 |
|
Page3
***フレアトップコーンとワッフルコーン***
レ「これから紹介して行くのが小物系。ちょっと小さめのサイズの彼らです。」
フ「普通に置かれているものはどう見てもご家庭にあったならば、かなり邪魔要素になるような大きさのものばかりですが、次から紹介するものは小ぶりな物たちです。」
レ「そして大きさは普通だけど、"置き場所がどうも・・・"というのにも目を向けて行こうと思います。」
フ「もう何でもありですよ。」
21「カウントダウン!」
。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜☆゜'・:*:.。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'☆゜'・:*:.。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜☆゜'・:*:.。

***食べたい***
レ「まずはこんな感じで。」
フ「小さいですからね、手軽にカウンターに置かれがちなんですよ。」
レ「買ったはいいけど何処に飾る?みたいな。」
フ「最初、店の前の歩道に置いてみたけど小さくて歩く人によく蹴られてしまう。」
レ「しかし小さいながらも目立たせたい。」
フ「しょうがないからお前カウンターに立ってろとなったわけです。」
レ「不遇ながらも自分なりの場所を見付けることが出来て良かったですね。」
フ「小さいながらも目を背けられない存在感があると。」
レ「にしても解説のフータローさん!」
フ「はい?」
レ「同じくカウンターに乗ってる向かって左側の黄色のは何ですかね?」
フ「何でしょうか?時間の経過した食べかけのハンバーガーかと思いましたよ。」
レ「なるほど。多分違うと思いますけど。」
フ「もしくは"柿の葉のくるみ味噌焼き"。」
レ「渋いですけど、それが置いてあったら今世紀切っての謎ですね。」
フ「三賢人にでも訊いてみないと。」
21「"なーぜ〜。"」
。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜☆゜'・:*:.。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'☆゜'・:*:.。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜☆゜'・:*:.。

***食べたい***
レ「このツインズはどうしたんですか?」
フ「これらはですね、イートインの食器返却口に置いてあったんですよ。」
レ「ああ、食べ終わった後の食器を自分で食器返却口のカウンターに返さないといけないセルフサービスみたいな店ですね。でもなぜ返却口にソフトクリームのディスプレイが?しかも二体。」
フ「もう僕には分かりません。」
レ「フータローさんでも分かりませんか?謎ですねー。」
フ「ここまで来るともう"返却口のアピール"ですよね。」
レ「ほう?」
フ「この返却口に呼びよせたい人々って、もうそこの店で食事を済ましてるわけですよね。だから店のアピールは既に済んでいるわけですよ。もう余計な店のアピールは必要とされていない。そこで食べ終えた客には新たなアピールが必要となるわけです。」
レ「はい。」
フ「"あんたら飯食ったか?たいして美味くなくても安いんだから納得してね。んで食った後はここに食器返してちょーね。食べたまんまにしちゃ駄目だかんね。誰も皿下げないかんね。んで食器返却口はここだ!ここだよ!無駄にソフトクリームのディスプレイ置いてる、ここだ!ここ!そこんとこよろしく!食器は自分で下げてな!"」
レ「なるほど、客への最終アピールに繋がっているんですね。」
フ「まあただ単に余ってただけでしょう。」
21「ソフトも返却。」
。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜☆゜'・:*:.。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'☆゜'・:*:.。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜☆゜'・:*:.。

