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 タイトル  first update
こけし屋で朝食を 2006 05/18
   

一般的に「こけし屋」と聞くと、「あら?こけしって言ったら、あのこけしでしょ?ブキッチョ面のようで、どこか愛嬌のある顔が憎めないのよね。絶対普段積極的に買い求めたりはしないけどね。」といった、あのこけし。
かといって別に伝工芸品専門店に行って、右も左もなんなら机の引き出しの中までこけしを堪能したあげく、お気に入りのマイこけしを買い求めたわけじゃない。

店の名前が「こけし屋」と言うのだ。

そんな可愛らしい名前のフレンチレストランが毎月第二日曜日だけ朝市と称して、朝から肉やパンや肉やオムレツや肉やコロッケやピザやマグロ漬け丼、やっぱり肉などデリカを連なるテントの元、お外のこけし屋駐車場敷地内でお手軽・お気楽に提供してくれる。 朝も早くから焼いたり切ったりと料理してくれるコックさんたちに感謝。またそれが青空の下で開放的に開かれているというから申し分ない。
その場で出来立ての料理に朝の陽の光を浴びつつ舌鼓を打つ。なんならアルコールも売っている。朝からこれでいいのかと思われる方もおられるかもしれないが、楽しい行事から一日を始めるとその日一日丸まるが「いい日」気分でいられるので、これでいいのだ。

ともかく朝から開放的にお手軽フレンチデリカをあれこれ食っちゃえ食っちゃえ、といった朝市だ。



とある第二日曜の早朝にわざわざ電車を乗り継いで朝ごはんを食べにむかうことにした。たかが朝ごはんを食べるために、ある程度の遠出を苦とも思わないって、名古屋のモーニング文化のようだ。それだけのものが「こけし屋」の朝市にはあると、こぼれんばかりの期待を胸に抱いて最寄駅まで辿り着いたのは八時過ぎのこと。

そこから徒歩一分という距離にその会場はあった。こんな時間からフレンチレストランが開いているのかと思いだろうが、朝市と名がつくだけあってしっかりと開かれていた。しかもそのなかなかの盛況ぶりったら・・・。


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***"朝もや"などではなく肉を焼く"煙"です***



お気楽極楽と食べようとした心のベクトルを少し変更せねばならぬのかと、不安を抱えつつ敷地内入り。セルフサービススタイルで各テントを回って食べ物を得る仕組みらしい。フレンチデリカの縁日といった感じだろうか?どうやらある種の食べ物ごとに列が分けられているようで、あれやこれや食べようと思うと、あっそれその列、いやいやこっちの列と、列を渡り(並び)歩かねばならぬよう。
そして表に設置されたテーブルたちは全て既にご近所さんで占拠済み。早朝パーティーさえ始まっているご様子。

少しなめてかかっていたな。


「食べられません!勝つまでは!」を自分自身への訓示こと、心の金字塔として供え、列に参戦。


テントも料理の系統も数箇所に分けられ、持ち帰り可能なパン、パスタやカレー、キッシュ・ピザパイ、スープ・フライ物、ピラフ・コロッケ、そしてバーベキューよろしく肉(ラムチョップ)焼いてまっせのコーナー等に分けられる。その分だけいくつもの列が作られており、長い闘いになるであろうことを容易に予想させてくれる。
持ち帰り用の魚介類や野菜などの売店もあるが、さすがにそこには誰も並んではいなかったということを書き足しておく。

こちらは来るやいなや食事をスタートする予定満々だったので、宿便意外は隙間風空いた腹を抱えたままだ。腹は減っておれど、普通の屋台の集まりの如く、花を行き渡る蝶のようにお気軽に渡り歩くということは出来そうにない。受験生のよう志望校を絞るが如く列を決めてかからないと、結局南極何も手に入らないことにもなりかねない。内申書を片手に「お前だと肉の列は無理だな・・・」と渋い顔で担任教師に言われかねないのだ。どんなエリート家庭教師を雇おうとも、全種食べてみるなんて人海戦術でも使わないと無理だな。


