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 タイトル  first update
浅草でくわっぱ 2006 07/30
   

真夏の日差しが似合うという場所がある気がする。
それは海だったり山だったりどこか遊ぶ覚悟満々で向かう場所ではなく、極自然にその街並みが夏の光を吸収するかのように夏の"陽"に溢れているところだったりする。
というわけでそんな街の一つとして、今回は浅草にいたりなんかする。


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***「日光が真上から容赦なく照射」***

自然と「暑は夏い」と言ってしまいそうになるほど、夏本番の暑さ。手を伸ばさなくても掴み取れるヒートアイランドの現状。このまま炎天下の下で光合成をしたところで体から芽は出ないが、汗だけは大量に出る。
これで空が真っ赤な色だったらさぞや暑かっただろうに、まだ涼しげな青色で助かった。よくどうして空は青いのかを訪ねてくる子供がいるが(たまに大人)、それは赤だと暑苦しいからだ、夕焼けで十分だろ。あと訳もなく危機感を煽られるからだ。
かと言ってそれは気持ちの問題で、現実は全く涼しくなんかない。

汗ばむパンツ。
汗ばむパンツ。
汗ばむパンツ。
パンツー♪パンツー♪休まないで歩け♪


このまま自分の足元に形成された真っ黒な影を見つめていても何なので、浅草六区の名物とされるアミューズメントの一つを楽しむことにする。


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***「Welcome to 昭和」***

その暑さからアスファルトに上がる陽炎のゆらめきを見ていたら、そのままゆらゆらタイムスリップしてしまったかのような場所に来た。21世紀は本の中だけの世界で、きっとタイヤのない車が走り回り、新婚旅行は火星が流行りのような未来が待っている。そんな想像が許されるような昭和の匂いがぷんぷんする。
もしくはどこか温泉観光地の歓楽街にでも入り込んだような幻覚を覚える。
歓楽街にある干上がった妙齢の女性が妖怪屋敷よろしく、仕事は仕事といった感じで舞台に上がってくるようなストリップ小屋はないが、もっと若いお姉ちゃんが出てくるストリップ小屋ならすぐそばにロック座がある。学生さんなら学割価格で入れてお得だ。
時代の変化に伴い店の傾向を変えることも大事だが、昔のままの店の雰囲気を保ち続けることの方がどれだけ大変か。

店内は如いて言えば、牛丼の吉野家のように、店員が通る用の通路を囲むようにスマートボール台が連なって並んでおり、自分がこれはと思った台に腹を据えたら、その通路を行き交う店員さんに声をかける。そして小銭を支払うと共に、自分の打ち玉となるビー玉のようなガラス玉が、微妙に傾斜のあるその台の表面に大量に流れ込む仕掛けとなっている。


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***「ガラス板の上に広がるガラス玉」***

あとはパチンコと同じ要領でレバーを弾いて玉を打つだけ。そして穴に入れるだけ。これまた当然ながら打った玉が穴に入れば、上からゾロゴロとまた新たな打ち玉が台の表面に転がってくる。15という数字が書かれた穴に玉が入れば15個といった感じだ。
台が寝っ転がていて、玉がビー玉、それに伴い穴が大きめという以外にはパチンコと大して変わりはない。
違う点と言えば利益還元に本気の人がいないだけだ。

理論上、玉が穴に入りさえすればずっと続けられる。
でもさすがにタダでさえ小銭遊戯なのに、どこまでもどこまでも続けられていては、店側も台の表面をスモークシールドにしてしまう日が来るかもしれないので、穴の方にもそれなりの覚悟と仕掛けが施されており、穴の中には一度玉が入ると蓋のようなもので閉じられてしまう穴もある。
ただでさえガラス板の下での攻防なのに、これで穴に蓋までされた日には例えどんなに有名な魔術師でも「最近寝つきが悪くて、寝不足気味なんで本調子が出ないんですよね」とかなんとか穴に玉を入れることを諦めるだろう。
当然、穴に入らない玉はそのまま台の傾斜に則り、こちらの視界の届かないところに転がって行き二度と帰ってくることはない。そして気が付くとガラス台の上には打ち玉が正に打ち止めということとなる。

