カートをゴロゴロ牽きながら移動し駅を次々と乗り換え、浜へ浜へと目指しましたが、思ったのは駅構内などにエレベーターの絶対数の少なさと、ホーム内でエレベーターがとても端の方に追いやられているということ。これでは足が不自由になったときに不便で不便で、これからおちおちケガも出来ません。スーキー、スノボー、身長以上の高さの塀の上から飛び降りるなんてもってのほかです。
中学生の頃、フロリダのディズニーランドだったかな?ジェットコースターに車椅子の方が車椅子ごと乗れるシートがあり、実際に搭乗しているのを目の前で見て、「日本では無理だな」とカルチャーショックを受けた思い出がある。
去年などは車椅子を押した経験があるが、本当に街中って優しくない。バリアフリーなんて言葉が出来たのも近年だ。いやー、段差憎いっす。
いつの間にか歩いている場所は東京圏内から横浜圏内へと。
傘など意味も無く、雨をジャンジャンバリバリ受けながらカートと私はネットで予約していたホテルへ。そこはクレイジーケンバンドの唄に良く出てくる伊勢崎町。伊勢崎町ブルースでも有名。
●ン●ラル●ン横浜。名前だけ聞くと、なんだか横浜を代表するかのようなお名前だが、どうもいかんせよ周りの環境が悪い。お悪い。
風俗店に囲まれていた。
ホテルの前も風俗店(キャッチ男性付き)、窓から見える風景も風俗店々(キャッチ男性達付き)。風俗店街にあったのだ。ラブホテルじゃないよね、ここ。なんだか、本当に幸先が良くない。
前日搬入が可能なので、搬入しにパシフィコ横浜へ行こうと思ったけども、雨が容赦なく己の力の限りを発揮し続けている。
あきらめよう、潔くあきらめよう。搬入は当日の朝六時から可能らしいので、雨による被害を回避するため当日搬入に変更することにした。なんのために横浜に前日から来たんだか、なんだか。
にしても夜の伊勢崎町の妖しさには驚きました。絶対ここ日本じゃないでしょって空気が渦巻いていた。禍々しい雰囲気の中、聞き取れぬアジアの言葉が飛びかり、目に入るはハングル文字。
アニョハセヨー。
ラーメン屋まずかった・・・。
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そして朝五時半過ぎ起き。坊さんかい。
当日はうって変わって藍碧の空。手短に用意して、とぼとぼと向かい風に反して海がある方向へ。
ただでさえ慣れない早起き、ただでさえ慣れない土地、全荷物の重みを感じながら、足を引きずるようにパシフィコ横浜へ到着。こおゆう催し会場って広い土地を求められるため、街の構成的には端っこにあるよね。土地も広いし安いしってな感じで。見知らぬ土地を端へ端へと、しかしながら遠かったです。
歩く歩道があったんですが、朝六時から可動してるわけもなく、だた珍しい柄の道となっていました。
この時点で既に体力まあまあ消費。
結構早めに着いたはずだが、なかなか既に搬入用意してる出展者の方々がもう結構いらっしゃる。
大きめの体育館のようなスペース内は、A〜Eと企業ブロックに区切られ、ブロック内で神社の境内に通路沿いに屋台が向かい合わせるような形で、小さなブースが並んで列を作っていた。
よくあるフリマの展示販売構成といった感じでしょうか?
出展には「審査無し」というだけあって結構の数のブースと搬入者がいる。出展後は審査あり。
搬入終了時間は九時までなので残り約三時間、多分出来るだろうと始めて終ったのが八時半過ぎ、本当にくたびれた。
***とりあえず会場の大きさまで***
アナウンスで再三繰り返し、出展者はパンフレットを引換券と交換してもらって下さいと流れていたので、いい加減出展者パスに付いていたパンフレット引換券を実物と交換しました。このパンフレット、一般の方には入場券と同様の価値がある。一般の方はパンフレットを購入してGEISAI会場に入るのです。そして、このパンフレットには各出展者のイラストによる、己のブースの自己アピール画が掲載されていたのだが、
そこには大きな間違いがあった
それは後々語ります。嫌な感じのことです。
それから朝食おば、メニューは昨日ホテルの近くの閉店間際のスーパーで購入しておいた、
串カツ
。
朝から串カツ5本。もうなんだか、半額の半額みたいな計算になっていて5本で150円って格安になっていたもので・・・。
時間が無いので掻きこむように食事を済ませた。胃がもたれる。
十時開場前に九時から各ブースの出展品の審査があるということで、己のブースに戻っておこうかなと。にしても搬入のときに既に分っていたことだけど、戻ろうにも1ブースの大きさが狭い。
本当に狭い。
1m×1mという範囲の中に出展物を展示したら、作者の居場所が本当に無い。私は胸囲90cmなので、一人立ってしまうと今度は作品を置くスペースが無い。
自分自身を展示しても意味が無い。そんなパフォーマーじゃない。交霊術も出来ない。
こんな豆腐の上のようなスペースで1ブース出展料21000円(税別)って、ねぇ、さらに税別ってよう。高いと言えば高い、こんな会場で展示できるにしても、有名人の審査があるにしても、スカウトがいるにしても、はちな?
縦にも横にも寝れない程度のスペースのなのに。
これじゃまるで、狭いと思わせといて、今度の参加の際に2ブース・3ブースと多くのブースを買い取らせるように仕向けてんじゃないかなと思ってしまうほどだ。
ああ、広いブースが羨ましい。隣の庭はなんとやらのように羨望の目を向けてしまう。作品にでは無く、スペースに!!
ブース前の通路も狭いので通路に立っていると、向かい合わせの正面のブースの方にも迷惑かかるし、何より己の体で己のブースを隠してしまう。意味無いじゃん。
関西のアートのイベントに比べて、会場内に詰めすぎのような気がする。作者の居場所まで無くしてどうするんだ。
申し訳ない程度に身を縮ませて座ってらっしゃる作者の方々もちらほら見える。日本の土地事情じゃないんだから、1ブースをもうちょっと大きくすべきだなと辛々と思いました。
物品の販売も今回のGEISAIからは可能になっていたので、ポストカードでも持ってこようかなと思っていたんですが、この狭さなら持って来なくて良かった。
もう一回言いますね、狭い。
というわけで、参観日の息子を眺める親のような気持ちでちょっと遠くから突っ立って己のブースを見守っていました。
「頑張れ、うちの子!!」
さて、そのうちの子だけど、今回はいつものセリフとイラストで笑いと取るといった形ではなく(それは作品ファイルにて展示)、五段五列の町屋を作ってみました。
名付けて段々町屋!!
←相棒命名
***どでーん***