 |
|
Page1 first update:08/13
***幼児期から脳裏に叩き込まれたイラスト***
毎日暑いね。こうも暑いと冷たい食べ物に手が伸びがち。
やれアイスクリームだ、やれカキ氷だ、やれそうめんだ、やれ冷やし中華始めましただ、やれ冷やしラーメンだ、やれ冷やしうどんだ、やれ冷やし蕎麦だ、やれ冷やし狸だ、やれ冷やし狐だ、やれレーコだ、やれシェークだ、やれコーラだ、やれ炭酸発散バブル●ンだ、やれ冷や米・冷や麦・冷や卵だ。
暑くてやれやれ言いがちな上に、食べたくてやれやれ言いがち。
とにかくせめて体内から冷たくしようと、暑さからの一時的解放を求めて冷たいものを口にしたがる。「今日は気温19℃のつもりで・・・」なんて出来ない限り、それは当然の流れと云うもの。
ほっておけば暑くて暑くて、変な踊りを踊ってしまい尚更暑くなってしまう恐れもある。
***暑苦しい踊り***
食べたいよね。食べたいよね。惹かれてしまうよね。だって暑いもんね。
しかし今回はアイスクリームだけに的を絞って話を進めさせて頂きたい。
それもソフトクリーム。
別にソフトクリームの食べ歩きをしてうんたらどうたらほにゃらんぱと語りたいわけじゃない。
そんなにたくさんのソフトクリームを食べようと思っても限界がある。前に中野で有名なアイスクリーム屋、「何日ぶりの●●●ですか?」と言いたくなるような最高8段盛りのソフトクリームを出す店に行ったのだが4段盛りでも充分お腹いっぱい。チョコレート、モカ、キャラメル、バニラ、抹茶、アズキ、パンプキン、ストロベリー味とそんなに盛られても食べれるものじゃない。 バニラ8段なんか頼んだ日はそれは挑戦の壁と呼ばれるものとなる。
じゃあ何かと言うと、
***食べたい***
身近で言えば中規模のスーパーのイートインコーナーなで、焼きそば・ラーメン・お好み焼き・ピザにたこ焼きなんでもござれみたいな雑食フード屋の店先にあるあのソフトクリームそのまんまのディスプレイ。なんなら照明機能も付いており内側から光る。
何気なくよく見かけるその存在。無ければ無いで困らないけど、ちょこんとそいつが店先に立っているだけで、そこではソフトクリームを取り扱っていますよとさり気ないアピールがされてる。
それは私たちの中に眠る「アイスが食べたいなりマインド」を刺激し、「いっちょアイスでも食べるか!」と一時のその甘い世界に浸かりたい気分を起こしてくれる。
これが店先に置いてあって、小銭を握り締めカウンターにソフトクリームと告げて、「はっ?」と返された日にはそれこそカウンター越しのパンチことカウンターパンチを繰り出しても罪にはならない。それが出ている以上、その店では絶対ソフトクリームを取り扱っていなければならない。
散髪屋の店先にあの赤と青のくるくる回るディスプレイの変わりにこいつが立っていてはいけないのだ。もし散髪屋店内でソフトクリームを提供しているのなら全然問題はないけどね。角刈りソフトとか。
大人の社交場の居酒屋の証が赤ちょうちんなら、こちらは女・子供・一部男の人を寄せ付ける力があるソフトクリームの証。
これから次々と見ていけば貴方の周りの気温が気持ち涼しくなるという保障は一切無いし、しっとり甘い気分にもならないと思うけど、ちょこっとばかり撮り溜めて行ったものをここで挙げていこうと思う。
ただやみくもに挙げていってもつまらないので、実況アナウンスと解説という形で話を進めていこうと思う。というわけで本日の実況は私leolio(以下:レ)と、解説はフータロー(以下:フ)と21世紀人(以下:21)で仕切らせてもらいます。よろしくお願いします。
***なんの集まりなんだか***
。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜☆゜'・:*:.。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'☆゜'・:*:.。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜☆゜'・:*:.。

レ「まずはスタンダートなタイプに迫ってみましょう。」
フ「チェキラしましょう。」
21「物事がいい方に転がるといいですね。」
***食べたい***
レ「これが何かと問われたらソフトクリームとしか言い様のないくらいベタなソフトクリームですね。」
フ「スタンダートなバニラ味ですね。」
レ「綺麗な四回転捻りです。」
フ「一番上の"スッ"って感じの力の抜き方がいいです。"スッ"って抜いて"タラン"で決めみたいなね。」
レ「上に出来ている輪っかのことですね。」
フ「"スッタランの方式と呼ばれています。"スッタラン"の出来次第で、より臨場感のあるソフトクリーム感を醸し出せているかどうかが左右されます。」
レ「本物のソフトクリームでは無理ですが、ディスプレイだとあそこの輪っかに手をかけれそうですね。」
フ「ツワモノだと紐を通してじゃらじゃらと、ソフトクリームのディスプレイを繋げて腰に繋いでみて街を闊歩するとかしないとか。」
レ「そうなんですか?そんなツワモノ見たことありません。」
フ「僕もありません。あくまで都市伝説です。」
21「むしゃぶりつきたい。」
レ「続きましては・・・。」
