Page3  PM12:00〜



***♪〜怖くないよ〜♪***





 一時間なんてあっという間なのね。
 まだまだまだ時間はあり余っている。
 ソロオンステージ公演、まだ五時間あります。皆さん(誰?)お帰りにならないで下さい。

 歌は世につれ、世は歌につれ、隣の婆さん孫をつれ、太った兄さん幼女つれ、格安食べ放題バイキングには親戚一同家族づれ、あたしゃあんたと死ぬまでつれづれ、歌は時代を映す合わせ鏡のよう、あの時君は若かった、いつまでも若くいたいものですね。これからも後になれば恥ずかしくなるようなことばかりでしょう、くよくよするなよ、下を向くなよ、ただ行ったって分からないさ、誰にも分からないさ。

 というわけで、Let's Ondo Again!






 --20曲目--「タイムマシンにお願い」-------サディスティック・ミカ・バンド--
 ドラえもんのせいで、好きな時間に好きなだけ行けるならどんなに楽しいだろうかと子供のころよく思った。そんな欲望を思いっきり歌った名曲。タイムマシンがあれば、と今でさえよく思う。あのときこうしていればと思うことばかりだ。あと子供の頃と
違うのは、今ならタイムマシンがあるならば過去に戻って株を買うとか不純な目的も浮かんでしまうところだ。
 しかしもし実際タイムマシンがあったら人間って学習しなくなるよね。全てを都合のいいよう、問題無いように意図的に避けて人生を弄れるなら実につまらない人になってしまいそうだ。失敗したり裏切られたりしてこそ人間が大きくなる気がする。
 ・・・なんて優等生みたいなこと言ってるけど、最近、大失敗なことをしてしまったので後悔の念に捕らわれているド真ん中だ。
 本来の性格的なものがあるから、どうしようもないところもあるんだけどね。

 いや、しかし、タイムマシンお願い!
 戻してちょーだい!お願い!お願い!今の時間の中では一生のお願い(笑)!

 桐島かれん嬢のキーで歌えるわけも無く、いくらぶっきらぼうに歌ってみたところでキーを下げるとこの曲のワイワイといった楽しさが無くなる感じがしたので適当に切る。



***「ぼく、パンダぁ。」***
***「来れたのなら、帰り道は分かるな?」***



 --21曲目--「ヤッターマンの歌」--山本まさゆき,少年少女合唱団みずうみ--
 今週のビックリドッキリメカ〜。こんなのが出てくるとは思わなかったでしょ?タツノコプロが誇るタイムボカンシリーズのヤッターマンの歌だ。時間繋がりの歌と思って、タイムボカンが浮かんでしまったんで、つい。人前で歌ったことないセレクション。
 タイムボカンシリーズをリアルタイムで観たこと無いけど、再々放送とかなんかで観た気がする。あっ、でもムテキングはリアルタイムで観てたわ。
 タイムボカンシリーズのカッコつけてないけどカッコいい名曲たちをほとんど手掛けた山本まさゆき氏。最初は作曲だけだったんだけど、いつの間にか歌わされて、しまいにはその独特の声で劇中のキャラクターの声までさせられたとか。ゼンダライオンの声とかそう。
 いいもんよりも、ドロンジョたち悪者たちの方もキャラクターが良くて強く印象に残っている名作です。孫の代まで観せてやろう。そういえばもうアニメなんか観なくなったなあ。
 歌の出始めから「う〜ワンワンワン、う〜チンチンチン」の歌詞で始まるこの名曲、ヤッターマンの歌だけど、ヤッターワン(犬のメカ)の歌でもあるから、「ワン」「チン」ね、深い意味は無いです。これは本当に名曲、「♪しぃぃびれるほどに強いんだぁぁぁ、ヤッター!ヤッター!ヤッター!ヤァァァァァッタァァァァマン♪」最後まで歌ってしまった。



--22曲目--「君に、胸キュン。-浮気なヴァカンス-」---------------YMO--
 YMOがテクノから歌謡曲のような唄物に方向転換した異質の例の迷曲。おじさん三人が右へ左へとやる気の無いようなステップを踊りながら「♪キュン、キュン♪」言うあの曲です、まあかわいいんだけどね。
 胸キュンですか、意味は分かる。好きな人の何気ない仕草とか見てると、脳みそは頭にあるはずなのに胸がキュンっていうか、締め付けられそうになるんだよね。「そんな時は、心臓がどうにかなってるとか・・・」つまらないこと言わないで胸キュンでいいじゃない。

