まっ、それはどうでもいいんですが、
いや、よくないかな?「きたなーい」とか言う奴出て来い!
凍ったパピコで目突いたる。
まっ、やっぱりどうでもいいんですが、
今年の夏も怪談関連の本やDVDがたくさん世に出されてました。でも今年はオリンピックがあったんで、テレビで怪談特集番組みたいなのはこれといって観ることができなかったような気もします。
それでも出してる方も何かに取り憑かれてるんじゃないかなと思うほど、「恐怖」「心霊」なんて文字が付いたメディア品が溢れて返ってました。
そこそこの売り上げが見込めるから出してるんでしょうけど、どこか異常だなとも少し思いました。異常な臭い(靴じゃなくて)の物が世に溢れ変えってるときは、それはブームと呼ばれるものなんでしょうね。
心霊ブームみたいです。
死んだ人や動物を勝手に恐怖仕立てに作り上げて「キャーキャー」言うブームです。かくいう私も嫌いな方じゃなくて、むしろ好きです。怪談話なら多少詳しい方です。いや、小さい頃から自分の中では終ること無きブームが継続中です。
でも今回はそんな自分を抑えて冷静に書きます。だって真剣に心霊の話してる人自体が寒いですからね。
最近はジャパニーズホラーは海外に輸出したり逆輸入したりと、エロアニメ以来の新たな日本の輸出品として有名になりましたね。
ジャパニーズホラーに限らず、香港でもハリウッドでもホラー映画をバンバン死に急ぐように製作してますね。話題作りも簡単だし、中身もたいして要らないし、そこそこ集客は見込めるし楽なのかな。
私は一応ジャパニーズホラーの映画は一通り観て来ました。
「リング」も角川ホラー文庫で初版で読んで「これが角川の日本ホラー小説大賞の大賞作品か!1000万もらって映画化もされるんだろうな。おもしろいじゃん。」、後になって案の定映画化決定と喜んで、観たら・・・ガッカリした口です。
高橋克典と原田芳雄主演の2時間ドラマ版の「リング」は傑作でしたけどね。
売れると分かってからは、「渡る世間は鬼ばかり」とばかり続編作って訳分からなくなってしまいました。まるで貞子はホラー界の万能の役者のごとく。
このリングから始まったのか、ジャパニーズホラーの映画を観るとたいがいガッカリします。「女優霊」なんかはおもしろいかなと思いますけど、たいがいの作品観ると落胆してしまいます。原作読んで面白かったのに俗悪な手法で映画化されてゴミ化されたものや、原作もクソも無くもう趣旨さえも分からないものまで多数に及びホラー物が増えてしまいました。
「呪怨」なんて原作読んでガッカリして、映画観てガッカリして、「呪怨2」を映画館で観てさらにガッカリして、トリプルガッカリでした。
別の意味で
恐怖です。
これを恐怖映画として売り出して、それで売れてるのにも、さらにハリウッドでリメイクされてしまうことが怖いです。
それでもそういった関連の作品全てたいがい目を通してしまいます。
病気かもしれません。
心霊ブームは、世情に対して人々が不安感を抱いているときに起こるそうです。価値感が揺らぎ、先行きが見えず、怪異によりどころを見つけようとしている人が増えているそうです。
じゃあ私は不安感にかられて、ホラー作品を手当たり次第観てることになりますね。小さい頃からホラー関連の物が好きだったってことは、小さい頃から不安感に駆られていたんでしょうか?