あくまでお遊戯であり、早朝の開店前から並んでおられる生活を賭けたパチプロさんのような心意気は必要とされていない。お店側も文化としてこの店を保っているような感があるので、そんなに利益追順というわけでもなく持ち玉をある程度増やせば、自分の切りのいいところでお菓子などと交換してもらえる。店もお客も保つ保たれつつといったところか。
それなりに楽しんだ後、ガラス玉と玉とが擦れるガラコガラコという音が響く店内を後にする。


浅草の街を流すように花やしきの方に向かう。
どこか大阪の新世界と同じ匂いが漂うここら一帯は日本の"スラム街"。
「年季」という響きを勲章に、若者来るべからずといった見えないハードルのある醤油と日本酒の匂いが染み付いた小さな飲食店や居酒屋が並ぶ。
また、場外馬券売り場のウインズ浅草があるために祝日には、ここら一帯は右も左もおっさんおっさん、たまに凄い髪の色のおばさんで溢れかえる。その空気中に舞い散る、あまりに凝縮された男性フェロモンでヒゲの伸びが早くなってしまいそうだ。
谷中・柴又の下町が未来に残すために意図的に保存してある種の下町だとすると、こちらの下町は時代に流されることもなくそのまま突っ走って来ましたという感じがする。江戸情緒という言葉はいろいろな現状をカバーしてくれる。決して嫌いじゃない。むしろこういう匂いのする街並みは好きだ。


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***「ある意味未来都市」***

花やしきのあるエリアの前を通り過ぎると、給水所ならぬ給氷所こと、カキ氷が定食屋の店先で売られていた。 この暑さの下、ニーズがないわけがない方がおかしいというものでお客が引っ切りなしに氷を求め並んでいる。お店のおじいさんとおばあさんが絶妙な掛け合いでお客を捌いている。


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***「至急、建物を保存せよ!散歩中の爺も含む!」***

飲食に関してあまり並ぶという行為は好きではないのだが、これが食べずにおられようか。
ここでこのカキ氷を食べなければ一生悔いいるというものだ。


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***「今、南極にいるの」***

食べるのが先か暑さで溶けるのが先か、もちろん食べる方が先だ。これがまずいわけがない。モーターを得た手漕ぎボートの如し新たな推進力と共に前へ進めるというもの。

少し来た道を戻り、浅草ひさご通り商店街を抜けてみることにした。


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***「直線コース」***

屋根つきアケード商店街は直線距離200メートルもなく、メインストリートこと駅に近い仲見世商店街に比べると少し大人しい感じがするが、涼を誘うようなこの静けさがまたいい。


  
***BOO***                           ***BOO***

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***「それはしょうがない」***

しばらく歩いていると静かな商店街にそぐわない雄叫びが聞こえて来る。いや掛け声が近づいて来る。むしろ商店街出口に向かえば向かうほど声が近くなっている。そして商店街を抜けるとその声の主たちが判明する。


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***「祭」***

紛う方なき祭が道路を封鎖してひらかれていた。
なんの祭の最中かは分からないがよくよく見れば道路の真ん中で踊っている者たちの大半が子供の様子。何を言っているのかはよく分からないが上がる掛け声も子供の声。「あれ買ってー!!それも買ってー!!DS欲しいー!!」と聞こえるのは、耳の中に汗が入り込んでいるせいだ。

これだけ暑い中で激しく踊る姿というのは、暑い日にわざわざ辛いカレーを食べるかのように暑さには熱さでふっ飛ばせといったところか?
大人数で踊りまくるから暑いのではなく、暑いから踊るのだ。
目には目を、歯には歯医者を、熱には熱。そういや地上は今、温暖化ということで人間の生む熱と地球が溜め込む熱とで熱々合戦の真っ最中だ。そちらの方の戦いはあまり白熱してもらいたくはない。

遠目で見るぐらいが丁度いいだろうと、踵を返して商店街をまた引き返す。


浅草に来たのなら、もっと取り上げるべく観光スポットというものが余るほどあるのだろうが、そんなの既に誰かが詳しく且つ楽しそうに日記に書いていらっしゃったりする。日本に訪れた外国人観光客ですら「ザ・チョーチン・オブ・サンダーゲート・イズ・ス・ス・ス・スーパーデカイ!」と書くところだろう。
というわけで、


