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タイトル
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***謎の生物***





 去年の年末、2004年もあと二日で終わろうかという日に私は実家にいた。

 昔、コラムの方でも少し書いたけど、うちの実家の庭には野良猫が代々住み着いて子孫繁栄を繰り返している。うちの庭は彼らのテリトリーとなり、他の猫が入ってくるわけでもなく、かといって彼らが家に入ってくるわけでもなく、互いに人間と猫が一線引かれていいバランスで生活している。


 当然のことながら、たまに実家に帰ると新顔がいたりするがいたりするんだが、今回実家に帰った際は五世代目となる子猫がうろちょろしていた。

 私は一匹の猫を除いて、この世代の子猫たちを会うのは初めてだ。そんなに怖がってもいないが顔が合うとビクビクしているのが分かる。「誰?この人」と言ってるとかいないとか。

 二年前、こいつらの上の代の四世代目の猫たちを子猫のころから私はかなり溺愛した。
 ちょうど母の介護でガンセンターに毎日通い詰めで、こちらの気分がまいっているときにいい意味で癒しとなっていた。
 こちらの愛情に答えるように、そいつらは育ち、おかげで外から帰って来ると玄関先まで全員で毎日迎えに出てくるほどになった。客人などでは出てこず、私の足音や自転車の音を覚えてしまっていたのか、全員走って迎え入れてくれた。逆に歩いて近所のスーパーまで行こうもんなら、テリトリー無視でどこまでも付いて来るので困った。スーパーの中までぞろぞろ入れるわけに行かないし、変な道行って車に轢かれても可哀想だしね。まるでカルガモの親子横断の様だと言えば分かりやすいかな。





***子猫行列***




 三歳の頃から何かしら猫のいる生活をして来たが、ここまで猫たちに従われたことな今までなかった。
 第二の親代わりになっていたのか、もしくは常に体からまたたびの匂いがしていたのかもしれない。




***当時の玄関先の攻防***




 そいつらも今は一匹のメス猫を残すばかりで、大人になるとともにオス猫たちはどこか新たな自分のテリトリーを探して旅立った。黄色いハンカチなんて一枚も無いけどいつでも帰ってこい。

 そのメス猫が親となり第五世代の子猫たちを産んでいるわけなんだな。
 親となったそのメス猫は今回帰郷した際も玄関先まで出迎えてくれた。実は第四世代の子猫たち一匹一匹に名前を付けていなかったのだが、ちょうどこの猫だけは子猫のときから「ぽん太」と名前を付けていた。というのも尻尾が短く、他の兄弟の中で一番すばしっこく狸みたいだったからだ。それに名付けたころはメスとは気付いていなかったから、「太」が付いてる。

 今はその「ぽん太」ファミリーでうちの庭は占領されている。





***おかえり***




 話は、その子猫の中で変なのが一匹いたことに始まる。









***何かいるでしょ?***






 今、ぽん太ファミリーの構成は、

 ぽん太(親:♀)
 子(先に生まれた子:♂)×1
 子(第二次に生まれた子:性別不明)×3

 の計五匹となっている。
 お父さんは知らない。

 そのうち第二次に生まれた三匹の子猫たちとは今回が初対面となる。

 で、




***初めまして***


























***お・・・、お、お前・・・***









***・・・・・ゴ、ゴミ?・・・***





 とてもじゃないが見てられない。

 でもどう頑張っても目を離せない状態なので、よくよく見てみると、どこかの家で仕掛けてあったゴキブリホイホイみたいな粘着捕獲シート型のネズミ捕りにひっかかってしまったようで、見事にネズミ捕りのシートを背負ったまま取れなくなっている。

 どこまで行ってもそれを背負ったままだ。



 ひどい。



ひどい有様だ。



 どこの家か庭かに行ってしまってドジ踏んで付けてしまったのか今となっては分からないが、まんまと罠にかかってしまったようだ。多きな獲物が捕れてしまったな。ドジったとはいえ、とりあえずよくうちの庭に帰って来た。それだけでも、よくやった。


 しかしながら、こんなシートを背中に貼り付けたままのこいつの動きを見ていると、他の子猫達は門の下を潜り抜けたり、スクーターの上に飛んだりしているのに、どうやらこいつだけはシートが邪魔して動きが不自由になっている。犬はよく洋服などを着せてもらっているが、猫の売りはその軽快な敏捷性だ。そのため猫だけはその動きに服など邪魔だから、猫ちゃんのお洋服なんて滅多に見ない。猫は素早く且つしなやかに動いてなんぼ。
 しかしこいつが背負ってるのは服でも無いし、明らかなネズミ捕りだし、動けないのは当然と言えば当然なんだけどさ、でもねぇ。

 何よりも、他の子猫たちは、ぽん太や兄たちと一緒に寄り添って寝ているのに、明らかにこいつだけ仲間外れにされている。そりゃ、他の猫たちも嫌がるよね、明らかに明らかだもんね。

 これではこの子は、愛情知らずのひねくれ坊主(オスかメスか分からないけど)になるに違いない。



 
うちの庭から不良が育ってしまう!



 うーん、自然にこのネズミ捕りが取れるとは到底思えない。
 まだガムテープなどならともかく、このシートってネズミを捕まえてそのまま抹殺するためのものだから、その糊(ノリ)の強力さったら、そこらのテープのそれとは比較にならないほどのものだろう。簡単に糊から逃げられたんじゃ商品として問題があるし、開発した側も「捕まえた獲物は逃がさない精神」で作ったはずだろうから強力なんだろうなあ。




***正直ぶさい***




 なんかもう弱っているのが顔を見て分かる。上の写真を見て分かる通り顔もぐしゅぐしゅだ。散々だな、君は。
 精神的にも肉体的にもこの子猫の弱り様が伝わってくる。
 ひどい有様のこの子猫を見ていると、うっすら「死」の文字もどこかしらか滲み見える。




 これでは駄目でしょ。


 こんなのほっとけないでしょ。


 一応、うちの庭の住人だし、ぽん太の子だし、まるで孫のような奴。


 やっぱり人間としてこれはほっとけない。




 というわけで、こいつの背中に貼り付いているものを取ってやろう。







***難儀だねぇ***




 しかしねぇ、寄ってこないんだよ。
 初対面だし、軽く警戒されてるし。

 どうすっぺかなあ。








Page2こと、哀れな子猫の救助の始まり。






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