誰しも不安感は常に抱いているものですし、そんなこと言ってたららラチはあかないので、ただのホラー好きということにします。なははは。不安を抱いてないのは
ミミズぐらいのものでしょう。
スリル好きなだけかもしれません。
さてジャパニーズホラーですが怖くなくてガッカリとかじゃなくて、どうしようもない脚本、「こういう風に動いて」みたいな指導を受けたであろうオバケか何かしら霊の人の演技とか、なんか製作サイドの魂胆のようなものが見えて(多分、心霊)しまってガッカリするんです。
「ここで、にゅって手出したら驚くだろう。」
「変な音出したら、怖がるだろう。」
「顔白ければオバケだろ。」
「隙間から手出せばいいんだろ。」
「うーとか、あーとか言えばいいんだろ。」
「お払いもしたんですよ。」
「撮影の時に変な物が映ってましたと言えば話題性が少しは湧くだろう。」
どうも、「オバケ屋敷感覚」の映画ばかりで中身無いっていうか、「とりあえずオバケ出せばいいんだろう、残酷な殺し方見せたらいいんだろう。」みたいな臭いがして嫌です。
手法の流れみたいなのが出来てしまったせいか、やれ怨み辛みがありそうなタイトルで、何かしら呪いや怨みがあってね、筋に中身無くて適当に作ったようなホラー作品が溢れかえってしまいました。ビデオレンタル屋に行くと数の意味で恐ろしいほどあります。
滅入ります。でも観てしまうんだけどね。
ところで去年の暮れ辺りに
「着信アリ」という、柴崎コウが主演のホラー映画を映画館で観ました。今年の夏にDVD化されたんでもう一回見ましたが、これは上記の類の映画の中では珍しく面白いホラー映画でした。
映画の手法の路線はあまり変わりませんが、現代社会の必需品の携帯に着目した点と、最近多い親の虐待を盛り込んだ点と、なんだかもう福袋のような手段で観てる人の心臓を
「これでもか、これでもか」と止めてやろうとしてるところが、もうなんだか敬意を払いたくなります。
何が怖いって柴崎コウの悲鳴が怖い。そしてバックが
秋元康っていうのが一番怖い。
もう「オバケ屋敷のデパート」みたいな映画でした。
彼が絡んでいるだけで、なんだか面白いのが悔しい。ちゃっかり「2」の撮影も出来てるのも敬意を払います、上手ですね。お金の臭いがプンプンします。ここまでされると何も文句無いです。
***資料無しで描くのが一番怖い***
一種変わって、今年に公開されましたハリウッドのホラー映画の「ゴシカ」は(これも映画館に行ってしまいました)、もうオバケを単にひょこっと出すのは客が慣れて来たからってことで、
「周りに理解されない恐怖」を前に出した作品でした。
これは今までと少し味付けが変わってていいですね、主人公だけにしかそのオバケは見えません。そのせいで回りから変人扱いを受けて孤立してしまいます。これは新しいホラー映画ですね。
それとブームなんか無かった頃の邦画に「DOOR」って作品があります。ドア一枚を隔てて、昼間誰も家の者がいない家を主婦一人で、ストーカーのようなセールスマンが入り込むのを防ぐ攻防を描いたもので、小さいときに観たために家に一人で留守番するのが怖くなりました。
今みたいな至らないCGの多様やわざとらしい怖い音なんか使わずに鬼気迫る二人の演技が凄かったんです。
「DOORⅢ」は今ではすっかり有名になった黒澤清監督作品らしいですね、私は未見です。
まあ、それに言えることですが流行のジャパニーズホラーは「怖い、怖い」言いながらもやはり別の意味でも「オバケ屋敷」なんですよね。
現実世界では絶対に有り得ないって安心感が前提にあって、驚かされるのを楽しむために観る映画です。CGや音を多用した恐怖も酷い目に合うのもスクリーンの中の役者のことで言ってしまえば他人事。
しかもジャパニーズホラーも俗悪品が溢れかえっているせいで、特殊なホラーキャラクターを作らなければ目立たなくなってきて、●子、■子とか作る度にどんどん現実味は薄れてしまう。そこが当方が鼻につくなあって所なんです。
「痛そう!」→でも作り物。
「オバケ!」→でも作り物。
「白い?」→オバケだから?
