」
 ・「旦那にしたい」
 ・「嫁にしたい」
 ・「捜索願いが出てた」
・「あれは鼻毛か?ヒゲか?」



 何はともあれ人々から興味を魅き、人気を得たアーティストの周りには一大マーケットが生まれます。
 雑誌もそのメディアの一つ、人気のアーティストが掲載された雑誌はそこそこ売れるはず、でも人気アーティストばかり載せてるわけじゃない。これからの日本のJ−POPをかっさらうかもしれない若手も、少ないページで掲載されていたりするんだな、これが。
 インディーズから上がったばっかりだったり、大手の事務所の力で知らない顔同士で組まれたバンドだったり、地方のカラオケ選手権勝ち抜きあげてデビューまでこじつけた人だったり、ばったりきっかりスカウトされてトントンとデビューした人だったり、屈折10年やっとメジャーデビューした人々だったり、その他新人もろもろ。

 いつ何時、この人達が化けるかわかりません。『シングル二枚目で大ヒット!!ノンタイアップで!!有線からじわじわと!!甲子園の入場行進で使用決定!!カラオケチャート1位!!着メロダウンロード1位!!子供の鼻歌1位!!脅威の新人!!』
 そんなことが無いとも言い切れない。


 そんな新人さんたち、もしくは売り上げが、ちと思わしくない方々は、とりあえず掲載されるページは少ないもんです。しかしながら編集さんの愛情か、人気がまだ無いなりに雑誌の中の極限られたページの中で、少しでも読者の興味を惹き付けるように素敵な文書(推薦文に近し)が書かかれています。
 そんな中で気付いたのが、ページめくって、一番最初に飛び込む大き目の一文。人気のないアーティストのページは読まれないかもしれない、飛ばされるかもしれない、だがしかし、各新人アーティストのページにて、そんな飛ばしページ捲りを止めるがごとく、一文でアーティストを語っている強烈なのが大き目の太い書体で書かれていたりします。


***字が大きい***




 たとえば、


「ジョン・レノンの次は俺しかいないと思ってたんだ。」


 とか



「沖縄から世界に私の歌声を轟かせたかったの・・・。」


 なんての。
 上の二文は私が作りましたが、そんな感じのコピーをだいたい分かってもらえたでしょうか?興味を引かせようとする考えはいいさ、一文でどんな人かを表してくれるのもいいさ、そうだね、まるで不動産屋の引き物・・・



「この広さで家賃2万円!共益費込み!駅気持ち近し!」


 みたいな文でもいいさ、ビデオレンタル屋の・・・



「今週の店長のおすすめ一押しビデオ!回転率高し!」


 みたいなコピーでもいいさ、でも少し恥ずかしい。「なんだかねぇ・・・」って気持ちをこちらに滲ませてくれる。
 基本的にインタビューの中から抜粋&拡大されていますが、アーティストとして一般人の一線を越えたと思われる方々は何を言っても、いや書かれてもOKなのかしら?

 だって、アーティストだから?

 さて、そんな超越した、本当に雑誌に載ってた文を家にあった音楽雑誌からここにランダムに抜粋をば致します。

 元・そこらの兄ちゃんや姉ちゃんたちがアーティストになると口走ります。
 それは、それは、親族でなくても恥ずかしい・・・・・・。





 ・「俺、不幸を呼んじゃうんです」
 ・「自転車しか乗れない僕らはポニーライダー」
 ・「ベースを持つだけで、梶原一騎になれる」
 ・「探してる音が鍵盤の上に無いの」
 ・「想いがダイナマイトなクラスに達してる」
 ・「過去の自分が成仏していないような気分がするんです」
 ・「死と虫に憑かれて」
 ・「『出来上がりすぎてんだよお前ら』とか散々言われて来ました」
 ・「死んでからでも遅くはない」
 ・「もう迷わない。もう怖くないよ」
 ・「ポッキーつってもメンズポッキーだよ」
 ・「胸キュン度数は無茶苦茶高いです」
 ・「僕は僕のことがわからない」
 ・「女は答えをすでに知っている」
 ・「毎朝のポージングは欠かせない」
 ・「『おえーっ』て出した先がお星様や虹だったりして」
 ・「もう完全にフヌケでした。アル中!」
 ・「辛いことに対する感覚のほうが敏感になってくる」
 ・「死んだふりとかようやってましたね」
 ・「ずっと新しい正解を出したかったんです」
 ・「僕、もやしっこだったんです」
 ・「犯行声明にしようと思った」
 ・「暗闇での力を信じればいい」
 ・「今までずっと躁鬱を背負い続けてきました」
 ・「いろんな人格出て来る。多重人格っぽいと思います」
 ・「失敗したら板前やりますよ、僕夢は板前ですから」
 ・「だから僕ら一緒に風呂に入れますからね」
 ・「そんなダメなボクチン、それはもうないですね」
 ・「病気、病気と言わないで」
 ・「もうちょっと生きてみようかなって」
 ・「星に触った!ああ、昇天!!」
 ・「東京にライブしに来て渋谷の駅で鼻血出して大阪帰ったことあるけど」



***志は自由ですから***




 文章だけ追うと、「大丈夫?一人で帰れる?」と声をかけてしまいそうになります。

 取り様によっては声をかけるのも怖い。
 近寄りがたい、近所にいたら目を合わしたくない。

 お悩み相談室で、すっとんきょんな相談を持ち掛ける困ったちゃんと、同高レベルのすっとんきょんな答えを打ち出す常識外れた学者や評論家のセリフ集みたいだけど、そうじゃない。
 プレッシャーですか?やっぱり売れなきゃってプレッシャーが彼らをここまで追い詰めてるの?
 商業音楽は戦いなりーですか?
 ヘッドフォンの音量がでか過ぎた?
 周りにまともな人がいなかったの?
 文章に人間性が表れますが、上記に並べたセリフを吐けるのは、なかなか精神的に追い詰められたアウトローもしくは、悪い薬が流行っているに違いない。

 末期じゃん!

