Page6  AM03:00〜


***狂ってる・・・***



 
 歌いながら後でこのチコリに載せるために、歌った曲順を小まめにノートに書きつづっていたのだが、ゆっくりめの曲を歌っているときなど、なんだか手持ちぶたさでノートに落書きなんぞしたりしていた。
 上のイラストは無我の境地で「カラオケ喫茶」をイメージ図で描いてみたもの。
 前のPAGEのトップのイラストも同じくカラオケしながら描いた落書きだけど、あれは後から彩色して手を加えてこのチコリでUPしたもの。「カラオケ喫茶」はかなり時間的に後半になって描いたので、夜中の魔力と独房で精神的に追い込まれているのもあって不可解なものとなっている。あえてストレンジマジックを無修正でお楽しみ下さい。
 「J-WARKのキリストみたいな人」とか描いてしまった意図が自分でも思い出せない。夜のとばりと共に脳みそもとばっていたようだ。中途半端で気持ち悪い見開きだし。
 前のPAGEのイラストも少しやばい気がする。
 そもそもカラオケ喫茶ってなんなんだ。

 というわけで、あと二時間を残すばかり、Let's Ondo Again!

 正直しんどくなっています。





 --96曲目--「ブラインドタッチの織姫」---------------------キリンジ--
 どうゆう経路でこの曲がカラオケに入っているのか?横の写真は一応この曲が収録されているシングルディスクだが、シングルなのに6曲入っていて鏡合わせのように相対するカラオケも6曲入りの計12曲、もうミニアルバムだろって感じのシングル。
 表題曲の「スウィートソウル」じゃないのに「ブラインドタッチの織姫」がカラオケに入っちゃっている、素直に嬉しい。実際この機種だと結構キリンジの曲が収録されている、売れたなぁホリゴメズ。もうカウンタックとか買えるだろう、凄く似合わないけどね。兄は練馬に住んでらっしゃるようで、東京大仏の話を前にしていた(笑)。練馬の人は分かるよね。
 タイアップとして使うなら仕様用途は限りないだろうなといったキャッチーなメロディなこの曲。サビに数の言葉遊びを入れているのと織姫とされている女性の描写がイカス!

 上のディスクだと「悪い習慣」が一番好きかな。同ディスクに収録されている「愛のCoda」も歌本に載っていた。






 にしてもお腹空いたかな。
 しかしここまで来て食べるのもどうかと・・・。腹もふくらみ眠気まで誘われた日には知らない間に朝を迎えて「終電ですよ。」と起こされることになってしまう。

 一応メニューを見るも・・・、


***夜中にお前はちょっと***


 いくら存在しない料理長イチ押しでもこんなのは重いな。「ぽてともち〜ず」って日本語生まれて初めて見た。「〜」の部分に餅の柔らかさを表す言霊が潜んでいるに違いない。
 おつまみ頼むのもなんだかな。

 無難に飲み物でも頼むか。部屋の電話から受付にオーダーの電話。
 料理長とやらは本当にいるのか問いたい気持ちを抑え、眠気覚ましの意も兼ねてホットコーヒーを注文。




 --97曲目--「双子座グラフィティ」--------------------------キリンジ--
 初期の頃の唄。ホーンといい歌っていて気持ちいいので選曲。眠たくなって来ているのでちょっと騒がしくて楽しい曲を。小洒落てて小難しくて洗練されている上質のポップソングを作る双子は最初のアルバムからその才能を出し惜しみしてない。





 「双子座グラフィティ」の途中でノックがあり早速飲み物が来た。やけに早いね。
 歌ったりしているときに注文の品を持って来られるのって、なんか気まずいよね。店の人を無視して歌う強靭なハートはとてもじゃないが持ち合わせていないのでマイクを膝に置く。

 ども、ども。
 やけに明るい声で「ごゆっくりどうぞー!」とバイトらしき若い兄ちゃんが言い去り部屋はまた一人っきりの独房。「ごゆっくり」っつたって、後二時間足らずで店閉まるくせに。
 いてもいいんですか?いや、どちらかと言うと帰りたいかも。

 にしても・・・、


***どんぶりホットコーヒー***


 ちょっと大き目のカップに入ったどんぶりホットコーヒー。さすがに喉が痛くなって来ているので無難に温かい飲み物で喉を労わる。やはり唄習っていた頃と比べると喉弱くなって来てるな、昔はもうちょっと喉が丈夫だった気がする。今更何の必要も無いがボイストレーニングでもするか?

