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地震とTUNAMIと火事と喧嘩は江戸の華 |
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2005 09/22 | |
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私だけじゃないはずだ、最近自然災害に対する防災意識のふんどしが引き締まりつつある。
やけに地震が来るわ、どでかい台風は来るわと地球が「ちょっとごめんなさいね。」と、中から上からと騒がしくてたまらない。
もうみんなが凄く迷惑・困惑・アホな小学生だけがワクワク。自然の猛威の前では私たちの命はとても脆く儚い。
でもこなくそ、んなくそ、どんとこしょと生きていたい。守りたいものもあれば、なんなら守られたいし、負けるもんかと立ち向かいたい。家系図も「あんたの代で、ハイここまでよ。」というのも出来るものなら避けたい。
生き残っているからこそ広がる可能性と夢があるってなものよ。
というわけで、いざというときに手に持って逃げたのは、かぼちゃの炊いたんが入った鍋のみということがないように、普段から自然災害について勉強しようとあるところに出向いた。 まずは敵を知ってこそいざというときの行動の幅も広がるはず。
***四谷の消防署***
四谷三丁目駅から徒歩0分の四谷消防署こと、消防博物館にてこの夏の期間限定の特別展として開かれた「地震とTSUNAMI展」に行ってきた。ちなみに「TSUNAMI」は「津波」の英語表記です。
早速近づいてみたらこんな歓迎。
***見上げてごらんとのこと***
なんだかビルにいきなりフランクに話しかけられてしまった感じ。そして言われるがまま上を見上げてみると。
***何か書かれてる***
***北海道南西沖地震の津波:29m!!***
もう一回引きの画像を。
***高い!!!!***
ビルに入る前からこんな有無を言わせぬ圧迫感を与えてくれた。これは北海道南西沖地震の際に起きた津波の高さを表しておられるようだけど、「ごらん!」発言の後にこの現実味離れした高さはないでしょう。今私が住んでいるマンションなんか裕に飲まれてしまう。例え百億の王子様のキッスでもこれを食い止めることは出来ないだろう。いやー、これが襲って来た日にはもう一瞬でいろんなこと諦めてしまいそうだ。「ゴム、ゴムボート!」とかそんな暇無いし、圧倒的な自然の力の前に怯んでしまって体が動かないだろう。
にしてもビル全体を使って教えてくれるのね。入る前から津波の怖さは分かったよ。
ではと館内に入り受付にて首からかけるPASSを受け取り、「地震とTSUNAMI展」が開かれている6階の企画展示室・映像室へとエレベーターで一気に向かう。
***「ギュッ」って感じ***
そんなに広くない会場に、地震とTSUNAMIのことを詰め込んでみましたといった圧縮具合。当たり前と言えばそうなんだけど右も左も真ん前も災害一直線。では勉強させてもらおう。
まずはその隠し切れない存在感でいきなり目に入ったのは、防災アニメ「稲むらの火」。
***本体でかすぎ*** ***世紀末風景***
モニターの割にはそれを包んでいる箱が、業務用冷蔵庫並みの大きさの赤い箱といった不思議なディスプレイになっている。その中で「防災アニメ」と称して永遠リピートで迫力満点のアニメが流れていた。赤い箱が火を煽る。
ある年代の人にとっては教科書にも載っていたらしい「稲むらの火」、私は未見。要約した内容はこちらへ。もっと詳しく知りたければこちらへ。ちなみに紙芝居も展示してある。
***「えらい所からダウンロード化」***
お子様の情操教育にも一役買いそうだし、ここは一発ダウンロードを。こういった話は最近の子だと食いつき悪そうだけど、そこはナレーションのお父さんの力量の見せ所ということで、適度なところで「はい、ジャンカジャンカジャンカジャンカ!」を入れておいて下さい。それやっとけば、5分ぐらいはお子様の集中力ももつはずです。