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***「あることに焦点を絞った地図」***

浅草トイレマップでもどうぞ。

既に浅草寺の境内のトイレの貼り紙や看板などは「厠(かわや)イヤミ百景」にてアップしているので、特に個別に取り上げたいようなトイレはない。しかし観光地で一番に要求されるのは観光スポットはもとい、人が集まるところ必ずしやトイレが必要とされる。そこら辺を一身にカバーすべく親切なトイレマップ。観光客には見逃しがたき存在。


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***「交番チック」***

ちなみに浅草寺周辺はこういった寺にありがちなことだが、ハトが大量に住み着いている。それに伴いこういった貼り紙が貼られていたりする。


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***「食料は自給自足で」***

「与えたエサはフンとなり、フン害などで近所迷惑になります。」

ここら辺は人間にも共通して言えることだろう。

「産卵回数は減りますが、雑食性で繁殖力が強く、草・木の実・虫類など何でも食べるので、放置しておいても絶滅の恐れはありません。」

ここら辺も人間に適応される。


放っておいても全国津々浦々から観光客の皆さんが、我も我もと集中しそうなところを避けて卸問屋が連なっているような裏通りを歩いていると、お弁当屋を見付ける。そしてその弁当屋の前で奇妙な光景を見掛ける。


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***「青空の下、立ちながら弁当を食す人たち」***

立ったまま、その弁当屋で購入した弁当を頬張る人たち。
店の前にベンチなど食べれる場所がないために、道路を挟んだ弁当屋の向かいで自動的に立食パーティが開かれているようだ。
と言うか、弁当屋で弁当を買えば、職場なり公園なりに持って行って食べるのが普通だろう。 弁当屋の向かいの店はシャッターが閉まっていて誰の迷惑にもかかっていないとはいえ、なぜ故にその場で食べる。食べ急ぐ? そんなに痛むのが早い弁当なのか?
どこか駄菓子屋の店先でむしゃむしゃと駄菓子を食べる子供達の姿と重なる。そんな駄菓子屋も、レトロスペクティブな思考を持った方々にあえて保存されなければ存在出来ない現状だろうな。

一口食べた後に関西弁で宝箱に例える人がいるように、人それぞれに食べ方のスタイルというものがあるに違いないということで、その光景を後ろに流す。そしてまだ目新しさが残るTXこと、つくばエクスプレスの浅草駅の出入り口の前を通り過ぎて、上野方面へと「かっぱ橋本通り」を進んで行くことにした。

通りに入ってすぐ左手には「テプコ浅草館」という建物がある。
東京電力ことテプコと付くだけあって、基本的に施設の内容は電気の話と切り離せないことにはなってはいるが、コンセプトとしては浅草の今昔を物語る浅草の資料館のようなところだ。

一階は地元密着のイベントホールになっており浅草以外の話はナッシングだ。
そして売りは二階に広がっている「浅草下町ストーリー」だろう。建物のスペースが許される限りいっぱいに詰め込んで、明治から昭和初期にかけての昔懐かしい古い町並みが再現されている。懐かしもうにもこの目で見たことない光景は、既に昔懐かしいレベルを超えて異文化の匂いすらする。しかし生きたことない時代なのにどこかしっくり来るのはなぜだろう。
帰りたい。どこへ?

