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first update |
インドにサクラサク |
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2005 04/25 | |
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時期はお花見の季節ど真ん中。
電車で行けるインドが都内にある。リトルトーキョーとかのようにインド人街とかでは無くインド大使館に行ったのだ。
普段なら気軽にインド大使館には行けないし行く用事も無いのだが、その日は違った。
インド大使館にて「桜チャリティーバザー」という催しが開催される日だけは。
年に一回その日一日に限っては、普段は「用も無いのに入って来ないでよ。」と閉ざされたインド大使館の門も、千客万来と言わんばかりにカモナジャパニーズ状態なのだ。
インド婦人会による“ラチナクラブ”主催の「桜チャリティーバザール」に赴き、あれやこれやなんならサリーも買い漁りインド人仕様の格好になりたいとかでは無く、私が足を運んだ目的は同時に出店されるインド料理の屋外テント、テント、テント。
そうなのだ、バザーはもちろんのことインド料理のテントが数々出ているらしいので桜舞い散る下インド料理を堪能したくて行ったのであります。
地下鉄の九段下の駅を上がると、そこは吹雪のように正に桜吹雪が舞い散っていた。牛ヶ淵を囲むように作られた歩道は春色一色の桜並木と化していたのだ(一番上の写真参考)。もう小道具さんがピンク色の折り紙を細かく切り刻んで作ったんじゃないかというくらい桜の花びらが凄いってなんの。ほっておいても頭に服のポケットにと花びら入って来る。スプレーノリを噴きつけた用紙でも持って歩けば、あっという間に桜の花びらで絵が描かれることだろう。禿げ頭に同じくスプレーノリを噴きつけた日にはあっという間に頭にお花が咲いた人になる。失敬。
桜の園と化した道をほどなく歩き、やって参りましたインド大使館。もう門の外から日本とは違う匂いがしてくる。春の陽気に紛れて香辛料の匂いがしていた。
***「日本語だから読めます」***
***「悪の秘密結社の旗では無い」***
***「印度大使館さんのお家」***
***「インド人仕様のお人形が正装でお出迎え」***
大使館敷地内に入ればそこは別天地。「日本印度化計画」という唄もあったが、ここは既に日本であって日本で無し。パスポートも長時間のフライトも無しインドに来れたのだ。ちなみに私は本当のインドには行ったことが無い。というかアジア圏の他の国にすら入国したことが無い。多分これからも行かない。バックパッカーとかにもなる気がしない。どちらかというとアジア圏の他国に行く気があまりしない。香港はちと行きたいかな。
なのになんでどうしてインド大使館に来たかと言うと、まあ冒頭のなぞりになるがもっと簡単に言うとカレーが食べたいだけなのだ。コ●壱では食べれないようなカレーをね。エキゾチックジャパンにて異文化コミュニケーションをはかりつつカレーを食す。
ああ急激に東京の一角の人口のほとんどがインド人のみなさんで占められている。大使館の職員さんの家族、都内に住んでらっしゃるインド人の皆さん、遠くから近くからインド人の皆さんが集結しておられる。もちろん私のようにバザー&カレー目的、ちょっと花見のついでに寄って来たという日本人の方々も多々。とりあえず言えることは人が多いってこと。
***「朝から大盛況」***
ところで私は顔が濃いい。彫り深のくっきり二重の目だ。なんなら三重だ。疲れている時には四重ぐらいになる。顔が濃いい顔が濃いいと周りからも言われ続けた。数年前、オーストラリアで暮らしていた頃、タイ人の友達がたくさん出来たのだが何か知らないがタイ人の女の子たちにはかなりモテた。タイ人受けする顔らしい。でも石原良純系の顔とはまた違うんだよな。クセ毛でも無いし。名倉潤系でも無い。まあ日本人には全くモテないから意味ないんだけどね。どうやら生まれてくる国を間違えたらしい。 両親とも純粋な日本人だが、この顔が母方の方の血から来ているのは分かっている。しかし母親を始めその血筋の方がほとんど亡くなってしまったので、血の流れが何処から来ているのかもう分かりようが無い。どこか沖縄圏内の血が入っているのかな。メキシコ系の血の疑いも拭えない。
極めつけはハワイに行った際に、日本人観光客に現地のハワイ人に間違えられたくらいだ。
いつか子供が出来て、私のような顔の子に育ったら、嘘を教えてしまおう。「いいかい、パパの祖先は遥か昔にポルトガル船に乗って出島ってところにカステーラを持って来たんだよ。そのまま日本に住んだんだ。」もしくは、「親戚にアントニオ・バンデラスがいるんだよ。」
ところがどっこいどうだろう。このインド大使館内に来てしまえば私の顔は至って普通なのだ。だってインドの皆さんみんな顔濃いいんだもん。森の中の木の葉状態だ。ぬははは。 なんだろう、この一体感と安心感は?
