チコリイッパツTOPへ
チコリイッパツ一覧
2004
辛さ30倍カレーでヨロレリヒ
モア・フトッチョバーガーをつくろう 
妖怪ポストに投函しに行こう   
カレーパン十番勝負    
なろうなろう 明日は藤子の子になろう
オンリロンリオールナイトでOK!
2005
年越し!子猫救助! 
凸なすびと行くBBフェスタ・ユンタ    
真夏のソフトクリーム・パラダイス     
来る前に行く!サバイバルウォ
2006
お茶湯 A WEEK!!
その他もろもろ
厠イヤミ百景
女子マネージャー列伝
消費者言いがかり連絡会
am11:59の深呼吸
歩こうの会 おざな
厠イヤミ百景の一景

猫烏丸OP
 
 
ほめるな (AA)    
そんな言い方ないだろう (AA)    
お笑い裁判傍聴記 (AA)    
またまたへんないきもの
ろくろ首の首はなぜ伸びるのか
人は見た目が9割(AA)    
図書館を使い倒す!(AA)    
あの世の話 (AA)    
日本地図のたのしみ (AA)    
小池田さんと遊ぼう! (AA)    
ハルカ・エイティ (AA)    
死ぬ確率 (AA)    
バツ&テリー (AA)    
 
ホームに行くなら メールを送るなら
タイトル
Page5                                            






***御苑入りしないとね***




 ●3:18分 新宿御苑前駅 → 新宿御苑

 *新宿御苑のHPの公園地図のページを開いたままにして、照らし合わせながら読んで行くと話が分かりやすいと思います。こちらからどうぞ。
 より気持ち悪いほどリアルな地図はこちらからどうぞ。 (拡大縮小はご自分で)

 四谷区民センターから一番近くの大木土門よりは、正門とされている新宿門から新宿御苑に挑みいたいのでそのまま新宿通りを今まで通り歩き続ける。先ほどの丸の内線四谷三丁目駅より次に新宿寄りの新宿御苑前駅を通り過ぎ、やっとこさ新宿門へと辿り着く。公園に入る前からこんなに体力使っていていいんだろうか?チョコレー党の滋養強壮源のアーモンドチョコを口に頬張りながら、まずは新宿門をパシャリ。


***新宿門からこんにちは***


 天気が悪いのと木が生い茂っているせいでなんだかおどろおどろしい感じがするけど、全然健全な公園です。ついでに言うと夕方四時半には閉園してしまうので、不届きなハッテン場にもなりません。

 ここで簡単な公園の説明をすれば、時は遡ること軽く四百年前ちょっと、徳川家康の家臣であった内藤家の江戸屋敷が元となっているご様子。屋敷か、屋敷の大きさか?これが?この公園ってば東京ドーム12個ちょっと分もあるのに屋敷ですか?東京ディズーニーランドの広さが51ha、同じくシーの方が49ha、なのにここってば58.7haもある。ネズミーランドより大きいんだよ!
 しかしまあ私の大好きなチューピーがいるあそこには敵わないと思うけどね。
 その後明治時代になると明治政府により近代農業の振興を目的とした試験場とされ、養魚池、動物園、栽培研究所、農園、農学校まで建てられ、今も面影が残っている洋風建築の建物もその頃の名残だという。なんならゴルフコースまであったそうな。そして時代が進むと京都の御苑のように「まろ(皇居)のテリトリー」とされていた新宿御苑は、戦後に「国民公園新宿御苑」として一般ピープルに開放されて今に至ると。
 そうか、開放されたからこの大きな公園をチェックする羽目になってしまったのか・・・、へいへい、ありがとうございました。

 ああ、ここってばカップルとか家族連れやカメラが趣味のお爺さんが緩みきった笑顔で訪れるような公園だよね、なのにこんな夕暮れ時に一人で災害も起きてないのに真っ赤な表紙の地図を片手に、胸のポケットにカメラを携えている私ってなんだろ。公園のバカでかい広さも手伝って寂寥感を煽られ、まだ夜まで時間があるけど星屑ロンリネス。落ちた涙も見ないふり。

 よーし!新宿御苑に一人で来たことあるって奴、今日からみんな私の友達な。とりあえず甘太郎に現地集合!注文に困るように飲み物は全員違う物を頼んでやろう、とりあえず私は充実野菜!
 みんなで自分のいいところをご満悦顔で語り合おう。そしてムカつこう!