 心不全の兆候なら別だけど。

 そういえば、昔「胸キュン刑事」って、エッチな漫画とドラマがあったなあ。犯人に触れると胸が「キュン」ってしちゃうんだったけかな?別に犯人に恋してるようでは無かった。



 「ヤッターマンの歌」の唄で少し上がったテンションが、あまりメリハリの無い胸キュンソングでまた沈静化。なのに次に入力していたのが、




--23曲目--「NICE AGE」------------------------------------YMO--
 「いいお歳。」いつまで経っても暴走族等、迷惑行為やっている人に限らず、誰に対しても言える言葉「いいお歳」。「もう俺もそんな歳か。」「そろそろ俺もそんな歳か。」と言う日が必ず来る。でも輝いている人は歳なんて感じない。
 歳は感じないけど、肌ケアだけはしっかりしてね。見た目にはある程度出るし、健康管理もやっぱり必要とされて来る。

 実は私、去年の健康診断で、ちょっと・・・、ちょっと・・・、のところがあったんだけど、お医者さんから「若いから大丈夫。」と言われた。
 でもこれが「もう若くないんだから」。
 もしくは「再検査しましょう!」と言われる日もいつか来るんだろうな。

 しばしの沈黙のあと、「ご家族はすぐ呼べますか?」とか言われたら目の前が真っ暗になるだろう。

 このサイトもいつまで続くんだか。



 「体操」も歌本に載っていたので入力していたが、ますます気持ちが下がりそうなので始まると共に即切りした。「体操」の歌詞にある「♪ケイレンの運動〜♪」なんて歌詞、今じゃ御法度だろうなあ。
 YMOでは「Perspective」って曲が大好きです。教授の気だるい歌声も艶もの。



--24曲目--「いけないルージュマジック」---------忌野清志郎+坂本龍一--
 この二人がユニットを組んだのを知ったのは、夜のヒットスタジオの懐かしの映像特集のときだったかな?忌野清志郎氏と坂本龍一氏がしていたドギツイ化粧も凄かったけど、パフォーマンスで二人でキスしてたが強烈だった。
 凄い化粧をした二人、そういえばビジュアル系のバンドって今いないのかな?女の子のような綺麗系のメイクのバンドなら今でもまだ知っているが、「個性強いよね。」といった感じの特殊なメイクのバンドっているのかな。
 変なメイクも最初は異端とされて来たかもしれないけど、ビジュアル系のバンドも一時代を作って認められた気がする。

 YMOを入力しているときに、あっそういえばこんな曲があったなと入力してみたんだけど、どうもしっくり来ないので切る。



--25曲目--「風をあつめて」--------------------------はっぴいえんど--
 最近、ソフィア・コッポラ監督作の「ロスト・イン・トランスネーション」を観たんだが、はっぴいえんどの「風をあつめて」が使われていた。同映画のサントラにも収録されている。
 この監督が作り上げる世界が好きで、DVDを所有している。ついでに言うとポスターまで持っている(笑)。ポスターを貼りたいけど張るスペースが壁に無い・・・。様々な本が壁の大半を覆っている、うちはどうしてこんなに本が多いんだろう。主にパソコン関係かデザイン関係か音楽関係、スーパーの雑誌まである、缶コーヒーカタログなどもある。

 まあそれはいいとして、映画内で使われていたのでわりかし最近の記憶に残っていたので歌ってみた。ゆったりした時間が流れる。そういえば、ここのカラオケ屋に入ってから当に日付線を越えてしまった。このボックス内だけで別の時間が流れているようだ。朝方になって、トビラを開けると数年経っていたらどうしよう。



--26曲目--「ハイスクール・ララバイ」----------------------イモ欽トリオ--
 コミックソングっぽいけど、作詞:松本隆、作曲:細野晴臣のはっぴいえんどコンビ作で、欽ドンのよい子・わるい子・ふつうの子のメンバーによって歌われたテクノ歌謡の名作。
 小さいときに訳も分からず歌っていた記憶がある。欽ドンも訳も分からず毎週観てた。でも三つ子の魂百までなのか、当時いい子〜などを演じていた俳優さんたちは今でも私の中であのままで歳を取らない。
 気持ちよく最後まで歌わせて頂きました。ごちそうさま。