***「ウォーリーをぬかせ」***
インド大使館の駐車場が開放され、そこにはインド系の料理の出店テントの数々並んでいる。う〜ん、独特の香りが鼻腔をおもいっきり開げるでは無いか。
ここは何、カレーマルシェなの?日本のカレーと違った匂い、ああカレーの国のカレーの匂いに体中が包まれて行く。
早いとこじゃかすかじゃかすかどんこどんのほいっさっさーと食べたい。
さてここでシステムを説明しよう。直接出店にてお金を払ってカレーを受け取るのでは無く、まずは換金所と称されるテントにて日本円を「500円券」か「200円券」と書かれたお手製の紙の金券に交換しないといけないのだ。
その券を組み合わせてカレーやインドのお菓子と交換してもらう仕組みになっている。頭のいい人なら分かると思うが一番安いものは200円、それでも一番高いのでも500円券二枚のインド人ごっこ(後述)ぐらいのもの。ああなんとなくお金を使った気がしないのはインドの天竺行きご一行のモンキーマジック?バザーの方は日本円でOKよ。
ちなみにルピーでは無い。
もちろん一歩大使館を出たお外ではその金券は使えない。
そこらの普通の屋台で出したものならシバかれること間違いなし。
ATMで「お預け」で投入したらドアの向こうから人が出てくること間違いなし。
とびきりの笑顔でも駄目。
はちきれんばかりのお腹でも駄目なものは駄目。
かわいい子犬の仕業とかなら許してもらえるかも。
可愛らしい紙のお金に換金したのなら、レッツラゴンと朝ごはんを抜いて来た底力をここで発揮しようではないか。
悪いけど食べちゃうよ。
***「金券握って、いざ突撃」***
両手いっぱいに発泡スチロールの小皿抱えて、みんなのように適当なところに陣取って、さて食べるでありますか。
***「チキンカレー」***
***「豆のカレーとナン」***
***「タンドリーチキンとナンとサラダのセット」***
朝から豪勢な上に食べ過ぎ。でもお祭りの屋台ってなんだかもう次々食べてみたくなるでしょ?そんな感じでインド屋台を堪能。もちろん売っておられる方々もインド人、みんなガンジス川で身を清めた経験者かな(偏見か?)。なかなかインド料理系の屋台って普段のそこらのお祭りで見られないものね、一年に一度のことだし、多少の無茶も許されよう。
そういえば「カレーベビーカステラ」って屋台無いな。
「カレーベビーカステラ カレー味」ってのも無いな。
もし日本の屋台がそのテイストを残しつつインド系になったら・・・。
神社まで続く通りまでの屋台が既述の「カレーベビーカステラ」を始め、「カレーたこ焼き」「カレーお好み焼き」「カレー焼きそば」「カレー綿飴」「バナナカレー」「カレーリンゴ飴」「カレー煎餅」「カレークレープ」「カレーかき氷」「ヨーヨー(カレー入り)」「カレールーすくい」「カレーライス」とカレー尽くしだったら・・・。
境内はカレー粉が舞い散り、にわかに視界に黄色くグラデェーションがかかっている。着物の隙間には気がつけばカレー粉の粉塵が溜まり、あちらこちらで咳き込む人も見受けられる。マスク着用はほぼ義務化。小学校などでも「お祭り行くならマスクを忘れない。」を指示。カレー好きは恍惚な表情でその空気を堪能、これまた小学校で「お祭りで、一人で笑っている人に近づいてはいけません。もちろんお祭り以外でも!」とさらに指示。
鳥居なんかも幾年のカレー粉を洗礼を受けすぎて黄色く変色、まさに黄ばんでいる。
賽銭箱の底には積もり積もったカレー粉が!!
まあパラレルワールドの日本の風物詩の話はここらまでにしよう。
チキンカレーのライスはもちろん細長パサパサのインディカ米で、黄色くココナッツ系がベースと思われるカレー自体はよくある液状のサラサラした類のものでは無かった。赤みの強い豆のカレーはひよこ豆がこれでもかというほど投入されており、カレーは酸味が強い系に思われた。タンドリーチキンはぶっちゃけ特筆するとこは無い(笑)。もちろんテリヤキチキンとは全く違う。
豆のカレーに付いてきたナンと、タンドリーチキンに付いてきたナンは同じナンでも味も食感も違う。ペラペラかモフモフか、単独での味が薄いか濃いか、どちらにしてもナンなんですけどね。
とにかく共通して言えることは辛いんだ。辛いの辛くないのって辛いんだ。汗がじわりと吹き出るってなんの。辛さを紛らわせようとナンを摘むもナンも塩辛い。豆も豆だけで充分辛い。せめてサラダが救い。
***「おもわず、おチャクラ開眼!!」***
インド仕様のカレーは辛いに違いないとお茶を持参しておいて良かった。
ぽかぽかとおだやかな小春日和、桜舞い散る中、座って辛いカレーをはひはひ言いながら食べる。インドの人たちはこの日とばかりににこにこしている。日本の人たちもカレーを差しつつにこにこ。日本の春であり、インドの春をみんながにこにこ楽しんでいる。ああ今日は来て良かったなあ、・・・辛過ぎだけど。
とてもおだやかな気分で心が満たされる。
振り返れば、あれは「あなたもサリーを着て写真を撮りましょうコーナー」ではないか、インド人ごっこが出来るらしい(女性限定)。
ちょうど日本のおば様が今日だけオリエントなインド人女性に変身しているようだった。ナマステ。
***「今日からあなたもインディカ米」***
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