 ちなみに・・・、




***メニューの飲み物のところ***







***余計な説明***


 ここの店の得意技の「ジョッキ&ピッチャー」の有無をわざわざ説明してくれています。ホットドリンクのジョッキとピッチャーってなんだよ。見てみたい気もするけどね。

 眠気覚ましの意も含めホットコーヒーが身に染み渡る。さて歌うぞ。






 --98曲目--「牡牛座ラプソディ」----------------------------キリンジ--
 「双子座ラプソディ」に続くラプソディものの「牡牛座ラプソディ」唄の感じは前の曲と全然違っている。「双子座〜」の方はまだ歌詞の世界が分かるけど、こちらの方はもう歌詞が暗号でしかないような感じ。出だしの「これみよがしのガチガチビバッパー」
って何?でもメロディに乗ると秀逸な色を醸し出すキリンジ独特の言葉遊びの歌詞。

 今の喉ではサビがキツかったので一番で切る。さっきの「さて歌うぞ」は何だったんだか。キリンジはもういい。




--99曲目--「葛飾ラプソディー」----------------------------堂島孝平--
 脅威的な巻数で続いている日本の国宝的マンガの「こちら葛飾区亀有公園前派出所」のアニメのOPで使われた曲。近年のアニメって内容と合わないタイアップ曲が使われていたりするが、このアニメはわりかしアニメ内容にあった曲ばかり起用され
ているんじゃないかな。少年ジャンプは当の昔に読まなくなったけど、この漫画だけは単行本になると購入している。アニメも日曜の夜ということでたまに観ている。この葛飾ラプソディーなんかモロにこのアニメ用と思われる人情と下町情緒に溢れて過ごしている主人公を歌った名曲。どうしても寅さんのイメージも浮かぶ。

 「グラフィティ」→「ラプソディ」→「ラプソディー」と持って来てみた。いい曲だよ。

 井上陽水氏の「新しいラプソディー」も入力しても良かったが歌う気がしないので止めとく。





 さてさて歌い続けてきた曲たちも次で100曲目となる。
 歌った曲を書き綴ったノートはなんだか暗号の集合のようになってしまっている。
 ホットコーヒーを飲めど喉も明らかに痛んで来ている。ここは景気付けの曲を一発かましたらんとあかんな。

 インチキは嫌なんで入力曲を計算して100曲目にこの曲が来るようにしておいた。

 さあ、その100曲目とは!?



















--100曲目--「名古屋はええよ!やっとかめ」---------------つボイノリオ--
 記念すべき百曲目ですわ。そして百曲目に取っておいたつボイノリオ氏の「名古屋はええよ!やっとかめ」。いいよ、この曲は無敵。作詞作曲は山本正之氏、タイムボカンシリーズのあの人です、かなりキャッチーなメロディの上に名古屋の自虐ギャグ。
 「GO!GO!名古屋!未来の首都名古屋!」←歌詞抜粋。名古屋には敵いません、名古屋は県でな無くて一つの国だでよ。

 「東京はまぁあかん 汚れとる とろくさい 病気が流行っとる 大阪もまぁあかん おわっとる たるくさい 食い倒れとる」←またも歌詞抜粋。
 ケンカ売ってるけどある意味大正解!なんだ?私はたいていは名古屋の肩を持つよ、名古屋はええよ。それに東京も大阪も私の故郷では無いのでどう言われようが一行に構わない。名古屋も故郷では無いんだが。
 ああ名古屋人の前で歌いたかったな。

 20年近く前の曲とは思えない華やかさとスピードと息つかせぬ名古屋自虐ギャグの歌詞の嵐、歌詞多い!一番と二番の間に休むことなくセリフも入るので息つく暇が無い。墓場まで持って行くでしょ、これも。

 100曲目に相応しい迷曲。ずっと一人で同じ部屋にいた塞ぎがちな私も自然とテンション上がったよ。

  やっとかめー!!(名古屋弁で「久しぶり」の意)

 というかやっと100曲。別に何曲歌うかとか、キリ番がどうとか関係無いんだけどね。
 描いた時間は違うけど、このときのテンションぶりを表せそうな落書きがあったので載せときます。


 