 ここからしばらくピチカートファイブの曲ばかり続いて行くことになる。


--27曲目--「新ベリッシマ」-------------------------ピチカートファイブ-
 細野晴臣プロデュースによってデビューしたピチカートファイブ、その後独自のジャンルを作り上げてしまった渋谷系の最重要ユニット。まだVoが現在のオリジナルラブの田島貴男のころの曲。よくカラオケに入っていたと思う。
 野宮真貴嬢がVoになり、その後ガンガン売れていたころのピチカートファイブのみを知っている方なら想像がつかないかもしれないけど、この頃のピチカートファイブが作り上げる作品は比較的暗かった。当時の彼らの音楽はバンドブームの中で他に類をみないソウルフルでソリッドでポップから遠くて、ピチカートファイブのブレーンの小西康陽氏による詞の世界の主人公はいつも暗く嘆いている。小西康陽氏は田島貴男氏に「感情を殺して歌え」という始末。
 この曲は「朝、目を覚ましたら憂鬱な気分〜」という歌詞で始まる、でも曲調はとても縦跳ねの勢のいいナンバー。上の写真のアルバム「月面軟着陸」は自分たちによるリミックス集、そちらに収録されている盤の方がよりロック調で気持ちのいいオープニングを飾ってる。曲調がそんなのなのに歌詞が救われなくて余計に切ない悲壮感を誘う。もし聴かれたい方がいたら、後に出た上の写真の再販盤は、奥田民生氏と田島貴男氏によるラップが入った「これは恋ではない」のリミックスが削除されているので、中古屋でオリジナル盤を探して下さい。

 高校のときに年上の方々とバンドをしていたんだが、その後解散して、そのバンドの中でギターをしていた大学生の女の人と二人でしばらく演っていた。主なカバーがこの頃のピチカートファイブとフリッパーズギター。その人との出会いで、私の音楽性は方向付けられたと思う。上のアルバム「月面軟着陸」もその人から初めて借りて衝撃的だった。多分このアルバムは墓場にまで持って行く。それまで渋谷系なんて全然知らなかったしね。
 その人には今でも感謝してる、いろんなことを教えてもらった。初めての人生の師匠です。



--28曲目--「新しい歌」----------------------------ピチカートファイブ-
 まあカラオケに入っている田島貴男氏のVoのピチカートファイブの曲はさっきの曲のみなんだけど、別に後の彼らが嫌いというわけじゃない。というか結構好きだった、一時まで。何聴いても同じバックサウンドの小西節になるまで・・・。
 あの「慎吾ママのおはロック」などの小西氏プロデュース作では必ず聴けていたバックサウンドの小西節。ちょっと聴いただけで、あっ小西君が関わっているとすぐ分かるあの小西節。
 ピチカートファイブも更年、小西康陽氏本人も「トゥイギー・トゥイギー」がバカ売れして、その後自分超えが壁となってしまったと語っていた。一度売れたらファンも付くけど、次へのステップが高くなってしまうよね。でもこの人らは他に類をみない独特のスタイルを音楽面にもビジュアル面にも持っていたので、カリスマ的に人が付いて来てアメリカ進出も出来たし長くやってこれたんだと思う。
 で、この歌なんだけど、ポジティヴのようでどこか悲しい詞の作品。小西氏の詞の世界に出てくる男の子って、この世界に対応出来ないけど自分の世界は持ってて、どこか悲観的で嘆きやすく、しかもそれを自分で気付いてる確信的な面も持っている主人公というのが多い気がする。
 野宮真貴嬢のキーなんで、まあかなり低い声で歌う。

 誰かに今度会うときのために「新しい歌」を作ろう。



--29曲目--「きみみたいにきれいな女の子」------------ピチカートファイブ-
 この歌もかなり好き。現実世界で「君みたいな綺麗な女の子がどうしてフラれたの?」とか言ったらイヤミに取られて怒られそうだけどね。
 かといって、「ああ、君ならねぇ・・・」と言えば明らかに怒られる。
 「きみみたいに普通の女の子」、「きみみたいな適当な女の子」、「きみみたいにきれいでも無く、かといってブサいわけでもない女の子」、どれを言っても怒られるな。

 最終的にはどうにでも取れる「きみみたいな女の子」が無難かと・・・。

 こないだ、なんだったかなぁ、ハイキングで富士の樹海の脇を抜けて、滝の上流辺りに出たら川の真ん中で必死の形相で鮭咥えているきみみたいな女の子見掛けたよ。こちらの存在に気付いて目が合ったから殺意を感じてね、目を離さずにそのまま後ずさりして逃げて、その場は何とか大丈夫だったけどね。でもさ、昨日、夜中にふと目を覚ましたら暗闇の中、びしょ濡れで窓辺に立ってタバコ吸ってたからビックリしたよ、いやあ、きみみたいな女の子だったよ。・・・あっ!目は止めて!目にタバコを押し付けるのだけは!今、ジュウーって言った!