続きましては地震・津波災害年表と地震に関する古文書、かわら版、錦絵などが展示されている。
***平成だけでもこの量***
壁一面を江戸から平成までの地震名、マグニチュード、死者・行方不明、津波の高さまでが掲載された地震・津波災害年表が覆っている。これ見る限り否定のしようがないくらい地震大国日本。 その日本の地震の歴史の中で一番被災者が出てしまった地震は、やはり大正12年の「関東大地震」となる。その被災者14万2千人以上、全壊建物12万8千棟、全焼建物44万7千棟の大災害、マグニチュードの大きさもさることながら、山崩れ・崖崩れも数多く発生し、また地震発生後数分から数十分のうちに大津波が相模湾岸と伊豆諸島に押しよせてしまった。不運なことにみんなが火を使っている日中の時間帯に地震が起きてしまったし、消化技術も今のほどのものも無かった。それに木造建築が多かったせいもあり、大火災で焼死された方も多々。また台風崩れの低気圧による強い南風によって、多数の火災竜巻が起きたのも被害を大きなものにしたようだ。もう本当にこれ以上ないってくらいに、あっちこっちこてんぱんで悲惨極まる歴史的な大地震と大津波。
でもいくら日本が昔から地震が多いったって慣れることはないし、ましてや好きになんか到底なれない。地震自体は「全長10kmです。でも打ち込むトンカチがありません。」なんて、どんなに大きな釘を持ってしても止めることは出来ないけれども、地震被害ならこれから食い止める対処はいくらでも出来るはずだ。今回も脅かされてばっかりもくやしいのでここに来てるようなものだしと、ふんぬ!と一人鼻息荒く。
さてさらにさらに昔の日本の地震の様子など、ハイビジョンハンディカムや、手の平に隠れてしまうようなデジカメなんて無かった時代は、やはり古文書、かわら版、錦絵で知るしかないというわけで、
***会場のライトの反射がひどくてよく見えないね、働かせイマジン***
ちょっと会場のライトの反射で見え憎いけど、この有様よく見ておけと言わんばかりに後世に記録を残してくれてます。宇宙船地球号に生きるって自然災害との戦いなんだね、でも人間って叩れても叩かれてもそこから復興して這い上がれる動物なんだから今がある。しかも叩かれれば叩かれるほどより自然災害に対して強くなる。でも自然の力にはどう頑張っても適わないし、それに何かが起きてからじゃないとなかなか行政は動いてくんない。だから自分レベルでまずは日頃から防災対策をね。
にしても見ていけば行くほど奴がいる。
誰がいる?
誰を呼ぶ?→ゴーストバスターズじゃなくて、なまずがいる。
***よってたかって*** ***袋叩き***
「鯰絵」と称されるそれは、日本に生を受けたものなら誰でも聞いたことがある「地中のなまずが地震を起こす」といった昔の信仰からによるもの。もちろん「地震は全てこいつのせい!」とされてるので、絵の中のなまずはしばかれたり、縛られたり、袋叩きにあってたり、物を投げつけられたり、いっそのこと料理としてさばいた方が早いんじゃないですか?と問いたくなるほど。
今の世のほど情報が少なかった時代とはいえ、チェリーボーイズの崇拝する「女の子=天使」説よりもひどいですな。自然への恐怖心の吐き口として吊るし上げられたんだろうけど、「知る」って想像力を絶ってしまうのね。
また鯰絵には「要石」というどでかい石で地底に潜む大なまずを押さえる構図のものもあり、地震が起きるのを防ぐという俗信も込められている。「もうイヤ!何とかして!」って願望そのものかもね。
***要石と書かれてる*** ***同じく要石***
でもみんながなまずをボッロクソのメッタクソにしている鯰絵ばかりじゃなくて、なまずに優しくしているものも数点ある。
動物愛好とかじゃなくて、ある限られた職業の方々が己の利益のためになまず優遇。
それは誰かと尋ねたら、
***行くな*** ***いてくれ***
大工!