***くるぱあーの境地***




--101曲目--「飛んでスクランブール」---------------------つボイノリオ--
 この曲はね、説明するのはちょっと難しいんだけど、CDが通常の音楽メディア形態となった今では理解しがたいと思う。わざとレコードで流しているような針の擦れる雑音を入れてレコードで再生しているように演出して、歌詞では変な単語は記載さ
れていない哀愁のラブソングなのに、レコードの特徴の「音飛び」ということで歌詞の思わぬところ同士が繋がって変な単語になっちゃうといったエポック的な唄となっている。こんな手法で無理やり歌に下衆な単語を生み出すつボイノリオ氏は尊敬の価に匹すると思うぞ。
 例えば歌詞中の「リラックス」って単語が音飛びして唄の中では「セックス」って単語になったりしてる。もう神の御技だ。詳しくは上のアルバム聴いてもらえばよく分かる、口で説明するのは難しいや。歌って下さいという方がいたらカラオケ一緒に行けば歌ったる。次の歌も。
 でもカラオケで歌うと「音飛び」の意味なんか全く無いんだよね、そのままストレートに歌うしかないじゃない。CDで聴いてみて下さい。
 ところで、amazonって何を基準に新品CDを安くしているんだろうね。





--102曲目--「極付け!!お万の方」-------------------------つボイノリオ--
 前に日記の方にも書きましたが、つボイノリオ氏は公共の電波で20年間放送禁止という素晴らしい名誉を頂いた名曲をお持ちです。その名も「金太の大冒険」。歌詞には言葉遊びで露骨に男性器の名称が出て来ます。あのぶらぶらしたの。
 「♪金太、守って〜(きんた まもって)♪」とかね。ギリギリでしょ、というか発禁扱い。

 この「極付け!!お万の方」も、勘の言い方なら既にお分かりでしょうが、ええ、まあ、はい・・・。

 「金太の大冒険」に負けじと、発売されて6日で放送禁止になった問題曲です。

 よくカラオケに入っていたなという感じ。女性の方々の前ではあまり歌えないな。



 詳しく説明するよりも歌詞をご覧下さい。18歳以下は目をつむってマウスをスクロールして飛ばして下さいな。























 ・・・・・・・・・・・・・・余計な説明は要らないね。「金太の大冒険」といい勝負。
 「お万」の後の歌詞までの「間」が絶妙だ。早すぎてもなんだし遅すぎるとつまらない。
 歌詞中の「お万」の後の「、」から必死さを感じる。
 あくまで、お万さんの唄です。

 この手法って幾らでも使えるよね、今思いついたが例えば、
 「Mr.珍、転ぶよ ちんころりん」とか。
 もう一度言うけど、あくまで、お万さんの唄です。




--103曲目--「コロコロなるまま」-----------------------スチャダラパー--
 ここのコロコロとはあの小学館の辞書並みの厚さの月刊誌「コロコロコミック」にかかってます。今となっては古いけど当事コロコロコミックの中で取り上げていたことが歌詞にたくさん出て来る。「TAMIYAの前ちゃん」とか分かる人には分かる話。前ちゃ
ん今TAMIYAじゃないんだっけ?
 出だしの「♪ウキャキャキャキャー エヘ アハ 朝飯田宮の前ちゃんだ♪」って出だしが大好きで、今でも、そう今でも時々「ウキャキャキャキャー エヘ アハ」とか一人で言ったりしてる。危ない大人だね。
 営業、または接待業のバイトのときも頭の中で「ウキャキャキャキャー エヘ アハ」と唱えるときがある。そういうのって笑顔が必要とされるが、笑顔のまじないというかスタート合図かのように頭の中で唱えて顔だけバカになる。接客はある意味、笑顔が命だ。エヘ。

 小学生の頃、コロコロコミックは聖書と書いてバイブルだったからね。あの当時のキッズ同様、私もミニ四駆とかビックリマンに中毒患者のようにハマった。大人の仕掛けたムーヴメントに見事に陶酔してしまってた。いい思い出だよ。毎月15日が凄い楽しみでしたわ。コミックボンボンも読んでた。

 スチャダラパーは大好きですよ。今じゃ当たり前のように変に日本のミュージックシーンにHIPHOPが根付いっちゃって、私敵には「俺様ちゃん」みたいな歌詞が大嫌いだし、「日本のどこにストリートがあるんだよ?お前らどう頑張っても黒人じゃないしバックグラウンドが違うじゃないか!?恥ずかしいんだよ、馬鹿!!」と思っているんで、中途半端なラッパーって鬼なまら大嫌いなんだけど、パイオニア的なスチャダラパーは大好き。彼らのキャラクターも立っているし歌詞も好感持てるしね。BOSEもANIも「俺様ちゃん」的なこと言っても全然嫌じゃないんだよ。
 かせきさいだぁも聴いてて気持ちいい。