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***全てはおいしく腹を満たすため***


とりあえず主食(?)とばかりにキッシュ・ピザパイの列に並んでみる。並んでみるも列はなかなか動かないわ、陽は照るわ、パーティしてる人たちはいるわ、お腹は空いてるわと美味を得るまで道のりは人間性を試される試練の道でもあった。腿にプラスティックのフォークを刺したい気分にかられる。


列に並びつつテントの縁にぶら下げられたメニューを再確認。全メニューとも小銭数枚の屋台プライスで提供中。後で店内に置かれていた通常時のメニューを見て驚いたのだが、当然と言えば当然、普段ならそんな屋台プライスでは到底食べれないのだ。かき集めた小銭をポケット一杯に詰め込んで行っても無理かもしれない。
それをこの朝市だけ、みんなで和気あいあいと食べましょうと「こけし屋」さんは頑張ってくれている。守るべき自然、守るべき絶滅危惧種、守るべき「こいけ屋」朝市。
だからこそこんな日曜の早朝から炊き出しの如く皆さん集まっているのだ。

「♪牛丼一筋300年〜♪早いの、美味いの、やっすいの〜♪」・・・牛丼はない。


待つだけ待ったら来るべく順番は私の番になり、ピザパイとキッシュ二種類を頼む。目の前では白く高い帽子をかぶったコックさんたちがこれでもかと忙しそうに動いている。まるで何かに追われているかのようだ。きっと長蛇の列のプレッシャーをひしひしと感じておられることだろう。でもにこやかさは忘れていない。手際よく料理を作り上げて行く素敵なコックさんたちだ。
ピザパイはちょうど奥から焼きたての物が鉄板に乗ったまま表れ、これまた手際よく裁断化されていく。そして皿に盛る様子をじっと眺めていたのだが、もんじゃ焼の如く端にパリパリの薄皮みたいな状態のものが出来ており、「捨てるかな?」と思っていたら、そこもちゃんと切ってから上に乗せてくれた。そういうところは見逃さない、美味しいところを知っているというか、いい仕事しておられる。


  
***職人の技が光る***                  ***サクサク音がする***


さて右手にピザ、左手にキッシュ。でも屋外のテーブルは既に占拠済みの各々小宴会模様。このまま二皿抱えていてわ、食べれもしないまま時間が経つのみ、気が付けばお昼ということもないとは言えない。ちなみにこの朝市は11時までだ。
今後ろから蹴られたら無抵抗のまま前面に倒れて顔面強打だろう。鼻血は出してもピザとキッシュは死守する。

でもご安心。ちゃんと屋外だけでは受け入れる客のキャパシティーなんて当に超えているのをご承知のようだ。ちゃんと店内に持ち込んで食事が出来るようになっており、それらを抱えて空いているテーブル探しの旅。
なんとか空きテーブルを確保して、これからはそこを拠点に活動をして行くことにする。幾度か往復してこのテーブルを埋めて行くしかあるまい。ともかくパン類を置いてから、目指すは次の列。朝からデリカ腹いっぱい三昧にはまだ遠いようだ。

遠いぞ、遠いぞ、朝ごはんが遠いぞ。



続きまして、やはり肉だろうという妄想国際会議の結果、炭火焼ラムチョップの列の最後尾に並ぶことにした。これはバーベキューよろしくコックさんがマンツーマンで網の上でジュージューしており、さすがにテントの下だと煙るわ、一酸化炭素も籠もるのでテントの下ではない。どこかコックさん連れのリッチなキャンプのような雰囲気がする。