地震の後の復興で儲けた大工さんたちが、やれなまず帰るなと言ったり、なまずが怪我したら医者を呼んであげたりと、そりゃないぜ棟梁と言いたくなるものが数点。
他のみんなからすればとっとと帰れと言いたくなるところ。
そして我が足は会場真ん中にある一般家庭になんか絶対置かれていない不思議な機械へと。
***ハイテクマッシーン***
「あっ、こんなところでも万博!」と思わせるそれは、津波発生メカニズム装置と呼ばれるものでお値段据え置き1980円なわけもなく非売品。
紐を引っ張りと波が起き、真ん中のガラスドームのところに下から頭を突っ込むと、起きた波を顔でバッチコイ出来る仕掛けとなっている。もちろん濡れないからご安心を。
にしても水が・・・、水が金魚を放置プレイで飼い続けた水槽のごとく濁りきっている。
まあ、さっそくやってみよう。
***目線ライン***
う〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん。
***「まあ、いろんな人がかがむからね・・・
」***
にんともかんとも、まだまだこの装置の威力はこんなもんじゃない。装置後部の側面に付けられたハンドルを回すと擬似海洋プレートを動かすことが出来て、それに伴い大陸プレートをガタンゴトンとな地震を起こすことが出来るのだ。まず地震を知るには地震を起こす側になってみることと、地震発生メカニズム装置と書かれたそれ。つまりこのハイテクマッシーンは小規模な津波と地震を起こしてみることが出来る一粒で二度おいしいマシンなのだ。 どう見ても思いっきりアナログっぽいけど、そんなことはないのだ。
早速我がハンドリングさばきをこのマシンに。
***プレート同士のストレス***
う〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん。
***「四谷の交通状況は・・・」***
さて!気を取り直して次に。
待ってましたとばかりに「どうしておきるの?地震編」と「津波編」のコーナーが。全くもってその名の通り分かりやすいイラストでどうして地震と津波が起きるのかが説明されている。
なんだか社会科の見学に来たような気分だ。
***地震と津波のなぜなぜな〜ぜ***
皆さんご存知の通り地球の表面は、プレートと呼ばれる厚さ数10kmの岩盤で覆われている。10数枚ものプレートが集まって地球の全表面を包んでおり、これまたやっかいなことにそのそれぞれが違う方向に年間数cmの速さで移動している。そのためプレート同士で押したり引いたりする力が働く、つまりプレート同士でストレスが生まれて「もう我慢ならん!おらこっち行く!」と己が好きな動きに戻したりしたときの巨大な力が地震を引き起こす。人間同士も一緒だね、社会生活で普段から我慢しているものが爆発してしまう人がいるけどアレです。周りの人、地球規模で言えば上に住んでいる私たちはたまったものじゃない。かといってプレートに「まあ一杯やりや。」とも出来ないしね。
地震には、そのプレート同士のひずみによって起きる「プレート境界型」と、内陸にある活断層の地面の裂け目が動いて起こる「活断層型」の二通りがある。
それに伴い、海底で「プレート境界型」が起きた際に海底が持ち上がったり、沈み込んだりすることで津波が起きる。震源地が近い場合は秒速200mの速さで進むこともあり、とてもじゃないけどスーパーカブじゃあ逃げ切れない。
困った宇宙船地球号だ。でもプレートの動きとか考えると地球っていうのも生き物みたいだ。所詮地球上に生きるものは地球に寄生しているということか。
そのコーナーの横には、震源での地震エネルギーの大きさを示す「マグニチュードと震度階級」表が貼られていた。
***七段階***
特筆したいところは、
***震度5強ほどになると多くの墓石が倒れます***
***震度6弱ほどになると開かなるドアが多くなります***
墓石の方はまだ別に管理してないのでそれは置いといて、普段から大きめの地震が来た際は玄関のドアを開けるようにはしている。というのも今住んでいるマンションが古いので、地震によって変にマンション自体がねじれてしまってドアが開かなくなってしまったら、一人兵糧攻めということになってしまうからだ。
ところで知らなかったんだけど、「震度0」って言うのもあるんだね。人間は揺れを感じないけど地震計にはしっかり記録されるといった程度らしい。どちらにしても私たちの足元のもっと深くで何かしらは常に動いていることには変わりない。
後はちょっと見せてくれるものが次々と展示してあった。どれどれ見せてみれドレミ。
***背丈比べ再び***
本当にここは自らのビルを引き合いに出して津波との背丈比べが好きだね。おかげでとても分かりやすい。にしてもスマトラ沖地震のときの津波は高すぎる。この45mもある消防博物館さえ丸呑み、これじゃあ中規模の都市のビルなんかも全て丸呑みじゃないか。こんな怪獣みたいなものを目の前にしたらもう成す術無しだよ。哺乳類としてDNAに刻まれたかつて海の生物だった記憶を呼び起こすしかない。「あっエラ呼吸出来るんだった。海に帰らなきゃ。」と。