。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜☆゜'・:*:.。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'☆゜'・:*:.。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜☆゜'・:*:.。

***食べたい***
レ「これもいい捻りっぷりですね。」
フ「はい、いい捻りです。あの"コーンの中にもたっぷりクリームがあるのよ"と思わせるコーンの上からの捻りの起点ぶりもいい感じですよ。」
レ「ああ、あのコーンの中から繋がっている感を出しているところですね。」
フ「いい捻りです。そしていいラインです。」
レ「これもまた先ほどの同じく綺麗な"スッタラン"が表現されています。」
フ「ええ、あの"タラン"の先細り感が"絞った"って感じがするじゃないですか?経営のことを考えるとあんまり余分に絞り出したくない、でも出来るだけ出してあげたい、いいですねー、経営者の心の葛藤が見えてくるかのようです。」
レ「なるほど、そうゆう見方もあるんですね。」
フ「これがねー、よほどの"スッタラン"だと、ディスプレイだと頭では分かっていても思わずその先端に口づけたくなる衝動に駆られるんですよ。」
レ「あれにですか!?」
フ「ええ、ソフトクリームの醍醐味ってあの"スッタラン"の先端に集約されてると思うんですよ。あの先端を真上から唇でこれまた絞るように舐めたいじゃないですか?なんならもっと尖らしたい。」
レ「自分で好きなように尖らしたいって気持ちは分かりますね。」
フ「ソフトクリームの美学はですね、それ自体の牛の恵みを楽しむのももちろんあるんですが、造型を好きなように変えて行くことにもあると思うんですよ。」
レ「なるほど。」
フ「捻りの流れと共に舌を這わせたい。出来ることならいつまでも鋭尖なままの形状を保ちたい。アレ、丸くなったら普通のアイスクリームと変わりませんからね、ちょっと柔らかめというぐらいで。」
レ「確かに言われて見れば、目で楽しむというのもソフトクリームにはありますね。」
フ「好きなように造型を楽しむ、目と口の駆け引きですよ。ちなみに私たちの組合ではソフトクリームの先端に口をつけることを"甘い口づけ"と呼んでいます。」
レ「そのまんまというか、いろんな意味で驚きですね。」
フ「別名"春の予感"です。」
レ「ところでフータローさんが入られてる組合ってなんですか?」
フ「NHKです。」
レ「あの?」
フ「テレビ局じゃなくて、N(仲間)H(外れの)K(会)です。仲間外れの集まりです。」
レ「ますますいろんな意味で驚きですね。」
フ「いい奴らばかりです。自分勝手なところがネックですが。」
レ「性格的にそれが一番ひどくないですか?」
フ「言い変えればシャイなんですよ。」
レ「物は言いようですね。」
フ「物は捕らえようです。」
21「小野妹子は芋ではありません。」
。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜☆゜'・:*:.。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'☆゜'・:*:.。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜☆゜'・:*:.。

***食べたい***
レ「これは五回転捻りですか?」
フ「はい、見事な五回転です。思わず蛇のとぐろさえ思い浮かびます。」
レ「コーンのタイプも先ほどの短足安定型から、えらくスマートなものとなっていますね。」
フ「ですので単体では立てずに、後ろのソフトクリームスタンドの二点支えによって立っている状態です。しかし綺麗なフォームですよ。」
レ「先ほどまでのコーンは底が平たいんですよね。」
フ「ええ、こちらは"スッタラン"も先細りならコーンも先細りです。これは本物のコーンならば、食べてる途中で溶け始めたら底をかじってクリームをちゅうちゅう吸いたいところです。」
レ「ちょっと食べ方は上品ではありませんが、暑い日の炎天下ならばそれも致し方ないです。」
フ「尖ったコーンならではです。」
レ「さすがに五段あるだけあって、一段一段が細めですね。」
フ「でもいいマット感してますよ。排気ガスの粉塵による汚れた感じもなかなか。」
レ「長いことここで立って頑張っていたんでしょうね。」
フ「ソフトクリームアピールのために雨の日も風の日も彼は立っていたんですよ。その細い体で。」
レ「ん?考えてみれば後ろのソフトクリームスタンドの方がえらいんじゃあないですか?」
フ「いい話っぽく持って行こうと思ったのに水を差さないで下さい。」
レ「あっすいません。」
フ「またこれですが尖ったコーンの長さと五段盛りによって結構なタッパがあるんですよ。」
レ「ああ分かります。」
フ「そこら辺の幼子なら見上げてしまう感じです。」
レ「そうなんですか。」
フ「ええ、ですから子供に対するアピール感は大きなものとなってます。」
レ「と言いますと?」
フ「愚図ります。これだけアピールされるとソフトクリームの魅力に勝てずに必ず愚図ります。そして親を困らせます。」
レ「なるほど、そこまで読みますか?」
フ「深いんです。造型もさることながら、本質はいかにアピールするかですから。」
レ「ただでさえ魅力的ですもんね。」
フ「困った子になると"これ自体"が欲しいと泣きじゃくります。」
レ「このソフトクリームのディスプレイ自体をですか?」
フ「はい、親の困りっぷりたら、子供以上に泣きそうです。」
レ「これって普通のご家庭でも買えるんですよね?