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***かなりエキサイティングBBQ***


国民の九割が肉好き国家だけあって、さすがにこの列で並ぶのは性根が必要とされる。「ここが我慢のしどき、ここが我慢のしどき・・・」とピンチをチャンスに変えるべく心の中で呪文を復唱しつつ、ひたすら待つ。ただ待つ。待つしか手がないのだ。この先にあるのは出来上がって綺麗に梱包までされた温泉まんじゅうなどではない。今ここで焼いているために、肉が焼けなければ列が短くなることもない。焼きたての肉を得るためにはそれなりの忍耐も必要とされるのだ。
肉好き国家の元では断食道場が流行る。しかしこのときは断食しに来たわけでは断じてない。出されたものをむさぼり食いに来たのだ。でも気分は断食中のような気分だった。
と、そんな中でその列が並んでいる横に持ち帰り用のパン販売のカウンターも設置されており、「このパンにちょっと手を出せばいいのでは?ほら、今見てないし・・・」と心の中のサタン豊作が耳元で囁いてくる。しかしどっこい同じカウンターでは、キーコーヒーの無料試飲コーナーも並んでおり、腹の隙間を埋めるべく無料コーヒーを紙コップに一杯頂く。でも漂ってくるのはおもいっきり焼かれている肉のいい匂い。まるで肉の匂いのするコーヒーを飲んでいるかのようだ。頑張れカフェイン。

待つという行為はその先の結果を求めてのこと。そしてその結果が当方にも♪ヒア カム ザ サン ルルルル♪と訪れてラムチョップを注文する。たくましい父親像の象徴のようなコックさん(白高帽なし)が、レンガで組まれた網の上で肉を焼く。なにか野性的な絵の中で、その顔はとても煙たそうだ。つまみ食いもしたいところだろう。
ここで並列するみんなを無視して、一人で己がために朴訥とした顔で焼いちゃあ食っちゃあを繰り返せば、日本の核家族が無くしてしまった権威主義的な父親像の復活だ。


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***ただの子供っぽい大人という面も・・・***



小銭と引き換えに肉をもらい、またもやテーブルに引き返す。なんだか遠出しては餌を巣に持って帰る親鳥のような気分だな。腹を空かしたヒナ鳥ならぬ、テーブルが隙間を空かしているのでまたもや戦場に引き返す。


続きまして、カレー・スパゲッティの列に並ぶがこれまた行列のできる法律相談所状態。きっとみんなの相談は「腹が減った」か、「列の効率化」だろう。

ここで思わぬ嬉しいハプニング。
カレー・スパゲッティの混合列かと思ったら、実はスパゲッティには誰も並んでいなかったのだ。
というか正確にはカレーとスパゲッティの列が別々だと誰も気付いていなかった。後から来たお客さんだって、ただそこにあった列に並んでいるだけだし、会場には列を整理するお店側のスタッフなんて誰もいない。セルフサービスの会場なのだから、サーブをするウェイトレスさんたちがいるわけでなし、いるのは焼く・切る・蒸す・料理の手渡しのカウンターのコックさんたちだけ。お客さんたちは各自自己判断で列を作り、日本人らしい整列をしているだけなのだ。
スパゲッティを作っていた女性のコックさんのちょっぴり告発的な大声の発言により、誰もスパゲッティには並んでいなかったことが判明。もうこれは告白と捕らえても間違いではない。皆カレー・スパゲッティの列が一緒だと判断していた間違いに気付く。列すら出来ていなかったのだ。


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***衝撃発言***


まるで卒業して数年してから、「あの頃好きだったの・・・」と告白されたようなものだ。

「今は三歳になる子がいるの」とまで言われたわけじゃない。思い出にするには早過ぎるさ、まだ間に合う!というか今初めて火蓋が切られたのだ!!猫まっぷたつ・・・・・じゃなかった、猫まっしぐら!こういうのはスタートダッシュが鍵だな。カレーの列を抜け、スパゲッティ売り場に一番乗り。並ばないで料理がゲット出来たことがどんなに嬉しいか。朝から何をやっているんだという疑問も持たずに、スパゲッティが手元にあることをただただ喜ぶばかり。どこか先祖返りでもしてしまってる感も否めない。
少しこ踊り気分でテーブルまでに戻ろうと思ったが、ここの朝市に来てからこのスパディティを手にしてる段階まで既に結構な時間が経過していた。ほんの数点の料理を手に入れるには明らかにかかり過ぎ。これが普通の飲食店ならどんだけ手間暇かけて出してる店なんだという話だ。老舗の鰻屋か? ほんとんど列に参加してる間に時間泥棒に盗られるだけ時間を盗られたようだ。まいっちんぐだな。
つまり当然ながら時間の経過と共に、敷居内は私が来た当初よりもっと混み混み具合が増してしまっていた。
とてもじゃないが、小踊りしてテーブルまで帰れるといった状態じゃない。そんなに運動神経も良くないし、みんな目当てのデリカにばかり目が行っているために、ぶつかる率もかなり高い。そして当然ながら機嫌もあんまりよろしくない。
万が一スパゲッティを「路(ろ)」になんかひっくり返した日には、その時点でスパゲッティは一瞬にしてミミズの仲良し大家族と化してしまう。先ほどまで美味しそうだった料理は一瞬にして虫扱いになってしまうのだ。しかも落とした私への周りの目もきっと虫を見ているかのようなものとなってしまうことだろう。ライク・ア・ローリングストーン、人生どこで転落劇が待っているか分からない。そのときこそ店名ならぬ、「私はこけしになりたい」とつぶやくことだろう。
本当に混んでいる。バリバリ戦時中の野戦病院か?