***食べたい***
レ「これは・・・・・・・・・あっ、いましたね。左側のテーブルの上にいますね、チビソフト。」
フ「その小ささを如何なく発揮してますね。上手く空港のロビーの景色に溶け込んでいます。」
レ「景色に溶け込んでいては本末転倒なんじゃあ?」
フ「そうですね。まだ対極上の右側の警察官の方が目立ってますね。」
レ「それは目立ってなくてはいけない存在ですね。」
フ「もっと言えば色的に後ろの"お弁当"の旗の方が目が行きがちです。」
レ「赤色は強いですもんね。これで大丈夫なんでしょうか?」
フ「大丈夫ですよ。上のチビソフトをアップにした写真を下に用意しました。ご覧下さい。」
***食べたい***
レ「・・・肉厚ですね。」
フ「巻き貝みたいでしょ?」
レ「ボリューム感があります。」
フ「これはですね、すぐ底に売店がありまして買ったものをこのテーブルの上で食べれるようになっているんですよ。」
レ「たまに空港にありますね、立ったまま食べれるところでしょ?つまり・・・」
フ「既に別の物を食べている客に対するソフトクリームアピールですね。」
レ「ほうほう、お弁当やサンドウィッチを食べている客にさらに"ソフトはいかが"とアピールしているわけですね。」
フ「普通に弁当食べてたら、目の前にこの無言のアピールですよ。」
レ「食べてる間中ずっと目の端に入って来るわけですね。」
フ「一種のサブリミナルです。」
レ「反甘党派意外はなかなか無視出来ませんね。」
フ「ついつい"この後ソフトも"ってことになっちゃうでしょ?」
レ「おーっと、"ついつい"はダイエットのもっとも敵ですね。」
フ「"これくらいなら"よりも上を行くダイエットの敵です。」
レ「う〜ん、これは避けられない。」
21「落としたったらええねん。」
。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜☆゜'・:*:.。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'☆゜'・:*:.。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜☆゜'・:*:.。

***食べたい***
レ「こっこっこっこっこっこれは如何なもんでしょう?」
フ「これは難易度高い技ですよ。」
レ「下手したらアピール感ゼロじゃないですか?誰にも届かないメッセージを発してるようなものですよ。」
フ「いやいや、これがなかなか。」
レ「"天まで届け"状態ですよ。先端、天井突いてません?」
フ「あのがっしりとした設置した感が根性入ってますね。」
レ「明らかに標識の位置ですよ。もしくは都会の妖怪ですよ。」
フ「一見すると"無謀・無計画・存在感の否定"という言葉が次々と浮かんで来ますが、これも策があってのことです。」
レ「えっ?そうなんですか?」
フ「あなた、これが目に入ったときのインパクトを考えてごらんなさい。」
レ「はあ。」
フ「そこら辺の歩道に置いてあれば、それなりに存在はアピールすることは可能です。でもそれは一時的なものに過ぎません。しかし上を見上げてこれがあったときのインパクトと言ったら、忘れられないでしょう?」
レ「確かに。明らかに意図的にあの位置に設置してありますよね。」
フ「苦労してあそこに固定してあるインパクトと言ったら、アピールの髄を極めてますよ。」
レ「なるほどね〜。」
フ「しかもよく見てご覧なさい、あれ絶対改良を加えてますよ。」
レ「と言いますと?」
フ「コーンの持ち口を全て切ってますね。」
レ「あっ!」
フ「ミニソフトディスプレイでもそれなりのコーンの高さがあります。しかしあれは写真で見る限りコーンのグリップの部分がありません。」
レ「確かに、いきなりコーンのクリーム受け口から始まってますね。」
フ「切ってます。コーン。」
レ「そこまでしますか?」
フ「そこまでしちゃったようです。しかもまだ驚く事実があるんです。」
レ「えっ?何ですか?」
フ「あれはミニソフトディスプレイでは無く、普通のサイズのソフトクリームディスプレイです。」
レ「あんな大きいものをあそこにですか!?」
フ「だから切ってあるんですね。leolioさん、あのちょっと角ばった感じでクリームの段にそれぞれ薄い溝が入ったソフトクリームディスプレイに見覚えありませんか?」
レ「・・・・・・あっ、ページ1で我々が四番目に検証した美味しそうな例のアレですね!?」
フ「あれです!あれと同じタイプの物がコーン部分をカットされ高く掲げ上げられています。」
レ「なぜそこまでして・・・?」
フ「アピールを求めた末での波状でしょう。」
レ「ふむ。」
フ「誰にも正確な理由は分からないはずです。」
21「割れたの中古で買ったんちゃうか?」
。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜☆゜'・:*:.。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'☆゜'・:*:.。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜☆゜'・:*:.。