--30曲目--「マジックカーペットライド」-----------------ピチカートファイブ-
 「♪君と僕は 不思議だけど 昔から友達だよね♪」で始まるこの曲が大好きです。どうして今まで出会えなかったの?と気が合う人と今更会うときがある。もっと昔から出会っていたらいろいろ一緒に出来たのにね、まあ老人ホームで出会おうが遅
すぎるってことは無いのかな?出会いなんて分からないしね。
 いつまで経ってもこのままでいれたらいいのにね、年も取らずに中身も枯れずに。抱えるものは年々増えて行くけど、健康の管理と笑顔を忘れずに死ぬまで遊んでいられたらいいのにね、嫌なことは子供の世代に押し付けましょう。

 ああ、関係ないけどタイヤキ食べたいな。白玉入りの。



--31曲目--「悲しい歌」-----------------------------ピチカートファイブ-
 タイトル通りです。また自ら悲しい方に悲しい方にへと行ってしまうような男の子の主人公が出てくる。人との別れ方は自然消滅以外に、自ら別れを告げるか、もしくは相手から別れを告げられるかのどっちか。この主人公は「君」に対して、ある朝別れ
を告げます。あんなに好きだったのに、僕だけを信じてくれたのにごめんねと、歌ってて悲しくなるばかり。
 上の写真のピチカートファイブのコンピレーションアルバムだと和田アキ子が歌っている。バックのアレンジが違うのもあるけど、強そうな人が歌うせいか余計に悲しくなってる。
 「陽の当たる大通り」って曲もどこか悲しいけど、上の同アルバムではキリンジがアコースティックでカバーしてて、もう本当に御通夜のごとく悲しさを誘う。暗い。



--32曲目--「夜をぶっとばせ」-------------------------オリジナルラブ-
 ピチカートファイブ名義でもオリジナルラブ名義でもある唄です。どちらでも田島氏が歌っていた。作詞:小西康陽、作曲:田島貴男の作。詞の世界も好きだし、メロディも胸がすくようで気持ちいい痛快な逸品となっている。
 ところでこのタイトル、副題は「Let's Spend The Night Together 」。まあ、そのままローリングストーンズの同名曲から来ていると思われる。にしてもローリングストーンズの「夜をぶっとばせ」を翻訳した人凄いね。「Let's Spend The Night Together 」を「夜をぶっとばせ」って、ナイス翻訳だと思う。センスが無い人だと「夜を一緒に過ごそうぜ」って感じで訳しそうだ。
 ローリングストーンズの英語って特殊なときがあって、有名な「Satisfaction」のサビの歌詞のところの「♪I Can't Get No Satisfaction〜♪」、意味的には「おら満足できねえど!」なのに、「I Can't Get」で一回否定があって、次に「No Satisfaction」でもう一回否定がある。これを直訳すると満足出来ないことを否定することになり、結局満足していることになる。これじゃあな・・・。でもこの英文って黒人スラングのグラマーみたいで、否定の意味を強めるためにワザと二回否定している。つまり「もう、おら本当に満足できねえんだど!」ってことだわな。こんなの義務教育間や受験英語では教えてくれない。それなりの英語関係の大学か学校行くと教えてくれたりする。

 いつの回か分からないけど、小さなライブハウスでのオリジナルラブのライブにて、アンコール演奏も済みステージ上は全員引き換えし、会場内も明るくなっていたけど、アンコールが鳴り止まなかったので田島氏一人だけが出てきて、アコースティックギター一本でこの曲を弾き語りしたのを観たときは、なにか様々な思い出がフラッシュバックしてしまい不覚にも泣いてしまった。古い曲ってズルイよな。



--33曲目--「She's a Rainbow」-----------------ザ・ローリング・ストーンズ-
 前の曲でローリングストーンズが浮かんだんで、一番好きな曲を一曲だけ入れてみた。一時期、カラーの多さを売りにしたimacのCMで流されていたけど、白バックに様々な色のimacがくるくる回ったりしていたをあのCMは印象的だった。あの商品に
この唄がすごく合っていた。
 今のimacはipodに合わせて真っ白ですな。一時期、花柄まであったのが嘘のよう。
 塗装前のプラモデルを色も塗らないで完成させてしまったかのようだ、後で細部を塗るのが大変になっちゃうよ。