時々ダッシュをかましてくる小さき敵機(子供)を交わしつつ、なんとかテーブル基地まで無事帰還。再度「食べられません!勝つまでは!」魂で、先ほどしばしの間並んで長い列になっているのは既知のカレー列に引き返す。TORA TORA TORA。

本当に長い、本当に長い、カレー万里の列に並ぶ。そんなにカレーが食いたいか?家でチンか、湯煎すれば出来るじゃないか。ココ●チ行けよ。同じ列(前方方向)に並んでいる方々に心の中で問いかける。そしてその問いとは自分自身へも向けられているのだ。まるで鏡に向かって懐中電灯を照らすかの如く。・・・ああ眩しい。

どうもこうも並ぶという行為は暇なもので、自然んと周りの会話へと耳がダンボとなって行く。
そして飛び交う愚痴の中で一つ有益な情報を得ることになる。


どうやら最近テレビで放送されちゃったらしい。
それまでそんなに混んでいなかったらしい。
もうアップアップらしい(店側の客さばき)。


知りたくなかったような、知って得したような情報というものが世の中ある。

例えるなら「竹内力(たけうちりき)」の本名が「たけうちちから」だったりする事実。


そうか、そうだったのか・・・。
私がここ「こけし屋」を知ったのは、とある散歩モノ系書籍からだった。しかも数年前から知っており、いつか来てみたいと長々と想いを溜め込んで、やっとそれを現実化してみたらちょっと前に無差別に大々的に紹介されたために、このような正月の福袋争奪戦のような状況になってしまっていたのか。熱も覚めやらぬヒート最高潮の時期に運悪く来てしまったらしい、なんてバッドタイミングな来訪。私も本から知った同じ穴のムジナ故に大きなことは言えないが、それこそ昔からの常連さんからしたら迷惑な話だろう。
ではここにデリカ争奪戦の様子は書くけども、せめて明確な店舗の場所までは控えることにしよう。ネットで調べればそれこそ一発だろうけど・・・・・・、んーー・・・・・・、ここは都内じゃないです。朝早くからフェリーで来ました。フェリーの中で軽く船酔いして辿りついて、ここに来てからは人酔いしてます。こんなに酔わせてどうするの?しかも早朝から。
そういうことにしておく。決して中央線には乗ってません。


周りに目をやれば席を確保することも出来ずに、またせっかく勝ち得た皿を集めておく場所も見付からず、一品物を立ったまま食事しておられる方々もちらほら。立食パーティかつ一食パーティ開催中のようだ。
だいたいやねぇ(竹村健一風)、それなりのおいしいものを食べようと思ったら、それだけの覚悟というものが必要やと思うんですよ。それはやねぇ、こんなもん早いもの勝ちなんだから、朝早く来る、ともかく早起きして朝早く来るということに尽きると思うんですよ、私(竹村健一風)。

コックさんたちの頑張り顔を励みに待ちました。待ちました。待ちました。ヒゲも生えました。
私の上半身を支えている二本足が震えて折れそうです。
この時点でまだ見ぬカレーの株価は急上昇中。失礼ながらボ●カレー出されたってそれなりに感じるかもしれない。