」
フ「ええ買えるみたいですけど、買った後多分後悔しますよ。いくらソフトクリーム好きでも一時的な衝動で突拍子もない物を買うべきじゃありません。家の中でソフトクリームの存在をアピールしても仕方ありませし、ランプとして使おうにもにっちもさっちも行きませんしね。」
レ「お母さんの怒る顔が目に浮かびますね。」
フ「あんまり言うと、今我々がコメントしていること自体を否定することにも成りかねますのでここまでにしましょう。」
レ「はい、これからまだ続々出てきますので。」
フ「気を取り直して次行きましょう。」
21「いつ本物食べさせてくれるん?」
。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜☆゜'・:*:.。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'☆゜'・:*:.。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜☆゜'・:*:.。

***食べたい***
レ「これは美味しそうですねー。」
フ「おっ、素直な感想が出ましたね。」
レ「ええ思わず口に出てしまいました。」
フ「味の記憶に呼びかけることが出来るディスプレイはいいディスプレイですよ。これを見たらソフトクリームの味を思い出してしまいます。」
レ「本物のソフトクリームみたいじゃないですか?」
フ「職人技を感じますね。leolioさん、このディスプレイにはバックグラウンドがあるんですよ。」
レ「と言いますと?」
フ「このディスプレイですね、店先に置いてあったわけじゃないんですよ。」
レ「ほう?」
フ「このディスプレイを置いてる店って、メインの国道・県道からちょっと奥まったところに店舗があるんですよ。」
レ「ふむふむ。」
フ「ですので、せめてこのソフトクリームのディスプレイだけが国道に出て、"店がこの細い道を曲がったところにありますよ。通り過ぎないで!!"というアピールをしているんです。」
レ「なるほど、この子はソフトクリームのアピールだけではなく、不遇な立地条件下の店自体のアピールをしているわけですね。」
フ「その通りです。空に時々上がってるバルーンのようなものです。」
レ「それほどのものですか?」
フ「それほどのものです。」
レ「立っている本人も必死でしょうね。」
フ「ある意味、この子の責任というのも重大です。」
レ「作られたときはここまで重い任務を背負わさせられるとは本人も思っていなかったことでしょうね。」
フ「またこの表面を見て下さい。薄い溝が幾線も彫られているでしょう?」
レ「本当ですね、一盛りごとにさらに薄い溝が入ってますね。これは転がしたときの空気抵抗を考えて彫られたとか?」
フ「いえ、ジェットストリームは全く関係ありません、着眼点が皆目見当違いですよ。寝言は寝てから言って下さいね。これはフリーザーから搾り出したときの跡を表しているんですよ。」
レ「ああなるほど、そういえばそうですね。」
フ「いいですね、繊細かつダイナミックな造型、そして3D。
本当に今絞り出したかのようですよ。」
レ「今まで検証して来たのはだいたいクリームが丸みを帯びてましたよね。」
フ「ええ、フリーザーから搾り出してほんの少し時間が経ったものかもしれません。これはフリーザーから絞りたての生の臨場感さえ漂っています。」
レ「コーンの上にくるくると絞り出して、ソフトクリームスタンドに差して"はい、バニラソフトご注文の方!"ってお店の様子が浮かびますもんね。」
フ「ええ、なんてったってお店自体のアピールを背負ってるからには、中途半端なディスプレイじゃ任務を果たせませんよ。」
レ「"こんなソフトを出すお店なのよ、なんならうどんも出すわ!"と言ったお店の意気込みが伝わってくるかのようです。」
フ「お店が繁盛することをleolioファミリー一同願っています。」
21「うどん一丁。」
Page2こと、次は貼り物ソフトシリーズ。
|  |