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***軽く変態***


 レ「次から紹介するのが"貼り物系"です。」
 フ「はい、このディスプレイの存在意義はアピールです。アピール=宣伝ですからね、ただ単にソフトクリームのディスプレイを置いておくだけじゃなくその上に宣伝の貼り紙がしてあるものたち、"貼り物系"を見て行きましょう。」
 レ「なんだかカマボコ辺りの"練り物系"みたいな響きですね。」
 フ「まあ似たようなものです。」
 レ「お店側の必死のアピールが伝わるといいですね。」
 フ「それと少しでもスペースの有効利用。宣伝の上にさらに宣伝、用心に用心を重ねた二重宣伝です。」
 レ「ではどんどん見ていきましょう。」




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***食べたい***


 レ「これは?」
 フ「だいたいこういった値札を貼ってある形のものがほとんどですね。」
 レ「そうですね、まずは値段を提示してもらうとこちらとしては安心します。」
 フ「ええ、アピールも大事だけどまずはお客の財布の紐も緩めないといけませんしね。」
 レ「しかし今時100円っていうソフトクリームも珍しいかもしれませんね。」
 フ「大手の成せる技です。」
 レ「何かコーンの底の方が黒いですね。」
 フ「そこら辺は流して下さい。」
 21「イカ墨ソフト。」




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***食べたい***


 レ「普段250円らしいです。」
 フ「お買い得のアピールですね。今だけ198円だそうです。」
 レ「普段250円で一定期間だけ198円ですか?半端な"8円"を何とかしたいですね。普段は端数がないのに。」
 フ「まあまあ、値段もそうですが"フレッシュなおいしさ"ってコピーが必死さを醸し出してます。」
 レ「ミックスとコーヒー牛乳フレーバーにしても、そのフレッシュさは保たれるんでしょうか?純粋にバニラを楽しみたいですね。」
 フ「いや、でも美味しそうですよ。なんていうか乳搾りたてって感じがするじゃないですか?」
 レ「今、メス牛の乳からソフトクリームが出るところを想像してしまいましたよ。」
 フ「そうめんみたいなクリームが出るところを僕も想像してしまいました。」
 レ「"フレッシュ"な上に"お買い得"。」
 フ「もう元には戻せませんね。」
 21「そうめんソフト。」




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***食べたい***


 レ「光ってますねー。」
 フ「本領発揮です。アピール感かなりアップです。手描きのPOPもかわいらしいです。ポイント高いですよー、これは。」
 レ「こちらも値段説明ですね。先ほどのよりもちょっと値が張ってスタンダートなバニラは270円だそうです。」
 フ「でもよく見て下さい。"メロン"も"ミックス"も270円です。」
 レ「しかもですね、上の写真だとちょっと文字が読みづらいんですが、この店での"ミックス"は"メロン&バニラ"の二味のみで構成されてるんですよ。」
 フ「ここのメロンの扱いなら、カキ氷で言うメロンのように"メロンじゃなくて、メロンのイメージの色"などのショッキンググリーン色ではなく、きっとオレンジ色してるはずです。」
 レ「果肉の色ですか?」
 フ「そうですね、果肉のオレンジ。しかもですね、なかなか地域限定されるんですが、ハスカップ味があるんです。」
 レ「エスカップ?」
 フ「ハスカップ。」
 レ「エスタック?」
 フ「ハスカップ。」
 レ「失礼致しました。普段なかなか、そうゆう名のフレーバーは聞きませんね。」
 フ「元々北海道に自生していた酸味のある木の実ですよ。詳しくはこちらから。
 レ「なるほど、じゃあ近所の3●アイスクリームにもハーゲン●ッツにも置いてないわけだ。」
 フ「ええ、地域限定ってことです。」
 レ「フータローさんは"限定"って言葉弱いですか?」
 フ「いえ、僕は"限定"よりも"僕だけ"っていうのが好きです。」
 レ「ある意味"極限定"ってことですか?」
 フ「溶かしたアイスクリームにこれまた溶かしたバター入れて食べるのが好きです。」
 レ「それは"極限定"ですね。」
 フ「熱が冷めて来て分離しかけたところとかたまりません。」
 21「キタキツネソフト。」




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***食べたい***


 レ「・・・これは?」
 フ「読んで字の如くです。」
 レ「最古ってどのくらいなんですか?」
 フ「宣伝になってしまうので店名は挙げませんが、そこの説明によると・・・ " 1919年、大正ロマンの港町小樽が舶来の文化で賑わった頃、●●(店名)が北海道で初めてのアイスクリームを売り出しました。レトロな懐かしい味は、当時のままで、独自の爽やかな風味は、全てナチュラルに生産され、低脂肪、無着色、無添加物で、かつフレッシュです " だそうです。」
 レ「いいとこ取り全面アピールですね。それにしても86年前ですか?」
 フ「伝書的なものが残っていたのかどうか知りませんが、86年前にアイスクリームを売り出したらしいです。」
 レ「しかし"最古"って響きが強いですね。なんだかもの凄く古い時代を思い浮かべてしまいます。」
 フ「ああ"最古アピール"強いですね。古い上にさらに"レトロ"を付けてます。」
 レ「思わず通貨がの頃を想像してしまいました。」
 フ「そこまで行きましたか?その頃にソフトクリーム作れてたら凄いことですね。だとしたら、この店は世界的に有名になってるはずです。」
 レ「そこら辺のアイスクリームパーラー始めて二・三年の店なんか赤子のように感じてるんでしょうね。」
 フ「もしくは孫扱いでしょう。」
 レ「なら逆にかわいく感じているかもしれませんね。」
 フ「♪なんでこんなにかわいいのかよ ソフトという名のアイスクリーム♪って歌っているかもしれません。」
 レ「正に食べてしまいたい。」
 フ「ちゃんちゃん。」
 21「一点。」




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***食べたい***


 レ「今までと打って変わってシンプルになりましたね。」
 フ「・・・ええ。」
 レ「値札のようなものがぶら下がっていますが、写真が小さくてよく見えませんね。」
 フ「こちらに拡大したものがございます。」




***食べたい***



 レ「おおおおおおっとー、シンプル・イズ・ザ・ベスト・オブ・アピールが出たー!」
 フ「"言われなくても"って奴です。」
 レ「誰がどう見たってソフトクリームなのにこんな札いらないでしょう?」
 フ「正に二重宣伝の本質ここにありという感じですねー。ビンビン来ます。」
 レ「なるほど、"俺はソフトクリームなんだぞ"というのをボソッと言うことにより余計に相手に深くメッセージが伝わると。」
 フ「あまり限られたスペースにたくさん書きすぎると本質がぼやけてしまいますからね。」
 レ「確かに売りたいのは"ソフトクリーム"ですからね。たこ焼きでもたい焼きでも無いはずです 。この短いアピールによってその存在がよりくっきりしますね。」
 フ「これを付けた人は確信犯ですね。なかなか常人にはこんな発想浮かびませんよ。もう見れば分かるのにあえてそこに"ソフトクリーム"だなんて。もう恐ろしい。」
 レ「こんな大技が見れるなんて思ってもいませんでした。」
 フ「人に気付かれるかどうか分からない"さりげなさ"もポイント高いですよ。」
 レ「いい物を見ましたー。」
 フ「なかなかこの技は街で見かけることが出来ませんよ。」
 レ「恐るべしですね。」
 フ「恐るべしですな。」
 21「ソフトクリームに見えない人もいるのかもね。」

Page3こと、大きさバラバラ。






   


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