--34曲目--「Tender Love」---------------------------オリジナルラブ -
 スカッとした気持ちのいいラブソング、朝のワイドショー番組の「やじうまワイド」だったかな、それで使われていた気がする。威勢も良くて朝には持って来いの唄かもしれない。
 歯の治療も終えて大きい声を出しにカラオケに来たわけで、でもさっきから様子見でおとなしめの曲ばかり歌って来た。「タイムマシンにお願い」で声を張り上げようと思ったけど、どうもキーが合わずに喉で唄ってしまいそうだったので、これで大きい声を出すことにした。「てぇぇぇぇぇんだぁぁぁぁらぁぁぁぁぶぅぅぅぅ」。

 人前で一人気持ち良く大声出すのもどこか恥ずかしいけど、一人で大声出してるのも何か恥ずかしいな。



--35曲目--「沈黙の薔薇」----------------------------オリジナルラブ -
 今年(2004)の夏くらいにリリースされた一番新しいシングル曲だ。彼しか出来ない彼のための曲に彼独自の声が乗った相変わらずの渋い曲。「フェロモン過多」という言葉が浮かぶ。
 これがリリースされて冬前にはアルバムも出たが、今回のアルバムは購入していない(笑)。レンタルで聴いてデータを落としたのみだ。
 なんというか音楽CDに対して購買意欲が湧かなかった。それだけ。何かと言えばCD屋に頻繁に足を運んだり、ジャケットだけで購入してみたりしていた私はもういない。無くてもいいと言えば終わりだし。

 新曲だから入力してみたけど、どうも思い入れが私自身の中で無いために一番のサビ辺りで切る。



--36曲目--「ハニーフラッシュ」------------------------オリジナルラブ -
 これがカラオケに入っているのを知ったときは嬉かった。当時ハードロック調になっていたときのオリジナルラブではキメのようなイカれたナンバー。アルバム曲なのに、なぜかカラオケに収録されてた。
 しかしまあ、サンプラー多様と電子音で組み上げたような実験アルバムのオリジナルCDに収録されているバージョンなので音もピコピコと軽くてパワー不足。欲を言えばライブアルバムの方のギターが鳴り止む暇が無いくらい唸り上げて「ハニーフラッシュ!!」と叫び上げるやつが良かった。
 曲の冒頭などに女性の声で「ハニーフラッシュ」というセリフのリフレインが流れるんだけど、キューティーハニーの唄をサンプリングしたもの。後になって、当時歌っていた本人に声を振り込んでもらったそうな。

 この曲、本当にイカれてていい。かといって無茶苦茶なわけでもなく、歌詞に出てくる軽く整頓された都市での情景描写も達筆物で、余計にサビの部分で一遍してハニーフレッシュと切れやすくしれくれる。何を言っているか伝わらないと思うけど、そうなんです。

 ああ、イカれた魔法が欲しい。

 一時期、バイトで知り合った年上の女性と音楽の趣味が合ったので一緒に各ライブを回っていた。
 オリジナルラブがハードロック調になっていたときは、椅子など無いライブハウスだったのもあり、ノリのいいその人はいつの間にか私の隣では無く、かなり前まで迫り出して、見知らぬ兄ちゃんの手を掴んで両手を挙げて飛び回っていた。あれはチキンジョージでの出来事だった。あの時は驚いた。
 映画もライブも然り、今じゃあんまり人と一緒に行くのは得意じゃない。楽しんでいてくれてるかどうかが気になるもんで。



--37曲目--「ブルートーク」---------------------------オリジナルラブ-
 自分の性格は引っ込み思案で内向的だと思っているのだが、案外人前だと、ノードラッグで愛想も調子よくペラペラしゃべってたりする。一番嫌いなタイプなのに「ホストみたい」と言われたこともある。まあその相手によりけりだけどね。自分の中にいろ
んな面があるな。どこか演じているようで、それも自分のようで、でもそんな自分を楽しんでいる自分も何処かいる。でも軽いノリでペラペラしゃべっている自分はあんまり好きじゃない。世渡り的にはその方がいいのかもしれないけど好きじゃない。
 で曲だけど、ブルートーク。あの悲しい夜が来る前にしゃべり続けようよ、二人だけのおしゃべりだけで嫌な世界をシャットアウトしちゃおうよ、とかなんとか。