 次からは元ナゴムレコーズの方々の曲が続く。




--104曲目--「ドリルキング社歌2001」------------------電気GROOVE--
 電気グルーブはその前進バンドの「人生」から好きですよ。「人生」の明らかに発禁のような歌詞の唄たちはさすがにカラオケに入って無い。「エビゾリハイジャンプ」とか好きかな。坂本教授の「戦場のメリークリスマス」の替え歌の「コシヒカリ」は今
でもすっかり脳に染み込んでいるせいで、教授の例の曲聴くたびに「♪コシヒカリ♪」としか聴けなくなってしまった。
 これは昔、電気グルーブの企画アルバムで、架空のドリルキング・レーベル所属のアーティストたち(電気グルーヴのメンバー)のコンピレーションアルバムということでリリースされた「DRILL KING ANTHOLOGY」の一発目を飾る「ドリルキング社歌」を、後にリリースされたベストアルバムに収録する際リミックスしたもの。よくカラオケに入っていたなと思う。
 「DRILL KING ANTHOLOGY」出していたころの電気グルーヴって「人生」の延長上にいるような感じでふざけた格好なんかよくしてたよね、今じゃ卓球氏が歌うこともあまり無い。
 他に類を見ない二人だもんね、個々のインパクトが大きすぎて電気グルーヴって器じゃ小さくなってしまった感じもする(解散してないけど)。
 元々「1+1」で「3」を生めるコンビだし、彼らなら「1」だけでも「3」でも「4」でも言い切れそうだから個々でも応援する。
 ピエール瀧氏の著作の「屁で空中ウクライナ」とかおススメですわ。中で使われている写真があからさまにデジカメで、「画素数悪すぎだろ!」って写真を平気で使っているところの経費節約魂にも涙。ただにこだわりが無いだけかもしれないが。
 でも例の唯一のヒット曲「Shangri-La」がリリースされる直前は商業的にやばくて電気グルーヴの存在が別の意味で消えかけていたみたい。

 当時、中学生の頃かな、電気グルーヴのオールナイトニッポンを毎週かかさず聴いていた。関係無いけど劇団☆新感線の古田新太氏のもよく聴いていた、この人のはエロかった。エロリピドー=中学生だもんね、そりゃ聴くわ。中学生だし起きていられるのにも限界があったんで、眠ってしまったときの複線として確か電気グルーヴのオールナイトニッポンは毎週カセットテープに録っていたほどだ。約二時間の放送だから毎週120分のカセットテープが必要とされていたわけだ。「120分カセットテープ」という響きも今となってはインパクトがある、ビデオテープじゃないんだから。あのコレクションテープたちもどこにいったやら。

 たまに、さくらももこのオールナイトニッポンも聴いてたな。あの人当時の旦那兼出版社担当と一緒にラジオやってた。

 「♪ピンクサロンに行きたいな〜 ピンクサロンには夢がある〜♪」。「♪ピンクサタンになりたいな〜♪」の方じゃなくて、元歌の元祖「ドリルキング社歌」の方の歌詞をなんとなく覚えていたのでそっちの方の歌詞で歌う。いや〜楽しいな。唄は楽しくてなんぼだよ。
 結構昔の歌なのに歌詞を覚えているのは、よっぽどインパクトあったんだな、昔の自分。




--105曲目--「ビーチだよ!電気GROOVE」----------------電気GROOVE--
 電気グルーヴをある程度ご存知の方なら「なんて古い曲を歌うんだ。」と思われるかもしれないが、12月なのに「ビーチだよ!電気GROOVE」。電気グルーヴでもテクノでもハウスでも無く、ふざけたおちゃらけソング。唄というのもどうだか。
 はっきり言って10年ぐらい聴いてなかったけど、歌本に載っていたんでなんとなく歌えるかなと思い入力。セリフのところはまあ適当にライム(死語)を駆使して流す。

 かの高名な曲の「カフェド鬼」は一応あったけど「全英語詞Ver」と、なんでそんなの入れてんだ?というVerだったので入力せず。「虹」、「ポポ」や「カメライフ」など一時期の流れの曲はもちろん収録されていた。どうしてこっちのmixが収録されているのっていうのがもう一つあって、あの意味不明な歌詞の「ノイ ノイ ノイ」は、「ノイ ノイ ノイ〈先日のみちのくグルメツアーの件、御予算の都合上、ソフトボール大会とさせていただきますmix〉〈ゴワザーム地方民謡〉」とシングルのB面で収録されたmixの方が入っていた(笑)。カラオケの選曲ってどういう基準で機種に入れているんだ?
 「HAPPY BIRTHDAY」も載っていたけど、一人カラオケに来ておいてさらに「♪HAPPY BIRTHDAY おめでとう 自分♪」と歌詞の中でも孤独を強調するのも淋しさが増すので止めておく。