「呪い!」→ありえない。
「呪い!」→なんで今更
「呪い!」→八つ当たりじゃん
「どうしよう!」→目をつむればいい。
でもこれが現実味帯びた話だとどうでしょう。
そちらの方がよっぽど怖い。
テレビから貞子だか、P子だか出るよりよっぽど怖い。
「呪いのビデオ」なんかありえませんから。ビデオの中身が全て消えてしまうほどの電磁波が家の中を通ってたと気付いた方がよっぽど怖い。なんやかんや言っても身の危険に関わる話の方が怖いはずです。
さっきの「DOOR」なんか、現実世界で何がきっかけでセールスマンの逆鱗を駆って家のドアをしつこく足蹴りされるか分かりませんもんね。無いとは言い切れません。
周りから理解されない恐怖なんて余裕で現実世界であります。
ビーチボーイズのブライアン・ウィルソンは周りから音楽的才能を理解されずに精神的に病んでしまいました。そして制作から約37年という長き期間を経て今年「スマイル」というアルバムを出します。これはこれで怖い。
でもね、次のようなのじゃあ・・・
・「呪いの発がん性物質 紫色109号」
・「うちの近所の川の魚は双頭」
・「恐怖の蓄積する食品添加物」
・「添加」
・「落鳥」
・「泡吹く犬」
・「紫外線で目玉焼きが焼ける」
・「遺伝する病気百選」
・「感染する病気百選」
・「感染する病気百選・粘膜編」
・「感染する病気百選・空気感染編」
・「日本感染スポット」
・「日本強怖電磁波スポット」
・「日本事故現場多発箇所百選・お子様編」
・「日本事故現場多発箇所百選・お年寄り編」
・「日本飛行機の計器が狂いやすい箇所百選・小型機編」
・「日本飛行機の計器が狂いやすい箇所百選・ジャンボ編」
・「風の強い日にやけに揺れる鉄塔」
・「風の強い日にやけに揺れる鉄塔、やけに抜けているボルトはなんだろう」
・「風の強い日にやけに揺れる鉄塔、やけに抜けているボルトはなんだろう、どうして鉄塔の周りでは鳥がボトボト落ちるんだろう」
・「風の強い日にやけに揺れる鉄塔、やけに抜けているボルトはなんだろう、どうして鉄塔の周りでは鳥がボトボト落ちるんだろう、最近やけに抜け毛がひどいな」
・「風の強い日にやけに揺れる鉄塔、やけに抜けているボルトはなんだろう、どうして鉄塔の周りでは鳥がボトボト落ちるんだろう、最近やけに抜け毛がひどいな、目から血が出た」
・「自分の家から逃げるネズミ」
ドキュメント色強すぎですし、NHKあたりで一時間番組で放送されそうだし、わざわざ映画にすることもないですよね。
あっ、ちょうど今度から
「感染」ってジャパニーズホラーが公開されますね、先越されました。どうも予告編見る限りではインフルエンザとかじゃ無さそうですね。
何気ない日常の中で何かがきっかけで突然悲劇の渦中に放り込まれるのも怖いですね、特に他人によって巻き込まれるのとか、たとえば
・「誤解!チカンに間違えられた」
・「誤解!万引きに間違えられた」
・「誤解!万引きに間違えられた、しかも近所で一番おしゃべりな奥さんに現場を見られた」
・「車に轢かれた」
・「車で轢いた」
・「車に足の先だけ轢かれた」
・「「この中にお医者様はいらっしゃいませんか?」と言われたが、自分は肛門科だった」
・「ちょうど帰ってきたら、自分の家に窓ガラスを割って侵入しようとしている不審人物を見かけた」
・「お風呂場で気持ちよく歌っていたら、急に誰かにハモられた」
・「自分が渡っている横断歩道を黒く塗っている人が向かい側から迫って来た」
・「急に目隠しされて「東はどっち?正しい方向を指さないと肩から先を切り落とします。」と言われる」