 間が怖くて空回りでもしゃべり続けるときがある。本当はそんなことどうでもいいことなんだろうけど。

 オリジナルラブが正規にデビューしてからのものではなく、デビュー前のトラック(CD化されてる)の同曲の編曲の方が勢いも切羽詰った感じもしていい。デビューしてからのVerは綺麗に整えられて大人の会話という感じもどこかする。

 コンパとか大嫌いなんで、狙ったあの娘をリードしようとか、おしゃべりで二人だけの世界を作っちゃおうよとかそんなのはあんまり経験がない。とにかく失礼の無いようにと、退屈させない程度のおしゃべりと、自己中にならないで聞き上手になることだけでいい。聞いてて楽しい話をしてくる人はあんまりいないけどね。

 でも本当に私は緊張しで、話下手だ。
 緊張が度を越して演じているときがあるのかもしれない。


 「はちな?」とか独り言も多い。




--38曲目--「夜行性」---------------------------------オリジナルラブ-
 オリジナルラブの作詞作曲は当然ながら唯一のメンバー田島貴男氏によるもの。アルバムごとに様々な音楽にチャレンジして自分の物にするその心意気は職人気質を感じる。ここ近年はサックスまで吹いている。
 でもたまに、他人に作詞をしてもらうことがあるのだが、これは松本隆氏にお願いしたシングル曲。松本隆氏と田島貴男氏のコラボだ、と発売当時それだけで浮かれた。後この曲が出るまでずっとオリジナルラブはハードロック調になっていて、体内に溜まった全ての毒を吐き出すような狂ったロック作品ばかりになっていたのだが、この曲で昔のオリジナルラブに戻った?とちょっと思わせた曲。別に戻ろうが戻るまいが独自の道を行っているのでファンがどうこう言おうが本人は関係ないだろう。
 初期の頃のシングルの作詞はKeyだった木原龍太郎(キハラ龍太郎)氏によるものが多かったが、オリジナルラブはとうの昔に田島貴男氏のソロユニットとなり、田島貴男氏が作詞作曲を手掛け続けている。
 最後に生でキハラ龍太郎(いつからか、苗字をカタカナに改名された)氏を観たのは、大阪クラブクワトロで行われた高野寛氏のライブにKeyで参加していた御姿を数年前に拝見した。愛想が無いなあというのが正直な感想だった。

 ところが最近、思わぬところでキハラ龍太郎氏の名前を見た。適当に流していたテレビ東京の演歌番組にふと目をやると、名も知らぬ演歌歌手の唄わんとするその曲のタイトルの下、歌詞の欄に「キハラ龍太郎」の名前があった。手掛ける範囲が広いな・・・。

 残念ながらタイトルは覚えてない。




***田島のおっちゃん、何でも演る***



--39曲目--「砂の花」---------------------------------オリジナルラブ-
 18番です。オリジナルラブで私が歌う18番です。張り上げなくても高い声が出し易いし、歌詞の内容も唄の雰囲気も綺麗でプラトニックな恋を思わせるラブソング。歌い続けてもうすぐ10年くらいになるのかな。しかし友人同士の前では歌わない。
 CDでは唄の最後の方にリフレインのような感じで女性ボーカルも入るのだが、これが「午前2時のエンジェル」等で有名な、かの香織嬢。かの香織嬢の繊細でかわいらしい声が、余計にこの唄に清々しい印象を与えている。

 「♪ああ、あなたがそばにいる♪」

 もちろんカラオケには入ってない。
 しかし何処かの機種で女性ボーカルが入っているのがあった気がする。
 歌っていると急に女性の声が大きく入って来たのでビックリした記憶がある。でも、かの香織嬢のような透き通ったガラスのような声では無く、「どちらさん!?どこの浮かばれない霊!?」という声で心底ビビッたし、最後を台無しにされた。
 今回は誰の声も入って来なかった。