--106曲目--「おサル音頭 〜BORN TO BE WILD〜」--------筋肉少女帯-
 筋肉少女帯は一時期ハマっていた。というか大槻ケンヂ氏の動きは今でもずっと追っている。初めて「触れた芸能人」も大槻ケンヂ氏だ。「触れた」というか、背中叩いた。いや、軽くだよ、軽く。
 まあ彼が筋少脱退してからの話だし数年前のことだけど、書く気がしないのでその話は省きます。
 勘違いされている方々がいるから一応言っておくけど筋肉少女帯って解散してないからね。主たる大槻ケンヂ氏を含め三人が脱退してしまったから活動出来ない状態にあるだけでバンドはまだ存在している。活動出来ないと言っても正規のメンバー公認で海賊盤のライブアルバム出したりしてる。大槻ケンヂ氏が脱退するまでの過程なんかは彼のエッセイに載っているけど、バンドブームも当に過ぎて商業音楽としてバンドをやって行く(運営して行く)苦悩が辛々と書かれてて、ミュージシャンとして表現に拘るか商業的なことを優先させてやっていくかの難しさが生々しく書かれている。売れなければ幾ら表現が他に類を見ないと言っても、その発表の場も奪われてしまうしね。ある程度の売れ線らしい方向にバンドのベクトルを変えればレコード会社は喜ぶし金も入るけど、昔からのファンは忌み嫌うし、何よりも自分が演っていて満足出来ないだろうしね。ミュージシャンも一種の職業というのがよく分かる。彼のエッセイは全部一応うちのライブラリーに揃っている。読みやすくてサクサク進むというのも彼のエッセイの売りだし、精神的に弱い部分を包み隠さず書くのも一時期の彼の売りだった。

 彼の書くエッセイ・小説の文章も好きだけど、筋少は彼の書く詞の世界感が独特で大好きだった。同級生の内田雄一郎氏と一緒に始めたといっても、やはり大槻ケンヂ氏のバンドだからね。でも内田氏の野太い声のコーラスも筋少らしい味だ。私は物語性のある歌詞の曲が好きで、売れている唄によく多用される「夢」・「愛」・「大丈夫」・「自分らしく」「僕ら」とかのキーワードをむやみに入れた何の意味も無い歌詞の唄が反吐を吐いてまた飲み込んでしまいそうなくらい嫌いだ。まあ無難で受けるんだろうけどね。

 私も軽くそれっぽいの作ってみようか、
 「♪負けないで 諦めないで自分の夢を 自分らしく生きればいい 君は君だから♪
  ♪愛と夢を抱きしめて ついでに君(誰?)も抱きしめて いつかなれるさアラブの石油王♪」

 まだ自分色が隠しきれないな。

 自分の読んできた文学作品の影響をモロに受けたと思われる物語性を持つ彼の綴る歌詞の世界は他に類を見なかった。多種に渡ってあらゆる物にハマってしまう彼はハマってしまっているものもどんどん歌詞の中で広げていた。「江戸川乱歩」「宮沢賢治」「己の小説」「UFO」「シャーロックホームズ」などついて行けないときもあるけど楽しいんだよ。でもね、後期の筋少は氏のエッセイの中にもあるんだけど、商業的にもっと売れるように周りから圧力をかけられて、シングル曲では意味も無く「愛」とか露骨に「大好きだよ」とかラブソングぽい作詞を書き出してどうもそこらは頂けないんだけど、エッセイ読んでいると、バンドが演奏する会場のスペックが露骨に小さくなって来ているとか、少しでも売れ線にしなければならない状況下に追込まれていて、覚えやすくキャッチーなメロディの上にそういう詞を書かざるえない状況と、反骨したい精神状態が書かれていて読んでいても商業音楽の裏側を見ているようで悲惨だ。それでも彼は彼の独特の色をなんとか守り通していたけど、バンドがにっちもさっちもブルドック状態になってしまった。