・「なんか僕の給食だけ、みんなのとスープの色が明らかに違う・・・」
***何咥えて来たん?***
しかし極めつけはこれじゃないかな↓、
・「臭い靴」
・「臭い靴2 音も無く雨と共に奴らはやって来る」
・「臭い靴3 取れない臭い」
・「臭い靴4 追いかけてくる臭い」
・「臭い靴5 懲りない臭い」
・「臭い靴6 繁殖する奴ら」
・「臭い靴7 街中に広がる臭い」
・「臭い靴8 世界中に広がる臭い」
・「臭い靴9 ファイナルファイト」
・「臭い靴10 和解」
・「臭S(シューズ)」
なんて映画やっても誰も見ないし、まず配給元は見付かることはないでしょう。「ゲタはけ」と言われることでしょう。
ホラー映画にするにはやはり「心霊」とかの方が便利なんでしょうかね。呪いで靴が臭くなったとかじゃ、誰も怖がりませんものね。映画館で臭いが出ればいいのに・・・、そういえば江戸川乱歩を題材にした「RAMPO」では映画館でHな気分になるような香りを出すとかいって軽く話題になりましたよね、もう10年も前の話。当方?思春期まっさかり、もちろん当時
映画館に行きましたよ!
でもね映画のつまらなさが打ち勝ってしまいました。当時、Hな気分になってどうしようって話ですけどね。
さて、邦画には珍しくそこそこ集客が取れるジャパニーズホラー、新たな日本の特産品のごとく持て囃されていますがこれからどうなってしまうんでしょうね。
最近私が見た邦画で面白かった中に「東京原発」ていうのがあります。
東京に原子力発電所を誘致してしまおうという話ですが、よく出来た脚本・個性強い名俳優によって面白く進む映画の中で原発の恐ろしさ、国の核の取り扱いの現状なんていうのが学べて勉強になりましたよ。映画的にも良く出来ている。ある意味でブラックユーモアでホラーです。
でも役所広司を主人公に起用したこんな作品が公開する映画館が無くて一時お蔵入り寸前だったっていう映画界の現状が一番怖い。馬鹿みたいなホラー映画はほいほい劇場公開するのにね。
蛇足でまだダラダラ書きますが最近気付いた怖いことの一つに、「D-LOOP」ってユニット復活というのがあります。
当時(97、98年)、当方彼らのCDシングル3枚(それが全て)レンタル落ちで買って聞いてました(笑)。あまり褒めることを知らない私でもいい曲作るなあと頷くほどのメロディラインの作品ばかりでした。
CDシングル3枚出して、「さあ流れ的には次はアルバムかな?ちと欲しいな。」
で・・・
6年間音沙汰無し。
で今年復活。
日本でこんなスタンスでレコード出して解散しないアーティストグループがあっていいんでしょうか?実績がある大物バンドとかならともなく、アルバムも一枚も出さずにデビュー一年目くらいのアーティストが。
怖い怖い。
今年新たなシングルが出てたのにビックリ(50円で購入)、アルバム買いそうで怖いなあ。
ちなみに話の初めで書いた靴ですが、その靴に限ったことなんです。他の靴ではそんなテロ事件は起こりません。
三年物の靴だからでしょうか?
熟成された芳香な香り。
あっ、郵パックのCMに織田裕二を起用した魂胆も怖い。
最後に、
以前、「平日の雨の日のデパートの屋上」のコラムで書いた池袋の新文芸座にて、ある特集がオールナイトで行われます。そのコラムの時はその大会の「ゾンビ編」があると書きました・・・。
そう、「スパーホラー大会 PART2」を観に行きます。もう前売り券は購入済みです。オールナイトでホラー映画4本します。
翌朝の当方の精神状態が楽しみです。
***でへへ***
イワコデジマ イワコデジマ ホンコワ コジギリ!
じゃあ、また!