--40曲目--「ディアベイビー」--------------------------オリジナルラブ-
 テクノだ、ディスコだ、なんなんだ。オリラブがいろいろサンプラーの多様など実験していたころのシングル作。PVの中で見せてたロボットダンスのような田島貴男氏の不思議な踊りも忘れられない。
 ライブでは大阪厚生年金会館大ホールで初めて聴いた。CDではキーボードの音が全面にピコピコ言ってるんだけど、ライブでは図太いギター音と重なり縦ノリロックになっていて、凄く楽しかった記憶がある。横の知らないサラリーマンのおじさんとぴょんぴょん跳ねた。
 ノイズ音楽とも言えるハードロックのようなころのオリジナルラブの唯一の記録にビデオとライブCDがあるけど、ビデオの方は一般に市販されてない。かといって正規に市販されているライブCDアルバムにはこの曲は未収録なり。是非ともあの当時の調子のこの曲がもう一度聴きたい。
 でも人様のライブはもう当分行かないかな。



--41曲目--「羽毛とピストル」--------------------------オリジナルラブ-
 ファルセットボーカルで全編歌われるこのラブバラードのこの唄。アルバム曲なんだけど、これまたカラオケになぜか入っているところが嬉しい。鼻っから裏声勝負で高い声出したければこの曲は持ってこいだ。
 サビで繰り返される「♪愛しているよ ハニー♪」というセリフ。現実世界では絶対言えない。アメリカ人にでも生まれ変わらないと絶対無理だ。
 恋人にベイビーと言っている日本人をこの目で見てみたい。
 赤ちゃんにベイビーと言っている日本人でもいい。



--42曲目--「のすたるぢや」----------------------------------布施明-
 「君は薔薇より美しい」、「シクラメンのかほり」でも無いよ、「のすたるぢや」だよ。元はオリジナルラブのアルバム曲を布施明氏にシングル曲として提供したもの。布施明氏のVerじゃないとカラオケに入ってないけど名曲です。
 思うんだけど、布施明氏を始め尾崎紀世彦氏など、あの頃の歌手って本当に歌が上手い気がする。今みたいにノリと運と事務所の力とタイアップで、「なんでお前さんなんかがチャートインしている?」っていう歌唱力のアーティスト(?)がいるけど、この頃の人たちって本当に歌が上手い。もちろん、今のアーティストでも後の世代に残したい歌手の人たちがたくさんいますよ。

 でこの曲の世界だけど、久しぶりに同窓会のある懐かしい故郷に帰る主人公の心境を歌った唄。歌詞を追うと、どうやら主人公はただいま外国生活を送っているようで、美しい日本の国に帰って来ること自体久しぶりのようだ。

 全てが懐かしく何を見てもノスタルジックな気持ちになる、そんな故郷を皆さんお持ちでしょう。ちなみに私は誰にも告げずに引越ししてしまったせいで、同窓会のお知らせ等は来たことないです。成人式にさえも出なかったし。
 別れも告げられず離れていってしまった友人たち、もう記憶の中で永遠に学生のままです。
 まあ呼ばれても行かないだろうけどね、人が多い場も得意じゃないし「お腹が鬼痛い、唇もコバルトブルーだし、見上げれば満月だし。」とか言って断るだろう。

 普段の生活を忘れ、セピア色で包まれたノスタルジックに浸るのもいいかもしれない。でも私は未だにどこか思春期真っ最中なので、そんなものにはまだ包まれなくてもいい。セピア色の過去より色のある現実の方がいくらか楽しい。忘れてしまいたいことなら幾らでもある、でも忘れてしまった心は無い、・・・と願う。
 懐かしい故郷なんか要らない。帰る場所なんか要らない。どこにも帰れない。



--43曲目--「チャンス」----------------------------------------bird-
 鳥ですよ、ブルーバード、ブラックバードといろいろあるけども、bird。モンドグロッソの大沢伸一氏によって出てきたのが印象的だけど、この曲の頃は氏の元を離れ、このアルバムはオリジナルラブの田島貴男全面プロデュース作。
 作詞:birdで作曲:田島貴男。歌ってみると女性Voのキーだけど、メロディもはっきりしてるし歌いやすい。
 今までいろいろなチャンスを逃して来た気がする。「もしかしてあれもチャンスだったのかも!もしかしてあの娘のあのときの瞳は!?」なんてね。
 チャンスを活かすも殺すも自分次第、出来れば全てをチャンスに変えて一歩上にバケてみたい。