***食べたい***
レ「では流れ的にも次からは普通のサイズのソフトクリームのディスプレイの置かれ方を検証して行きたいと思います。」
フ「見て行きましょう。」
レ「上の写真のなんかはどうでしょう?」
フ「何枚か前の写真にミニソフトのをカウンターの上に置いてあるというのはありましたが、普通サイズのはなかなかないですね。まあ大きさから言って端に置かれてますが。」
レ「カウンターの高さが腰よりちょっと上くらい高さだとして、その上にあのソフトクリームが乗ると2m超えですね。」
フ「横揺れの地震の際にカウンターのお客の頭に"ちぇすとー!"としないように願います。」
レ「安定性が求められますね。」
フ「最近の傾向では、先ほどのと言い、置かれる場所のインパクトによるポイント稼ぎが目立ちますね。あんまりこうゆうのは私の組合では好かれていません。」
レ「フータローさんが加入しておられる組合って何でしたっけ?」
フ「NHKこと、N(仲間)H(外れの)K(会)です。馬鹿にしてませんか?」
レ「いえいえ、少し興味があるだけです。」
フ「良かったら今度資料をそちらにお送りしますよ。」
レ「・・・関係ありませんが、写真の"本日入荷"の文字が気になりますね。」
フ「何が入荷したんでしょうね?手描きPOPが"入荷!"という感じを煽りますね。」
レ「"急いで伝えなきゃ!"って、そこら辺の紙に色鉛筆にササッと"本日入荷"と書いて店頭に貼り出したんでしょう。」
フ「よほどの物が入ったんでしょうね。」
レ「何でしょう?」
フ「あん肝か何かじゃないですか?」
レ「あん肝ですか?見たところフルーツパーラーみたいな店ですよ。"手焼きクレープ"って文字もありますし・・・。」
フ「じゃあ近海物の極品あん肝クレープです。あん肝パフェも。」
レ「いや、それはないかと・・・。多分あの黄色の瓶ですね。あれが"本日入荷"なんでしょうね。」
フ「あん肝ジャムだ、あれ。」
レ「明らかに横に柑橘系の果物のイラストが描かれていますし・・・。」
フ「あんこうですな。」
レ「まあそうゆうことにしておきましょう。」
フ「NHKなもんで。」
21「あん肝ソフトお待ち!」
。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜☆゜'・:*:.。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'☆゜'・:*:.。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜☆゜'・:*:.。

***食べたい***
レ「これは!?」
フ「我々の間で"引っ込み思案"と呼ばれる技ですね。先ほどのがカウンターの外なら、こちらはカウンターの内側となります。これこそなかなか出来ないウルトラC級の技ですね。」
レ「と言いますと?」
フ「ただでさえ限られてるのに、これだとますます自分たちの作業スペースが無言の圧迫感と共に狭くなってしまうでしょ。」
レ「確かに。しかもこれだとあまり客に対してアピールが出来ていないのでは?」
フ「ええ、この日は天気がとてもよく外の日光が反射して真正面からではガラスが光ってほとんど見えません。ですので撮影もこのように隙間を狙ったような感じのものとなったようです。」
レ「自虐行為じゃないですか?」
フ「いえ、チラリズムの骨頂です。」
レ「ディスプレイにチラリズムなんて必要なんですか?」
フ「"あれ?あそこ何かいない?あの白いのって?あれってもしかして?"と近づいた日にはもうカウンターの目の前、注文せざるえないでしょう?」
レ「そうなりますか?」
フ「なるはずです!ちょうちんあんこうが光で魚を誘うように!」
レ「あんこうよく出てきますね。」
フ「まあそれは置いといて、人間見えそうで見えないものがあると気になるものです。ディスプレイは人を呼びつけてこそ本来の存在意義があります。多少、卑怯な感じもありますがこれも"引っ込み思案"の技の特徴です。」
レ「そうゆうものですか?」
フ「カウンターの上で光っている80年代テイストを思わせる電光板の"ソフト&クリーム コーナー"って文字もいいですよ。」
レ「昼間なのに光ってますね。多少アメリカンテイストも感じます。」
フ「白と黄色のライトでソフトクリームを思わせる形を模造しているのもいいですね。」
レ「また外側のカウンターの木の痛み具合がいいですね。スパゲッティ専門店で使いすぎた木の器みたいですよ。もう何度も使い過ぎて器の淵の木がぎざぎざになってしまっているのとかありますよね。」
フ「leolioさん?お店訪問ではないのでそこら辺はそっとしといて上げて下さい。」
レ「あっ、すいません。あくまで検証の対象はソフトクリームディスプレイでしたね。」
フ「でも・・・、」
レ「ソフト&クリームですか?」
フ「ソフト&クリームですよ。」
21「注文しようとしたら、店員じゃなくてディスプレイが顔を覗かせます。」
。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜☆゜'・:*:.。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'☆゜'・:*:.。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜☆゜'・:*:.。