 やっぱり違いますな、アーティストは。出ない、そんなセリフ出ない。
 まず、セリフを使う場所が無い。




 たとえば、学校でテストの後に友人に聞かれて・・・

 「今日の試験の手ごたえはどうだった?」
 「んー、もうフヌケでした。完全なアル中。死んだふりとかようやってましたね。僕は僕のことがわからない。」

 誰も分からない。






 それとか会社の面接にて・・・

 「で、どういった理由で当社を選んだのかね?」
 「死んでからでも遅くはない。想いがダイナマイトなクラスに達してる。失敗したら板前やりますよ、僕夢は板前ですから。」

 まず面接まで行かないよ。






  こんな組み合わせの使い方も・・・

 「もう迷わない。もう怖くないよ。だから僕ら一緒に風呂に入れますからね。」

 裸でお宝見せ合いですか?操はあきらめたんですか?お宝狙い合いでも始めたんですか?







 これでもいいな・・・

 「死と虫に憑かれて毎朝のポージングは欠かせない。」
 「死と虫に憑かれて死んだふりとかようやってましたね」
 「死と虫に憑かれて俺、不幸を呼んじゃうんです」
 「死と虫に憑かれていろんな人格出て来る。多重人格っぽいと思います」
 「死と虫に憑かれてポッキーつってもメンズポッキーだよ」

 小学生の国語の問題に ”『死と虫に憑かれて』を使って文章を作りなさい” なんて出ないだろうね。





 こんなアーティストの皆さんもオリコンチャートの上位に食い込めば、皆さんから注がれる見解も違ってきます。

「前々から、可哀相だったもんねぇ、お父さんは飲んだくれで・・・」



「前々から、何かすると思ってたんだよ、逆境にも負けずにあの子は・・・」

ぐらいにはなるだろう。
 そうなれば、おもいっきり変なこと口走っても、売れてるアーティストは言うことも違うなぁってなことで、下手すれば間違って尊敬する若い子達なんか出てくるかもしれない。


 ・「東京ディ●ニーランドを本当に東京に移転しようよ」
 ・「U●J?サンリ●ピューロランドと何が違うの?」
 ・「巣鴨?ババアゾーンに改名しろ」
 ・「俳優業にも興味あります・・・・・・インドで」
 ・「俺、次、グーとパー以外出す」
 ・「カラオケから俺の歌を消してくれ」
 ・「俺のCD買うな」
 ・「俺、献血好き」
 ・「本名?本籍はロスです」
 ・「本名?まずは14代前までのご先祖様の話からだな」
 ・「本名?菅直人です」
 ・「本名?田代まさしです」
 ・「本名?将軍さまに怒られるから」
 ・「本名?ジョーカーさ」
 ・「睡眠?無駄です」
 ・「大麻?買う?」
 ・「盗作?守護霊が一緒だっただけ」
 ・「時間?生まれたときから止まったまんまだよ」
 ・「明日?明後日のことを考えるよ」
 ・「印税?全部水道代で消える、プールの」
 ・「脱税?好きな国に金を払いたいだけさ、俺王国に」
 ・「解散?俺with仲良しバンドだから」
 ・「脱退?俺with仲良しバンドだから!」
 ・「恋人?コブラ」
・「縫うぞ」


   いつまでも熱を上げてくれる人達を離さないように自転車漕いで、曲をヒットさせていかねばならないミュージシャン、自分が作りたい曲よりもカラオケで歌いやすそうな曲を書かねばならぬミュージシャン、歌詞になんか意味を深く込めて書けないミュージシャン、米国みたいに2・3年のスタンスでアルバム出してたら忘れられてしまう日本のミュージシャン、応援してます。
 これかもみんなを縦ノリさせてね。




 縦ノリで思い出したけど大阪ドームの周辺のマンションって、ロックコンサートのある夜とか揺れるらしいですね、マジで、まさに地面を揺るがすって感じだけど、周辺の人達は人気アーティストに来て欲しくないだろうね。

 あんまり被害が大きくなると、会場を貸している大阪ドーム側もアーティストサイドに

 「ノラさないで、揺れるから。苦情来てるし。」
 「ノルなら、みんなで肩組んで横揺れにして、キャンプファイヤーか、ちょっと感情入り過ぎの同窓会で校歌唄うみたいに。」
 「もう、とにかく人気あるのは分かったから、歌わないで!」



 無茶だけどね。

 大阪ドームは本来、野球使用目的のためだけに毛頭造ってないはすだから、多少のドンチャン騒ぎには対応出来るはずなんだけど・・・。

 これで人気アーティスト誘致出来なければ、ますます負債が増えることだろう。
 ただでさえ、大阪の足を引っ張ってるドームなのに。

 しかしなんだ、何万人がみんなで、ぴょんぴょん飛べば、マンション揺るがすことも出来るんだね、数って凄いなぁ。
 ニュースで振動のデータ出てたんだけど、数の威力で何万人で
「揺れてない、気のせい。」って言えば、そっちが事実になるかも。

 何万人をみんなトランス状態で、ぴょんぴょんさせれるアーティストってやっぱ凄いなぁ。
 頑張ってんだろうなぁ。



 「失敗したら板前やりますよ、僕夢は板前ですから」


 板前じゃぁ、何万人ぴょんぴょんは無理だ。
 数人の客に
 「白身の裏が赤身じゃないか!?」と言わせるくらいだ。







じゃあ、また!



 
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