 とにかく開園時間もあまり残り少ないことだし、さっさと入ってしまおう。入園料大人200円のチケットを券売機で購入する。この200円のチケット製が無かったら、きっとどこぞの公園の如く家なき子のオジさんたちの青いテントで溢れかえっていたことだろう。
 公園のわりにはシャレた自動改札機を通り園内へと入る。とりあえず園内の地図を園内の案内板でどうぞ!


***青い点を打ってみました***


 もうお分かりと思いますが、地図上に打ってみた青い点はおトイレットです。さすがにネズミーランドより広いだけあって、そのキャパに対応した数だけ厠があるようだ。自分で点を改めて打ったものの目を細めると星座に見えてきちゃう、ああ、目から汗が出て止まらない。

 抱きつきたくなるような着ぐるみのキャラクターもいないことだし、いても掃除のオジさんぐらいのもの、とにかく歩を進めるのみだ。さすがに全部のトイレにハローグッバイは体力的にも時間的にも無理っぽいけど、出来るだけ全てのおトイレ探訪して行くことにする。だんだん、トイレチェック企画みたいになってきてない?

 まずは新宿門くぐってすぐのトイレから。


***レンガ造り***


 よく手入れのされた花が咲き乱れる花壇の先にレンガ造りのトイレがあった。写真に写っているのは男子トイレ房だが真向かいに向かい合うように女子房のトイレもある。なんだかこんな建物、横浜か北海道で見たような気がする。ウイスキーとか奥で保存してないよね。違う意味で発酵しているとか。
 新宿御苑での初マーキング。


 そして上に書いたオレンジの矢印通りにまずは上に上がって行くことにした。周りを見渡せば平原となっているところにはカップルたちが「にょほほ、にょほほ。」と幸せそうにほくそ微笑んでいる。
 ああ、・・・台風まだか?
 そうだな、幸せじゃないとこんなところで微笑んでないよな。いいぞ、今のうちにそのチェルシーの飴のような甘だるい幸せを噛み締めておけ、今に風神・雷神が東京で大暴れするに違いない。そのときは私もおもいっきり被害をこうむるけどね。

 そして次に、レストランも入っているエコハウスと称される施設が見えて来ると共にネクストトイレが見えてきた。


***おしゃれ過ぎる!***


 絶対、匠呼んでる。もう既に何かが解決されているトイレだ!
 普段どんなにダメキャラな人でも家がこんなのだったら、やっぱり少し見直してしまう。おしゃれ過ぎるけど、間違いなくこれトイレ!人間の整理的排泄要求に反して用を足す人を選んでしまいそうなその造り。
 吉永小百合嬢が出てる薄型テレビのコマーシャルに出てきそうだ。

 でも中にはこんな台無しの貼り紙が貼ってあったりするので、ちゃんと公共施設のトイレとしてなんだか許せる。なんだって何処かに隙がないと駄目だよね。

 一応小水用の便器の前に立つも、度重なるマーキング行為のため雀の涙ほども出なかった。いちいち各トイレで用を足さなくてもいいだけどね。犬ってどうやってあんなに、あちこちの電柱におしっこ出来るんだろう。犬と人間では小分け出しして回れるように膀胱&尿道の作りが違っているはず。それはともかく犬にはない汗腺が人間にはあるせいか、私は汗だくだ。



***次の道のり***


 エコハウス周辺を離れて、もうちょっと木が生い茂る地域に入っていく。一瞬すると野歩き気分も十分味わえそうな茂りっぷり、大地震のときにこんなとこいちゃあ駄目だな。上から虫々大行進が落ちてくるに違いない。ただでさえ地震でパニック時にそんなパニック材料を勝手に追加注文された日には、怪我の一つや二つも増えてしまうというもの。精神的ダメージも非常に大きいと思われる。
 先ほどの四ツ谷駅周辺の外濠公園に行ったときは、空を覆うように生えていたその森林ぶりが心地良かった。しかし今は自分の視界を遮るようにうっそうと木々が生い茂っており、どちらかと言うとうざ目かもしれない。人間って勝手な生き物だね。
 マイナスイオンも酸素も溢れかえっているところを歩いているはずなのに、ここまで既にそこそこの体力を奪われているのもあり、木々の自己主張が憎たらしい。高枝じゃなくて低枝切りバサミが欲しくなってきた。
 そんな森の中にポツリと、