そしてそして一杯のカレーを得る。

カレーですか?ここですよ。


一滴とも垂らしてはならぬと、もう琥珀の宝石のようなカレーを胸に抱えテーブルまで帰還する。


もう料理いいや。既にここの敷地内に入ってから一時間以上が経過している。朝から電車乗り継いで腹ペコで長蛇の列に並んでは、料理を運んでと、軽く自虐チックなトライアングルゾーンに紛れ込んでしまっているので、それを一度断ち切ろう。せっかく作りたてなのにこの調子だと料理も冷めてしまうことだし、もういい加減に食べてもいいんじゃないか。

ではと腰を下ろす前にある物がないことに気付いた。飲み物がないのだ。
私は飲み物がないと飯が喉に通らないタチだ。ただでさえ味付けが辛そうなのに、特にカレー・パン系は飲み物がなければどうにもこうにもならない。己で買っておいてなんだがピザまであるんだよ。

というわけで飲み物のカウンターに向かった。さすがにデリア類の列よりは人が少な目でたいして並ぶ必要がなかった。目の前でバックリ切ったグレープフルーツを絞ってくれるグレープフルーツジュース、またはアルコール類・・・。


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***本当の生絞り***



さてテーブルにはピザ・キュッシュ・炭火焼ラムチョップ・スパゲッティ・カレーとビールが並んでいる。朝からビールだなんてダメ人間レベルとしてはかなり高く、繰り返された親鳥の餌やりの結果、とても豪華な朝ごはんが出来上がってしまった。朝ごはん前から電車乗ったり、歩き回ったり、ともかく並んだりと、今ならどんな御飯出されても美味しく感じてしまいそうだが、普段から美味しいものはどれだけ美味しくなっているんだろう。


しかし地球上どんなものだって、その状態を未来永劫保つのは不可能ということに自然の刹那で決まっている。高松塚壁画の飛鳥美人≠ノだってカビが生える。どんな美人だっていつかは漬けきった梅干のようになってしまう。あなたの大事にしているコレクションだって、あなたの死後は遺族にゴミ扱いされてしまう。つまりね、懸念はしていたけれども料理が冷め切っていた。どう急ごうとも、その場で作っているものなんだから列の流れの早さだって、料理が出来上がらないことにはどうにもこうにもならない。そして出来立てを持って帰ったところで一品一品を調達して来るんだから、どうしようもないってなもんだ。まあ気にするな若人、ラムチョップがアジフライに変ったわけじゃないんだから。





  
***ラムチョップ***                  ***ピザパイ***

  
 ***スパゲッティ***                ***キッシュ(二種類)***

  
***カレーですよ***
 

朝から一日分の成人男性摂取カロリーを裕に超越してしまいそうだが、この日くらいいいじゃないか。腹いっぱい食べたって残さなければバチは当たらないことだろう。
それとピザに箸が写っている件だが、ピザをゲットした際にちゃんと店側から添えられたものだ。食べようとしているものはバテレンの物だけど、心は大和の人だもの。クローズ・アイズと箸で頂きましょう。箸で食べれぬ物はない。
ところでスプーン曲げっていうのはあるけど、箸曲げっていうのはないな。

ではやっとこさ頂きます。
ここで味付けがどうとか言うのは偉そうなので言わないけれど、正直美味いです。そりゃあ美味いさ。これで美味くなかったらクーデターが起きてるところだ。
特に私が気に入ったのはカレー。なんつー美味さだ。眠気眼のまま並んだりテーブル行き来してた意識と疲労がパチクリとリセットされたほど美味たるものだった。別に唯一まだ温かいからとかじゃなく、「うま!」と声が出そうになれば本物だよね。ゴロリと乗った牛肉もよく煮込まれてか柔らかく、噛めばひとしおに旨みも滲み出てくる。
飯を食べて目が覚めるっていうのはなかなか体験出来ないぞ。そりゃ朝からワサビの太巻きでも食べれば強制的に目も覚めるだろうけど、美味くてお目々パッチリというのはなかなか。
覚醒作用のある香辛料が入っているとか夢のない話はしない。