如いて言えば池袋のナンジャタウンのコンセプトを"昭和”に絞ったと言うか(既にその地区あるな)、ディズニーランドのカリブの海賊を"昭和の夕暮れ”に改造したというところか。

街頭テレビ、お化け煙突、日本初の映画館こと電気館の切符売り場、東京市電の踏切、凌雲閣のエレベーター・・・etc、中を巡って周るだけで100歳くらい若返りそうだ。
また並列している浅草文庫という施設は図書館になっており、浅草に関する書籍が約4000冊ほど並んでいるそうな。浅草博士になりたいとか、浅草を第二の故郷に据えたいという方は行ってみるといい。もしくは履歴書の特技・趣味の欄に書くことがない人は、今こそチャンス到来というものだ。
私の第二の故郷は新琴似なのでそんなに浅草知識をいれる必要はない。趣味も間に合っている。

そして三階はこれまた浅草の歴史を紐解くと共に「くらしと電気の歴史展」となっており、その名の通り、電力の供給が広がると共に人々の生活がどう変わって来たかをパネルや古い電化製品を並べて説明している。

それらとは別にフロアの壁に大きく、


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***「のらくろの行く福島第一原子力発電所の町」***



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***「のらくろ浅草まつり」***



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***「ダチョウの卵(たまご)」***



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***「のらくろ三銃士」***

のらくろとエレクトロニクスとダチョウの関係は定かではないが、飾られた写真に写る御三方は田河水泡氏より、のらくろの執筆権を授かった「のらくろトリオ」こと、山根青鬼氏、山根赤鬼氏、永田竹丸氏ではないか。飾られたイラストにも御三方のサインが記されている。

ああ、山根青鬼氏と言えば私にとっては「名たんていカゲマン」が金字塔として輝き続けている。むしろ私の体液の何パーセントは「名たんていカゲマン」で構成されている。「くそったれ!!」という日本語を覚えたのもカゲマンからだ。困ったときには「シャドー!!」と叫びがちだ。

そういった思わず浮き足だってしまうような展示物の他に、先ほども述べたが浅草と電化製品の変貌が見て取れる。


  
***いかに冷気を保温するか***              ***驚きの白さ爆発***

ああ、昔はこんな電化製品を使っていたのねと実物の当時の電化製品と、写真パネルの中のモロクロの浅草の景色にしみじみの「しみっ」ぐらい浸りつつ、目に入ったものを次々と一秒以内に忘れて行く。確かにロック座辺りは今より一昔の方が華やかだったように見える。
携帯電話は別として、電化製品に関しては出来れば新しいものの方が好きな当方としては、むしろ新製品の電化製品が掲載された大型電化店のチラシの方が見ていて楽しい。
進化し過ぎた街並みはどうかと思うが、電化製品に関しては大いに進化してもらいたい。

便利なことはいいことだ。
そのためにも安定した電力提供を求む、東京電力。

そういえば、電化製品と言い切ってしまっていいのか悩むところだが、今は激減してしまったものの復活してもらいたい電化製品があった。

都電だ。

かつて私が生まれる前の東京では、41系統もの都電が都内を走り回っていたはずだが、時代の流れと車の増加に伴い、道路の占拠率も車優先となってしまった末に邪魔者扱いを受け、それに交通局の経営難も重なり、荒川線を残すのみで他の都電は全て廃線されてしまった。

田舎・運搬用・仕事用の車を抜いたとしても車が多すぎるとは思わないけど、風邪を引いているときなど抵抗力が落ちているせいか、主にその排気ガスによる空気の汚れがよく分かる。
エコ的な面と高齢化社会への配慮と手軽さから是非とも都電をまた増やしてもらいたい。後、何となくチンチン電車の見かけがかわいらしいからだ。あるものをなくしてしまうことは割と簡単だが、一度なくしてしまったものを再度復活させるのはなかなか難しいと思う。ただでさえ歩道を削ってまで、車優先で道路が拡げられている今日。道路の真ん中に電車のための道をひくのは困難を極めるだろう。
・・・う〜ん、それにしてもやっぱり電化製品ではないな。


一通り見て回れるのはこの三階までとなっており、トイレチェックを済ました後に来た道を戻っていく。


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***「どこかで見たことある横顔」***

「テプコ浅草館」を出れば、入るときに気付かなかったが建物の軒先にカッパの像が置かれている。そしてここ、「かっぱ橋本通り」から上野方面に目をやれば、通りに連なる店の軒先々にUMA(ウルトラマンエース)ことカッパの像がちらほら見ることが出来た。
それにしても夏の日差しは容赦という言葉を知らなかった。