***森に隠れるように***


渋い造りのトイレが森のくまさんの如く現れた。さっきから次々とトイレの写真を出してはいるが、実際歩いて回っていると文面では表れない"距離"というものがある。「あるく」と書くと三文字で済むけど、誰もが知っている通り実際歩いてみると三歩歩いただけじゃどこにも行けない。ああ万歩計でも付けてあるけば良かったな。それと全く全然関係ないが今「万歩計」と書こうとして「まんぽこ」と書いてしまった・・・。
 実際私が歩いた際の擬音は「ぽこ、ぽこ」といった感じだがな。


***不自然な角度***


 さすがに立て続けにトイレを回ったせいで、便器をいくら見つめたところでチャックを開ける気持ちも起きない。人間として便器を見つめる度に尿意が起きてるようでは、私の体調も掃除のオバさんもたまったものじゃないね。
 何か無いかなと見回せば、掃除道具入れのドアノブが不自然な角度で曲がっていた。
 どうした?何か隠し切れない日頃のうっぷんのせいで掃除のオバさんの腕にハルク級の思わぬ力が入ってしまったのか?「トイレが多すぎる!」という点では同感だ。

 森を抜け翔天亭と称される建物の横のなだらかな丘を下ると、また平原のようになっており、あちらこちらから「うふふ、あはは。」という声が聞こえてきた。ある意味森の中からそれが聞こえて来なくて良かった。

 旧御凉亭と称される竜宮城チックな建物が池に囲まれて建っているのが見える。しかし整備工事中なのか池は泥水で溢れかえっており、既にここだけ台風が来てしまったかのような状況になっていた。まあここで寝そべっているような人たちは、そんなとこ見てないだろうし関係ないんだろうけどね。
 英語ではない言語をしゃべっている外国人青年二人組がいた。せっかく新宿御苑に来訪したにも関わらず、こんな泥ソースみたいな池がお出迎えしていてすまない。まるで沼地の底の竜宮城といったところか。にしても男二人でご苑巡りだなんて、君たち後で甘太郎な。
 「日本デハ、蟹ヲ殻ゴト食ベマス!是非オ試シ下サイデゴザル!」、いろいろ異文化にまつわる嘘を教え込みたい。
 「ソース二度ヅケ駄目デス!」・・・何食ってんだか。

 そんな池を尻目にまた林の中を抜けると中央休憩所という場所に出た。その名の通りここがこのヘソに当たるのかな、いい加減ここいらで休憩を取ることにする。今まで何かにとり憑かれたかのように歩いてはマーキングを続けてきたが、少し休まないと次への一歩も鈍ってしまう。というか散歩設定の歩数なら当にオーバーヒート気味だ。サバイバルウォークの名の下に旅か戦闘レベルの歩数設定に切り替えないと。
 切り替えたところでこの体の筋力が気持ち15%ほどアップするわけでなし何の変化もない。

 ここでプリッツの袋を開けるが、想像していた通りプリッ●はポキポキに折れておりプリプリプリプリッ●と化していた。小指の第一間接みたいだ。しょっぱさが汗をかいた後の体の隅々まで染み渡る。ああ塩分が減っていたようだね、マイ体。
 周り全て塩水しか無い海水の中で生活している魚たちは置いておいて、塩気のあるものを食べれば、馬でも鹿でも自然と喉が渇いてくるようになっている。もちろん私も陸の動物なので喉が渇いた。しかしペットボトルの中のお茶は当に底が尽きており、既に「リサイクルお待ちしております。」という声さえ聞こえてきそうだ。

 しかしそうはいかん。休憩所というからには隣にトイレが設置してあり、トイレの前に水飲み場があった。


***トイレと水飲み場が睨めっこ***


 なんだろ、私だけかな?私だけかな?トイレの真ん前に水飲み場があるのに抵抗を感じてしまうのは。違うよね、奥の施設とこの水が出るところは別のところから水引いてるはずだよね・・・。用が済んだ後のモノを流す水と違うよね。
 さすがに御苑と名の付くだけの公園の水飲み場だもの、そこらの水より綺麗なはずだ。
 何よりこれを飲まなければ他に飲むものは皆無なのだ。いざというときのための自分ルールで、手持ちのお茶が無くなった際には飲み物はもう自己確保で飲めるものと決めたからね。
 そう、いざってときに「さあ、このバヤリースを飲みなさい!」と声を掛けてくれる人なんていないものね。