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***店内には店名前通り、こけしの数々が***


ただ残念なのはラムチョップがね・・・。
ずっと書いてるけど列が長かったために焼き加減も急がれたのか、中がかなりレアるなマドリード。かなり生い状態です。
あまり発達していない私の犬歯では到底噛み切れないほど生い肉。必死で噛み切って口の中で咀嚼運動を繰り返すが「未だかつてこんなベットのスプリングの如く強靭なガム噛んだことない!」と、ビールで流し込んでしまわないと食べれないほどレアのレア。
そういえば並んでいるときに、皿にラムチョップを乗せたお客さんが肉を焼いてるコックさんのところに行って、もう一度焼き直してもらってる光景があった。そのときはなんとなく見過ごしていたけど、こういうわけだったのか。
確かに凄い列だったため、あまりお客さんを待たしてはならぬ、急いでさばかないと!と次々焼いては転がして行ってた心情も分からないでもないけど、あまりにも中がレアだ。
これが豚肉だったら明らかにアウトな状態だろう。
先ほど見掛けたお客さんのようにもう一度焼いてもらいに持って行こうかと思ったけど、これ以上パニックに油を注いでも悪いと思ったので、どうしたかと言うと、キッシュの容器に入れて持ち帰って家で焼き直した。レア肉が好きな人もいるだろうけど私はあまり好まないので仕方ない。余談だが御飯も硬めが好きだ。餅だが米だか分からないような柔らかく炊かれた御飯は好きじゃない。肉も「完璧に焼き殺しました!」という程度を好む。

朝から結構カロリーは消費しているはずだ。そのためかこれだけの量を食べるのが全然苦ではなかった。こないだトンカツ専門店でトンカツ定食(通常盛り)を頼んだ際に、腹が減っていたはずなのに「多い」と愚痴が出てしまった私がだ。日本語には本当に便利な語句があり、それを使わせてもらえば俗に言う「ペロリ」だ。

また新たな料理を獲得しに並ぼうかなと思ったけども、どう見ても列がまた増えている。確実にここの敷地外の道路まで人の列が伸びている様子。席を探して迷える人となっている小さい子を抱えた子連れさんの姿もちらほらと見えることだし早々と席を渡すことにした。

さっさと食って、さっさと席を次の人に渡すのが粋だろう。
でも本来、みんなでアルコール片手にデリカをつまみつつ、ゆっくりとワイワイと時間を過ごすような意図で開催されているような気もするけど、この混みようではそんな裕著なことは言ってられない。


ちょっとテレビで放送されてしまうと、すり鉢の底に転がり集まるゴマのように集中してしまう日本の飲食界の現状には如何ともしがたい気持ちになるな。マスコミが悪いのか、行ってしまう客が悪いのか、飲食店みんなが平均的に美味いものを提供していればいいのか?
テレビで放送されたものの実際行ってみると「あれ?10年くらい前の再放送だったの?それとも彦摩呂マジック?」と思う店もあるけど、ここの店は本当に美味しかった。でもこの混み具合に阿藤快バリに「なんだかなあ」

朝から白高帽のコックさんたちが、簡易カウンターで調理をされている光景を見るだけでも、なんだかこちらの心も湯煎で温め中といった感じになる。ついでに言うと、弱いくせに朝から空腹でビールを飲んだせいで頭がくらくらしているせいで熱いのもある。今日はよく酔うな。

敷地内から出ても、駅から「こけし屋」を目指して歩いてくる人がぞろぞろおられた。まあまあ旦那方、駅前に「富士そば」もありますぜ。


カレー、心底おかわりしたかったぜ。



肉くらいじっくり焼かせてあげたい。





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***かなりのデカ頭***


帰りはフェリー乗って、くじら捕鯨調査船乗って、もう少しで家に着くってところで後ろから羽交い絞めされて、目が覚めたら地球空洞論よろしく南極の不思議な穴ぽこにいて、南極地域観測隊こと、めざましアザラシ調査隊の犬ぞりで帰りました。ということにしておきます。
「こけし屋」の混雑が沈静化するまで場所は教えません。

ネットで調べてもあかんよ。




私はこけしになりたい。






南極の光景はこちらから、どうぞ。中央線のとある駅周辺じゃないよ。










じゃあ、また!




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