***食べたい***
レ「この"星条旗よ永遠なれ"のような雰囲気のする置かれ方は?」
フ「これはもうソフトクリームアピールより下の"営業中"にかかってますね。"営業中アピール"です。」
レ「なるほど、しかしこれまた随分痛んでますね。」
フ「雨風、そして排気ガスを全身に受け続けて来たんでしょう。鍛錬の賜物です。」
レ「賜物というか代償というか、あの私気になることがあるんですが・・・。」
フ「はい?だいたい想像つきますが。」
レ「あのコーンの縁って言うか、言ってしまえば輪っかが取れてクリーム部分に上がっていますよね。コーンの変なところからクリームが漏れてしまっているような感じになってしまっているんですけど・・・。」
フ「通常ではありえないことになってますね。」
レ「あの形で売られているのならレアなソフトクリームですよね。」
フ「さすがにその形では売られてないですね、実際に売っているのは通常の形のソフトクリームです。そもそもその形で売る利点なんてどこにもありませんし。」
レ「確かにそうですね。手にかかるだけですね。」
フ「結構な高さの位置にあるのでディスプレイを修理するのもめんどいのでしょう。今にあの輪っかがストーンと下に落ちて、"営業中"の札の上に落ちてきますよ。」
レ「そうなると、ますます見たことのないソフトクームのディスプレイになりますね。
」
フ「"広告に偽りあり"ということにもなりますが、ディスプレイなんて大抵のものが実際に出てくるものと似て異なるものです。下のディスプレイの写真をご覧下さい。」
***食べたい***
レ「イカのお造りですか?」
フ「実際に出てくるイカは箸ごと浮いて出てきませんよ。」
レ「そりゃそうですよね、これってよくスパゲティで見かけるんですけど、イカ刺しですか。」
フ「ええ、イカの新鮮さと"こんなに伸びるんだよ!"というのをアピールしたい一心でのことです。」
レ「伸びるイカってどうかと・・・。」
フ「とにかく想いがディスプレイを超えているというときもあるんです。」
レ「ただ、ディスプレイを作った業者との意思の疎通が上手くいってなかったりしただけなんじゃ?」
フ「いえ違います。」
レ「写真のソフトは明らかに壊れてるんですよね。」
フ「あれは修理が必要です。もしくはコーンの変なところからクリームが漏れるソフトを出すかです。当局の手が伸びるその前に・・・。」
21「F(ふらふら)B(ビンタで)I(いいですか?)だ!」
。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜☆゜'・:*:.。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'☆゜'・:*:.。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜☆゜'・:*:.。

***食べたい***
レ「景色に溶け込んでますね〜。」
フ「植え込みの中でサバイバー気分です。」
レ「何か絵画の一枚のような印象を受けます。」
フ「草葉の影から"いらっしゃいませ!"という声が聞えて来そうでしょ。」
レ「また喫茶店に入ろうとしているオバ様たちが雰囲気を盛り上げてますね。」
フ「"ちょっと暑いから冷たいものでもいかが?"なんて声も聞えて来そうです。」
レ「リアルです。不自然なものが不自然なところに建っているはずなのに、しっぽりと来ています。」
フ「元々置く場所がなくて苦渋の選択の末に植え込みに置かれたんでしょう。災い転じて功をなしたようです。」
レ「いいですね、まるで自然と生えて来たかのようです。」
フ「あのまま毎日の水やりと愛情を忘れなければ、にょきにょきと上へと成長するかもしれませんよ。」
レ「マジですか!?」
フ「無いとは言い切れません。人間になりたがるロボットがいるように、人口的なものが生物に憧れるというのはよくある話です。」
レ「よくありますかね・・・。」
フ「だんだんとあの白いクリームの段が一段づつ増えていくんです。」
レ「それはちょっと面白いですね。」
フ「数年すると店の入り口のル−フに当たるようになります。」
レ「そうするとどうするんですか?」
フ「もちろん木のように高枝切りハサミで余分なクリーム先をカットするんですよ。」
レ「うわ、見てみたいですね〜。」
フ「伸びたころにまたこの店の前に来ましょう。」
21「あまりに暑いと人は幻覚を見がち。外に出るときは帽子をかぶりましょう。」

Page4こと、カラフルな輩たち。
|  |