 あれから彼は脱退して「特撮」というバンドを作ったけど、こちらはそこそこ売れているようで安心だ。私も数枚アルバムを所持しているが、やはり筋少の方が好きだな。あと「電車」ってバンドもやっているんだが、筋少を出てから始めたバンドって彼が伸び伸びとやっているようでこちらも複雑だが聴いてて楽しい。ソロのときもその場限りの好きなミュージシャンを呼んで演奏してもらって、自分は歌うことに専念出来ているようで、歌うことの喜びさえ伝わってくる。
 これも氏のエッセイの中にあったんだが筋少みたいに10年以上やっているとメンバー同士もダレてくるみたいだね。それではいい物も生まれないし新しいファンもついて来ないし、商業的な意味でも自分で自分の首を絞めてしまうことになる。やはり今のミュージックシーンではバンドはいかに固定ファンがいても売れてなんぼしら。

 この曲はロックバンドにあるまじき痛快な太鼓のバチの音で始まる音頭曲です。タイトルからもだいたい分かると思われるが「♪お猿と風呂に入りたい 心のトラウマ溶かしたい♪」と、よく精神を病んでいた彼の逃避願望とその先の安らぎを表した「温泉」でのほほんしたいという彼の切望の気持ちが曲に表れている。
 また自分のコンプレックス、卑下する部分を人間の退化した者、まさに人間以下の猿に写し、「温泉」という人間の心が開放がちになるような場所でその者と向き合うといったシチュエーションは正に隠していた弱き自分とタイマン風呂。弱い自分を、駄目な自分を心を開いて許して行こう、向きあって行こう・・・って何勝手に解釈してるんだか、まあ明るい曲だよ。
 非常に「なんねこれ?」といった感じで気を抜くにはもってこいの曲だが、途中でロック調になりある有名な曲の誰でも知っているフレーズが一瞬入り込む。温泉に来ているのに「BORN TO BE WILD」とはこれ如何に。そしてまた音頭に戻ってのほほんと曲は進む。ワイルドに行こうぜと思えど、結局は「Let it be」で流れる雲のように身を任せるしかない。いつまでも、お猿とLet it be。

 ああ温泉行きたいな。
 ・・・でもどうして日本人は旅行というなの逃避先に温泉を選びがちなんだろうね。別に風呂に入るのならば家でも一向に構わないわけだし、効能が欲しければ今では全国の湯の元が医薬部外品として手に入る。飯を食べに行くだけなら味もそこそこ分かっている近所の店なら失敗も無いし無難に事足りる。やはり「温泉」という非現実さに求める旅情とかがしみじみ染み渡る幻想を持っているのも日本人ならではなのかな。
 本当に疲れが取れるのか、癒されるのかは疑問なとこ。でもやっぱり温泉行きたいな。

 旅行雑誌などで「癒しの宿」みたいなキーワードが前面に来ている宿は「売りが無い」ということなのでお気をつけおば。




--107曲目--「暴いておやりよ ドルバッキー〉」------------筋肉少女帯-
 偽善で溢れた世の中を僕の飼い猫のドルバッキーが暴いていっちゃうぞ!といった痛い唄となっている。私同様世の中を斜めからしか見れなかった大槻ケンヂ氏が猫を楯にして言いたい放題言ってる。全て偽善だ!嘘だ!お前らのやっていること
は偽善にまみれている!と子猫が切り捲っている。屈折した子猫だよ。この人、本当に自分を何か他の動物に置き換えるのが好きだ、怪獣ブースかとかもあったな。抑え込んでいた衝動をストレートに放つより、ワンクッション置いて伝えたほうが受けられやすいっていうのもある。
 「お前らバカだ!」と弾丸ストレートに放っても誰も聞きやしないが、「お前らバカだにゃー!」「お前らバカなのら!」と笑いのような薄い膜に包んで何かに置き換えれば、言いたいこともある程度、嘲笑と共に聞きやすいように思えてしまう。
 思春期の子供たちなら食いつき良さそうだけど、世の中のいろんなことを諦めた大人たちなら失笑されそうです。
 私は相変わらず捻くり捲くってる。少し自分を楽しませるということを知らないといけないな。


 筋肉少女帯はカラオケに入っていたら歌いたい曲が無数にあるけど、歌本見るとある一時期のアルバムの曲たちは入っているけども、本当に歌いたい曲があんまり入ってないんだよな。どのアーティストでもアルバムのあの曲が入ってたらなってこと、よくあるよね。

 ああ、「哀愁のこたつみかん」、「子犬にしてあげる」、「銀輪部隊」、「パリ・恋の都」、「ハッピーアイスクリーム」、「サーチライト」、「青ヒゲの兄弟の店」、「タイアップ」など歌いたい曲は数知れず。
 でも初期のアルバムの中の名曲「日本の米」が入っていたのはビックリ。