***何かが自分の中で葛藤***


 水泳の後に目を洗うような上向きの水道から水を飲んで渇きを潤す。それから空になったペットボトルに普通の手洗い口のような水道から水を注ぎ入れる。これをこれからちびちび飲みながら歩いて行くのか、ばっちくない、ばっちくない。



 そういえば嫌なこと思い出した。すっげえトラウマ思い出してしまった。

 食事中の方はお食事を終えて、まったりしてからお読み下さい。

 小学3年生の頃だと思うが、放課後に我らチビッコたち数人はとある公園で遊び呆けていた。何の遊びをしていたか忘れてしまったが、何かエキセントリックに公園内を走りまわっていた気がする。
 夕暮れが迫るとともに我らの脳内麻薬は通常放出量を当に超え、エキサイトギアもオーバー・ザ・トップに入ってしまっていた記憶がある。遊びの神様にとり憑かれてしまったかのように、まさにハシャギアがフルスロットルで大回転!狂喜乱舞とはこのことだろう。変声期を迎えてない高い声で、訳の分からない日本語まがいの言語を口々に叫び合い走りまくっていた。

 そのときだ、その輪の中の一人、I君の中で何かが峠越えをしてしまったんだろう。

 普段から少し汚れキャラだったI君、まだ動物に近い小学生ならではの躊躇知らずか、ズボンをおもむろに脱ぎ捨て、下半身がネキッドの生まれたて状態となる。
 夕暮れ時の公園、我ら以外に他に遊んでいる人の影などなく、知った顔の友達同士、I君の中でOKとばかりにGOサインが出てしまったようだ。これが大人なら即効逮捕だ!そこいら一帯しばらく集団下校になるに違いない。子供でも駄目な気がするが・・・。

 そこまではまだ私たちも「I君なら・・・。」と笑った。

 そして狂ったC-3POのような動きをしながら、既に日本語圏外の言語を雄叫びつつ、I君は水飲み場に向かった。もちろん半分獣姿のまま。

 水飲み場に着くと、上向きの水道の蛇口を捻り物凄い勢いで水を出し始めた。そう、それはまるで噴水の如く。
 それに口をつけるわけでもなく、しばらく眺めていたI君。我々も何事かと近づいて行くと、おもむろに自分の体自体がジュニアみたいなものなのに、己のパイパンジュニアに手をセットオンした。
 そして彼は上向きに噴出す水に向かって、己の体内の水を放水始めたのだ。
 放水VS放尿の激流対決!水道水と体内水がぶつかり合うのがよほど楽しかったのか、ありえない笑い声を高らかに上げながら、どんどん自分のジュニアとその噴出す飲み水との距離を近づけあって行く。周りを見れば笑い殺された友たちがゴロゴロと腹を抱えながらひっくり返っている。そのとき、なぜだか私は今で言う「引いていた」。さすがにこれは駄目だろうと、I君の挙動が怖くさえ感じたのを覚えている。
 それから間もなく、彼のチ●コの先と飲み口がファーストコンタクトを取った瞬間を私はこの目で目撃してしまった。
 ションベンと上に噴出す水とがぶつかり合って、四方八方に成分不明なアンサンブル水が飛び交う、まさにアンモニア地獄。
 もちろんその跳ね返しはS君自体にも返って来ていたのだが、それを全身に浴びながら高らかに笑うS君!アドレナリンはアンモニアより勝っていたらしい。

 夕暮れのオレンジ色の空を背景に雄叫びを上げながら、水道の飲み口にションベンをかける彼の姿がシルエットになり今も脳裏に焼き付いている。



***キラキラメモリー***


 オーバーヒートした子供って怖いよね。


 次の日から、あの公園で遊んでいたメンバー内では、あそこの水飲み場で水を飲んでいた人を見かけると、もの凄い罪悪感を感じるようになってしまった。感じて当然なんだが、I君だけは悪びれる様子もなく、その後も汚れキャラ全快だった。冬場はいつも鼻の下がカチカチになっていた。

 そう、あの夕焼けシルエットの姿は私にトラウマを植え付けるには十分な素材だった。年を取ると共に公園の水飲み場で水を飲むことも無くなって行った私、久しぶりの水飲み場とのコンタクトで記憶の箱の蓋が少し開いてしまったようだ。




 しかもトイレの前だしね。
 








Page6こと、新宿御苑の後半へ!






 
leolio.comトップへ チコリイッパツトップへ


-----Copyright (c) 2007 Leolio. All rights reserved. -----