手始めに「テプコ浅草館」の斜め前に営業されていた、どこかで聞いたことのある店名のおふとん屋さんの店先にも何かがいた。


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***「たのしい ふとん もりもと」***

「たのしい ふとん」とは朝起きたときに昨日の疲れが一切残っていない、快適な寝起きを約束するふとんのことなのか。はたまた「たのしい」と言うだけあって、さぞや自己中心的な世界が広がる夢でも見せてくれるのかは定かではないが、軒先に日の光を避けるようにカッパの姿を拝見出来た。
この暑さで直射日光を浴びると頭の皿が乾いてしまうのだろう。

それにしても、なんてかっこいい店名なんだ。心の臓が打ち震えそうだ。


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***「出目」***

なめてかかると、「四万十川にかわっておしおきよ!」と痛い目こと、尻小玉を取られそうなほど精巧に作られた河童は立派に店の看板的役割を果たしていた。

その風貌に関していろいろとツッコミたい気持ちも沸きあがったが、昼間なのに頭のすぐ上で蛍光灯を照らされているほどの暑さの中、それはそれ、これはこれということで色々なし崩し的に自己解決された。
頭の上に乗せておられるのはヒトデではない!・・・に違いない。

それにしても、楽しくて離れたくない「ふとん」なんてものが存在したのならば、それはちょっと人間としての生活に問題を生む。ニート、ニーター、ニーティストの誕生を助長してしまう。


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***「裕に子供に威圧感を与える大きさ」***


それではこの「かっぱ橋本通り」の商店街の店先に立ち並ぶ様々なカッパたちの一部をここに。



  
***おちゃらけるにもほどがある***              ***肌色は生い***

  
***ロリータ好きはどうぞ***              ***ハワイ土産ではない***

  
***包丁屋さんなんだけどね***               ***ハワイ帰り***

  
***夜間注意***                    ***メタボリックチック***

  
***もはや無我の境地***                  ***七夕祭のお知らせ***

  
***後ろのカタカナが危うい***             ***元が何か分からない***


もしかして世間ではいないことになっているが、実はちゃっかりきっかり存在するのではないのかと思ってしまうほど、どこもかしこもカッパ(じゃないのもいたが)があの角、あの店先にオリジナリティ溢れるお姿で立っておられるこの通り。

私のちょっと前を浅草観光から外れたものの思わぬところで、面白い通り見つけてしまいはしゃいでいる様子の外人さんのカップルが歩いていた。外人さんじゃなくてもこりゃはしゃぐ。子供なんぞ連れてきた日には、「飼う!カッパ飼う!買って!」と鼻の穴をこれでもかと広げるやもしれない。

そもそもここにこれだけカッパが溢れかえっているのは、この通りにカッパ伝説の残る曹源寺があるからだ。カッパ伝説と言えば、ここまで来てピンと来るかたもいるかもしれないが、ここかっぱ橋の名前の由来にもなっているカッパによる造橋工事の話だ。
あまり説明的な解説もなんなので、かっぱ橋道具屋街のHPの「かっぱ橋の歴史」を参考にしてもらいたい。
http://www.kappabashi.or.jp/home/history.html

それってなんだかミステリー。


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***「川の生物はしょっぱくないはず」***


にしても、


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***「詰め合わせ」***


これ、もう「発掘」のレベルまで来ている気がする。


ここよりもかっぱ橋道具屋筋に行けば、もっと目を見張るような奇抜な広告且つ店頭の造りものを多く見ることが出来るが、こういった小4サイズ(小学四年生サイズ)のカッパもなかなか愛しい。
リアルな風貌で二足歩行をするオオサンショウウオのような姿をしていると、ちょっと引いてしまうところだが、ここいら一帯にいるカッパは実に可愛らしい。頭の上の皿もノリタケだったりしたら尚面白い。

東京都民とカッパは切っても切り離せない仲なのだ。
都民の日


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***「引きずりこまれたりはしない」***




そのまま同じ顔の二つないカッパたちに見送られてJRの上野駅まで辿り着き、御徒町で昼食を取った。





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***「ブレイク工業(食堂)では食べてない」***





暑くて頭の上の皿が乾いてしまいそうな日だった。










じゃあ、また!




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