 「日本印度化計画」は歌い飽きた。



--108曲目--「香菜(かな)、頭をよくしてあげよう」-----------筋肉少女帯-
 十年くらい前だろうか、大槻ケンヂと若かりし頃の菅野美穂嬢の二人が司会をする情報番組が日曜の早朝に放映されていた。「BOYS AND GIRLS」という番組名通りあからさまに思春期真っ盛りの十代の若者をターゲットにした番組は、対象年齢層
を下げた「トゥナイト」という感じだった。別に山本監督の風俗レポートなどは無かったけどね。
 私もその放送ターゲット枠に見事にロックオンされていた。
 特に笑えたのは、大槻ケンヂ氏がロックのマニアックな話を菅野美穂嬢に説くコーナー。とてもじゃないけど傍から見ても菅野美穂嬢が受け止めれるキャパシティーを超えている話を、菅野美穂嬢の顔色を読めずに自分の青春と照らし合わせ熱心に説明する不器用なロッカーの大槻ケンヂ氏、若いためか一生懸命理解しようとしているひたむきな菅野美穂嬢というその絵が早朝から笑えた。
 いろいろ楽しかった番組だったが月日と共に、いつのまにか大槻ケンヂ氏の隣からは菅野美穂嬢の姿は消え、別のアイドルがレギュラーになったなと思ったら番組終了。日曜の早朝の密やかな楽しみだったのに。

 でこの曲がその番組のOP曲だった。
 まあこの詞の男の子も不器用極まりない。己の好みを好きな女の子に一生懸命説く男の子は不憫極まりない。でも誰でも理解者が欲しいよね。少しでも見えた光に一生懸命手を伸ばしがちだよね。
 ちなみに私は理解者がいない。




 またカ行で偉人さん発見。


***田代の影が!byだいじょうぶだぁファミリー***



--109曲目--「悪魔くん」----------------------こおろぎ'73/WILD CATS-
 一転して「♪エロイムエッサイム さあバランカ バランカ♪」こと水木しげる先生の悪魔くんのアニメの唄。こんな夜中に「エロイムエッサイム エロイムエッサイム」と歌うのもなんだか憚かれる。一人が嫌だな。
 まあいいか、我は求め訴えたりって訳じゃないし。小学生の頃に観てたけど、悪魔くんと12使徒の関係に憧れたもんよ。面白かったなあ。

 デビルマンの唄を歌わなくなっただけでも私も大人になったというもの。




--110曲目--「あのさぁ」---------------------------------大槻ケンヂ-
 また大槻ケンヂの唄になってしまうけど、大槻&内田の同級生コンビの名曲「あのさぁ」です。大槻ケンヂの性格みたいなものが良く出ている歌詞で、強いことやカッコいいことは言えないけど、不器用な男の子が好きな女の子の少しでも力になりたく
て一生懸命ひたむきな愛情を向けるところがとてもナイスです。これもマイ墓場まで持って行きたいソングに入ってる。
 私も「俺について来い!」みたいなことは言えないけど、好きな人には自分が出来る範囲のことを出来るだけしてあげたい。


 同じく大槻&内田コンビの変名ユニット「まんが道」の「ぼよよんロック」がカラオケに入っていたのには脱帽。このユニットでは二人は「才野アスカ茂」と「満賀チャゲ道雄」という、藤子キッズなら声を挙げて笑ってしまうような名前となっている。そうだよな、コンビと云えば「才野&満賀」だよな(同意)。いつかなろう、いつかなろう。

 ・・・もう分かる人にしか話していない。



--111曲目--「Honey」-------------------------------------大貫亜美-
 これはあんまし歌う気は無いけども試しに流してみた。この唄ゆったりとしたラブソングみたいな感じで大好きなんですよ。PUFFYの大貫亜美嬢のソロ名義の作なんだけど、彼女は作詞させたらいい詞書きますね。女の子の書く一人称が「僕」名義の
詩も、優しくて不器用な「僕」って感じがしていい感じ。
 大貫亜美嬢のキーで歌えるわけでもなく地声に近い感じでメロディをなぞる。脱力的なラブソングと緩やかなリズムがとても気持ちいい。
 今更こんな話も出ないけど、私は亜美派。彼女は男の趣味悪いけど断然亜美派。