--44曲目--「ナウ・ロマンティック」------------------------KOJI-1200-
 何を思ったかと思われるかも知れないが、テイ・トウワ全面プロデュースのこのアルバムは秀作の一品。今田耕司が昔のデヴィット・ボウイのような化粧と衣装、そしてテイ・トウワロボの首を持ってデビューしたのは、もうすぐ10年前のことになる。
 戦後復興してからかなり経つけど、いつまで経っても拭えないアメリカへの羨望の気持ちを詰めたこのアルバムは全面プッシュです。立花ハジメ、高野寛、ピチカートファイブの野宮真貴たちが参加しているのに何処か狙ってふざけた学芸会の発表作のよう。もちろんWこうじこと、東野幸治がVoを取っている曲もある。
 ジャケットデザインはグラフィッカーズ。当時、高校生の私は、このテイ・トウワとグラフッィカーズでクラブイベントで全国を回っているのを知り、ちょうど地元にも来てくれるというのでワクワクしながら、バンドの人らと一緒に初めてクラブへと行った。テイ・トウワだけでは無く、吉本繋がりで吉本興業初めてのラッパートリオこと脱線トリオも一緒に回っていた。あの頃のチラシがまだ実家にある。
 さらに驚くことに、テイ・トウワがDJをする前にフロアに下りてきて、スピーカーの前で座っていた当方の横にちょこんと座って来た。スピーカーの前で音質チェックしてたのだろうけど、かなりドキドキした。
 というわけで、レッツ ゲット ナウ ロマンティック。

 ビフテキ食べたい。

 クラブなどもう行かん。



--45曲目--「デュエット!!」-------------------------------KOJI-12000-
 前回のKOJI-1200から0が一個増えて、パワーアップしたのかと思えばどこかパワーダウンした感じのするKOJI-12000。今田氏自身もあの格好(KOJI-1200)をもうしたくないということで、ヴィジュアル的にも面白味がちょっと減っちゃた。
 アルバムはアルバムでやる気がないような感じがどこかする。でもアルバムの中のデザインはかなり面白く、ブルース・リーの死亡遊戯をパロディった作りになっている。オーディションで選んできた女の子とデュエットしたこのシングル曲も歌詞に「♪いつ終わるの?この曲♪」など、自虐的な内容もある。今田氏にやる気が無いんだからしょうがない。女の子は内田有紀似ではっきりした顔でかわいかった。
 私もなんだか一分もしない内に歌うのが辛くなってきた。


 しかも
デュエット曲なのに、一人だし。


 ・・・まあ、自分で自分の首を絞めているようなので切ることにした。


 内田有紀の連ドラが終わっても終わっても新しい連ドラが始まっていたのもこの頃か。一時期、ずーっと内田有紀がテレビに出てた気がする。




--46曲目--「Romanticが止まらない」-------------------------C-C-B-
 ロマンティックと言えばこれでしょう。松本隆と筒美京平のゴールデンコンビによる大ヒット曲。当時はこの曲を知らなかったので、時代を紐解く感じで大人になってから知った曲の一つ。
 ドラムの人が紫色に髪を染めて叩きながら歌っているのを、何かしら懐かしい映像特集みたいなテレビの特番で初めて見たときはかなりショックだった。同じくトムキャットのボーカルのサングラスの女の人を見たときと同様のショック。時代って罪な奴だね。
 トムキャット歌えるけど、歌う気がしないので止めとく。「♪〜私はダイナマイト〜♪」。

 サビの「♪胸が 胸が 苦しくなる〜♪」のところで、キーが高くて、胸じゃなくて「喉が 喉が 苦しくなる」と歌の息が苦しくなってきたので切る。

 ロマンティックって響きがとても好きだ。日記のページのタイトルを「歩こうの会ロマンティック」に変えようかしら。
 ロマンティックを無くしてしまうと急に歳を取ってしまいそうだ、でもロマンティックなのは男性ばかりで女性は現実的な生き物。「男のロマン」なんて言葉があるけども、それが異性に届く前に笑われるか飽きられるかのどっちかだ。

 にしても、「一発屋」という言葉がどこかしらか浮かんでくる。



 





 ここまで約二時間。なんだか自分の青春時代を振り返るようなセレクトばかりだった。歌っていて
全然楽しくない。

 嫌な緊張感がある。

 自分を楽しませるということ、自分接待の要領が未だに分からない。自分で自分にヨイショが出来るほどの強靭な気質の持ち主でも無いし、孤独なカラオケボックス内にもまだ馴染めない。酒でも頼むか?でもまだコーラが全然ジョッキで残っている・・・。


 もうちょっとはっちゃけたいと思う----------------------------------------独房にて





Page4こと、残り四時間の一人カラオケマラソン。






     

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