もう抵抗なんて全て無駄。ともかく大きめの地震が来たら海の周辺行ちゃあ駄目よ。あと嵐の日に海に行って釣りしてる人と、やたらに屋根を修理してる人がいるけど家でおとなしくしてなさい。
いざってときには自分の身を守るのは自分しかいないし、自然の力には到底敵わないんだから家でテレビで台風状況を見てなさい。でも「竜巻の向きを変えたことがある。」って人は好き勝手しなさい。
***ワッショイ***
江戸時代に火消しが屋根の上で振っていたあれだね。ここまで取り壊して火の広がりを食い止めるっぺって、アピールする火消しの各組のシンボル的な纏が展示されている。
なにがどう間違っているのか、私の目が汚れているのか、この纏の上部がモナーの顔に見えてしまう。∩(゚Д`,,)
***中越地震の負傷者*** ***しっちゃかめっちゃか***
他には被災者のデータ、防災器具の紹介など。地震の際に下敷きになるのを防ぐための転倒防止器具のいろいろを見てると、ともかく壁に引っ付けろと、ネジで穴あけてもいいから壁と一体化させろとのこと。賃貸マンションだとそこら辺を躊躇してしまうよね、出る際の敷金の問題とかで。まあ命あってのものだけど。
でもどうしても壁に穴を空けるのはちょっとという人のために配置の工夫なども展示してあった。ともかく誰が見ても倒れて来たら下敷きだなという下で就寝するな、ドアが開かなくなるような箇所にタンス置くなと当たり前のこと。犬小屋みたいな日本の住宅事情、いろいろ事情はあると思うけど、倒れてきたタンスでドアが開けられないって・・・、もうそこまでの人だよ。
負傷者もやはりその四割が70歳以上のお年寄り、また二割弱が60歳以上、つまり足して60歳以上で半数を超えてしまうことになる。お年寄り国家への歯止めが利かない日本、出生率も下がる一方の日本、地域の防災対策みたいな番組見てもお年寄りがお年寄りの世話をするような現状になってる。国としてはあまり明るい未来が待っているようにも思えない。今に電車なんか女性専用車両ならぬ、一車両まるまるお年寄り車両なんか出来る日が来るに違いない。全部シルバーシート、ため息ものだね。
***「大地震」***
また別室では防災ビデオと称して、「大地震 -生き残るための必見マニュアル-」というものが流れていた。近い将来に大地震は起きるのか、専門家による地震情報、防災用品の備え方などを放映してくれていたみたいだが、42分間という放映時間の表記を見たら自分の中で何かが挫折した。まだ誰かが見ていてくれたらと思ったけど、誰もいなかったし。
さて、これで「地震とTSUNAMI展」は終わりです。でも当に気付いてる方もいると思うけど、さっきから津波と大きさを比べているようなこの消防博物館のビル。この展示室は6階に当たるんだけど、ならばそこから下は?という話になるべな。
そうです、「地震とTSUNAMI展」は期間限定だけど、消防博物館自体は5階から3階まで年中ウエルカム体制となっているのだ。消防のことを知りたければ、そこがバッチコイなのだ。
しかしそれぞれの階を全てこと細かくレポートすると数ページに及んでしまうのでそこは割愛。ちなみに2階は消防署の事務所になっているので行くと「何しに来たん?」と言われる羽目になります。
でもなんなんで、簡単にご紹介します。
5階は江戸時代の消防の誕生と、火消したちの活躍を紹介。
4階は明治から昭和にかけての消防の発展を。
3階は現代の消防を、と上から階を降りていくと共に消防の歴史を追うようになっている。
じゃあ本当に簡単に消防の歴史をカウントダウン!!
***48組の纏一覧*** ***THE江戸の町並ジオラマ***
***大正時代の火災専用電話番・・・*** ***ポスター怖いよ***
***実用的に使えるのか疑問なマシン*** ***萌え(燃え)アニメやってます***
***私的に大好きな匂いがする*** ***こいつらが町に来るようなら終わり***
***どこぞの万博みたい*** ***でも中は8ビット以下のゲーム***
どうですか、かなりはしょっちゃいましたけど時代を追って消防の歴史が分かりましたか?・・・・・無理ですよね、分かってます。東京メトロ丸の内線「四谷3丁目駅」2番出口直結なんで四谷消防署の消防博物館まで行って下さい。さすれば全てが分かります。入場無料なんで愚図るお子さんを連れて行くにはもってこいだと思います。
ちなみに5階から屋上に出ることが可能でそこに何があるかというと、違法建築な人間の住居として可能な物置・・・では無くて、
***赤いヘリコプター***
昭和63年まで現役で活躍したという消防ヘリコプター「かもめ」が炎天下のもとに展示されており、ご自由に操縦席に乗ることが出来る。乗らいでかと操縦席に乗ってみたものの、太陽光を避けるわけでもなく鎮座されているため、ほどよくどころか徹底的に内部は暑くなっておりサウナ状態であった。