--112曲目--「日本ブレイク工業 社歌」---------------------萬Z(量産型)-
 今更説明が必要だろうか、日本ブレイク工業という会社の社歌なのにシングル発売された上にヒットしてしまった例の曲。最近のカラオケはちょっと話題になった曲は全部入ってるんだね。次のシングル曲の「炎のエビフライ-キング オブ バイキング」
もちゃんと入ってた。
 マジンガーZなど一時期のロボットアニメソングのようなメロディに乗るはマニアックな歌詞。こんな会社が本当にあるんだからいいよね。
 何か解体してもらいたいときに注文したくなる。勝手に他人様の気に入らない家とかね「明日から解体出来ますか?」って注文してみたり。
 気に入らない造りの家を勝手に片っ端から指定。庭がでか過ぎるとかでもチョイス枠に入れる。間接照明がおしゃれそうだという理由でもチョイス枠に入れる。

 こうゆうアニソンは基本的に歌ってること自体が凄く楽しいので楽だ、BREAK OUT!もちろんアニソン声で歌うさ。

 この唄、解体業の会社の社歌のため「コンプレッサー」「ユンボ」とかそういう言葉が歌詞に垣間見れます。今では想像もつきませんが、実は私一時期、そうゆう関係のバイトをずっとしていたので馴染みのある言葉ばっかりです。安全靴はいて、安全ベルトして、作業着着て、ヘルメットして、高いところとか登ってましたよ。人の命預かるような資格も取りましたわ。

 指差し点呼で今日も安全確認!



--113曲目--「炎のエビフライ-キング オブ バイキング」-------萬Z(量産型)-
 入っているなら歌うさ、八景島シーパラダイス内のレストランの唄。萬Z氏の作る曲は歌いやすいのも含め、気持ちのいいメロディの流れのコツみたいなのを上手に抑えているせいか、こちらも自然とメロディに伸び伸びと声が乗せれる感じがする。
 「♪お腹がすいたら八景島に行こう♪」いつ聴いても無理やりさに笑う。八景島には一度だけ行ったことがある。行く前にこの唄を知っていたら絶対この曲の店のローズベイハウスに行っていただろうな。お店の売りのジャンボエビフライを試していたことだろう。
 イルカに会いたいときは八景島に行くといい。会うというか行くと人・人・人の中で列になって拝ませてもらうといった感じだけどね。

 地方のCMとか観ていると中古車センターでさえ宅録したような音質のオリジナル社歌が流れていたりするけど、全国の社歌集めてベストCD作るのもいいかもね。宣伝にもなるけど、地方だとその会社に実際に物を買いに行ったり仕事を頼んだり出来ないから都心近郊だけのでも。
 そういった流れで言えば、電気屋の店内で流れている音楽集めたCDのエレクトリックパークは良かった。ソフマップのテーマ曲を前々から欲しかったもんで。
 「歩こうの会」で前に書いた例のビックカメラの曲も入ってた。
 そのときに書いた「赤塚不二夫 科学万博おたのしみガイドブック」だが、後になって知ったがああゆう類の赤塚不二夫氏の本は赤塚不二夫氏本人が絵を描いているんじゃないらしい。チーフアシスタントとか氏の筆の模写が得意な人が描くんだね。でも本は赤塚不二夫氏の名前が・・・、ネームバリューって奴だね。

 「ドムドムバーガー行く?」
 「モスバーガー行く?」ならば、

 後者の方がいいもんね。・・・そりゃ味の問題か?


 でも「モスる。」より、

 
「ドムる。」の方が断然強そうだ。










 





 ここでお部屋の中で電子音がプルルルル。

 部屋の壁に備え付けられた電話がなっているようだ。
 受話器を取って「はい、leolioです。」と言う訳でもなく、どうやら閉店一時間前ということでラストオーダーになる旨を告げられる。
 そうか、ならば先ほどメニューを眺めているときに目を付けといたものを注文おば、するか。

 ああ確実に時間は迫っているんだな。
 最後に近いはずなのになんだか私は元気になって来ているよ。世も更けて眠気も増したのと、やっぱりつボイノリオ氏の「名古屋はええよ!やっとかめ」を歌ったおかげでナチュラルハイになっているようだ。
 「お万」とか声に出して言ってたらやっぱ元気になるよな。つボイノリオ氏の唄を選曲した後から割かし派手めな曲ばかり大声で歌っているせいもあるかもしれない。


 では残り一時間、最後の花火を上げますか?







Page7、さよならオンリー、ラスト一時間の一人カラオケマラソン。






     

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