***松本零士が描きそうな計器***
これが飛び上がってイカロスのように太陽に近づくなんて考えられない。ともかく非常に暑い。外側だけじゃなくて内部まで赤いんじゃないかなと思うほど。
またヘリコプターなら1階にも現役引退組の「ちどり」が展示してあり、乗れないけど赤さと涼しさなら負けてない。
地下1階では大正から昭和初期にかけて活躍したクラシック消防カー6台が展示してある。乗れるのも一台だけあった。
写真を撮ってもらったのだが、知らぬ内にエセ・消防士になった喜びが顔や態度に溢れ返っていてしまっていたのでイラストよりも写真でどうぞ。
***「出番か?出番か?振るか?」***
その気になればフルセットで貸してくれます。別に火消しの時代のものだけじゃないんで、現代の消防士の格好も出来るのでご安心を。ただしクーラーが利いてる館内とは言え、その暑苦しさは消防士への尊敬の念が高まって止みません。熱さから守るために暑い格好をするってなんだかシュールだね。
あまり世の中の流れ的にはヒットしない消防士のコスプレは置いていおいて、地下鉄と直結してる地下から出口へと。遊園地のアトラクション、美術館等、どんな施設に共通するけど当然ここでも締めとして土産売り場というものが存在している。
ここで消防庁と警察庁が熱い抱擁を交わし、ピーポ君グッズが大量に売られていたらそのあざとさに大笑いなんだが、ピーポの影は確認出来ず。
やはりというか、そりゃそうだろといった防災グッズの数々が販売されていた。
***100%SOかもね、確実に変態かもね***
上の写真は、毛布数枚分の暖かさというアルミックシートいうものをマネキンが羽織っているのだ。別にやなせたかし氏の有名キャラのお面は関係ない、その上の東京消防庁マスコット「キュータ」の折り紙のお面も関係ない。そして改めて言うけど、ここはコスプレ館ではない。
にしてもその衣装のテカリ具合、そのまま大き目のアルミホイルを纏っている人とも取れる。災害時など、いざというとき目立つことには間違いないが、普段着としては町内の総スカンを食らってしまうことだろう。もしくは石ころ帽子と同じ役割を果たす。
他に特筆すべきは防災グッズのそのネーミングセンス。
***ねつタンちゃん*** ***けむタンちゃん***
***煙まもるくん*** ***熱まもるくん***
どこのどちらさん?と問いたくなるようなネーミングセンス、親しみ安さを狙っての上でこの商品名か。でもその商品の本当の名前は七文字熟語のお堅い奴。「住宅火災警報器」だものね。掃除機とは大違い。
でもこのニュアンス好きだな、同じセンスで言えば掃除機なんか「すいとるくん」、「埃ずきくん」、「塵たべちゃん」、「床なめとるぞう」と、なるんだろう。
このゆるいネーミングだと、怪しい機械もなんだか許されてしまいそう。
例えば「盗聴器」も、「話きくぞう」、「盗みぎきちゃん」、「筒もれくん」、「そんざいひたかくしくん」、「何もかもしってるくん」と、許されそうな感じがする。・・・しないか?
さて6階から間一つ抜けて地下1階まで通して、地震・津波そして消防の歴史について一通り学ぶことが出来た。いざというとき知識が無いのとあるのとじゃ大違いだ、自然災害の脅威については分かったがその後の対策には勉強すべきところがまだまだあるな。
でも来れるものなら来てみろなんて大風呂敷広げて大声は出せない。だってどう考えたって出来るだけ来てほしくもらいたくない来訪者なんだもの。世の中勝てる喧嘩とどう頑張ろうと勝てない喧嘩がある、自然の猛威は明らかに後者だ。しかしいつかいつの日か突然来ないとも言えないので、その日のために準備をしておこう。水と好きなお菓子を詰め合わせておいてもいいから、リュックの一つでもベッドから手の届くところに、後は靴の一つでも。いくら好きでもタピオカココナッツなんてのは入れるなよ、開けるときに飛び出すから。
うなぎ屋なら秘伝のタレを小分けにして。
何がなんでも生き残るんだって意識を常に持っておきたい。自分が生き残ってこそ助けれる他の命があるかもしれないじゃない?物はどんなに無くなっても代わりが利くけど、一つ一つのその命だけは一つ切りしかない。その一つが無くなれば、そのために泣く人は倍の倍の倍。出来たら誰も泣かしたくないし泣きたくもない。せっかく「手」を持っているなら多くの人に差し伸べたいし、準備があってこそ伸ばせる「手」も増えるというもの。これ以上大事な人は無くしたくない。
それとタンスが倒れてドアが開かないなんてのだけは避けたいところ。
まあ普段から蹴破りやすい材質のドアに変えておくかだ。
もしくはドアを引き戸に改造しちゃえ。
ちなみに消防博物館の全ての階のトイレはもちろんこうなっております。
***こんな波が来ないことを願ってバサラ!***
じゃあ、また!
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